新型コロナに負けるな!「ファッションの力」 Vol.17
2020.04.14
FASHION

#stayhome充実化計画。JW アンダーソンのユニークな3つの取り組み

新型コロナに負けるな!「ファッションの力」とは…

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、国民の外出禁止令が出ているイギリス。ボリス・ジョンソン首相までもが感染したというニュースは、世界にさらなる衝撃を与えた。

そんなイギリス・ロンドンを拠点にしたブランド、JW アンダーソンは、人々の生活を支援すべく、3つのユニークな取り組みを始めている。ひとつずつ追いかけてみよう。

① 家にいることができない人も助けよう!

「#stayhome」が叫ばれるなかでJW アンダーソンは、家を持たない人々をサポートすることが何よりも重要と考え、4月末まで、公式eコマースの売り上げの10%を「akt」に寄付すると発表。

「akt」のドネーションページ。もちろん直接寄付することもできる。

「akt」とは、ホームレスに加えて、家、雇用、教育、職業訓練などを受けられないLGBTQ及び若者のサポートを目的に設立された英国のチャリティ団体だ。「#stayhome」する場所がない人はどうすればいいのか? を起点にサポートを考える視点がユニークだ。

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②今なら聞けないことが聞けちゃいます

日本でも人との接触を8割は減らそうと言われているが、新型コロナウイルスに勝つために人は孤立を余儀なくされている。でも、コミュニケーションを絶やしてはいけない。そのためにローンチしたのがコレ。デジタル上でのQ&Aコンテンツ「JW(Q&)A」だ。

ブランドロゴに、Qと&が加わったユニークなデザインがアイコンだ。

これは、ブランドに纏わるクリエイターをゲストに招き、SNSを通して質問を募集。モニター越しにゲストが答えてくれるものだ。

初回のゲストは、著名なフォトグラファー兼フィルムメーカーのタイラー・ミッチェル。今後はファッションジャーナリストのティム・ブランクス氏やアーティストのジャスティン・ヴィヴィアン・ボンドなどが登場する予定。

家にいながら第一線で活躍するクリエイターとコミュニケーションを取ることで、脳は活性化するに違いない。

 

③90年代のヒップホップ・アンセムで踊ろう!

TikTokを通して「#stayhome」をポジティブに捉えようという企画 「#JumpAround」。

参加は世界どこでも、2人組みならOK。音楽に合わせてベッドやソファー、庭などで飛び跳ねる映像をハッシュタグ #JumpAround を付けて投稿することで、JW アンダーソンのバッグが当たるチャンスがあるというものだ。

サイトにアクセスすると90年代を代表するヒップホップアンセム、ハウス・オブ・ペインの「JUMP AROUND」に合わせて楽しく飛び跳ねるキャンペーン動画が確認できる。

音楽的な相性としては、当時を知るオーシャンズ世代は有利かもしれない?

 

重苦しい空気が充満した今の世界を、視点を変えてエンジョイしようというJW アンダーソンからのメッセージ。日本でも多くの共感を得ることになりそうだ。

新型コロナに負けるな!「ファッションの力」
ファッションは気持ちをポジティブに変換するエネルギー。だからオーシャンズはファッションが好きなのだ。猛威を振るう新型コロナウイルスにも、ファッションは果敢に立ち向かう。自分たちの出来ることを見つけてアクションを起こすブランドやショップをリスペクト。そうした動きを少しでも多くの人に届けるために、オーシャンズは「ファッションの力」を記録する。上に戻る

長谷川茂雄=文

# STAY HOME
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