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2020.02.02

ファッション

レッド・ウィングによる夢のカスタマイズサービスを名だたる業界人が実験中!

ここ数年続くスニーカーブームのど真ん中にいながら、今本当に履きたい靴について考える。その答えのひとつとして再び熱視線を集めているのがレッド・ウィングだ。その兆しを感じている人、少なくないのでは?
今、ファッション業界人の間でも、レッド・ウィングが再燃の兆し。彼らの多くは、現在、内容の拡充準備が進められている直営店限定のカスタマイズサービスを一般に先駆けて体験。自らのこだわりを投影した、実験的なカスタムを楽しんでいた!
レッド・ウィング公式カスタムは2020年度中にさらに進化する予定!
レッド・ウィング公式カスタムは2020年度中にさらに進化する予定!
夢のカスタマイズサービスが現実になる日は近い
東京、大阪、仙台の国内直営店には、ショップで購入したブーツや手持ちのレッド・ウィングをカスタマイズすることができる、魅力的なサービスがあるって知ってた? 店頭に用意されている多種多様なアウトソールから好みのタイプを選んで張り替えることができ、これまでもコアなファンを中心に好評を博してきた。
さらに今後は、ソールのバリエーションを充実させるとともに、ミッドソールやアイレットも選択できるよう準備が進められている。本年度中のローンチに先駆け、ブランドと親交のあるファッション界のインフルエンサーたちがイチ早く体験したようだ。
既製品とはひと味もふた味も違う、自分だけのレッド・ウィングを手に入れられるだけに、今から期待せずにはいられない。

 

「早速ヘビロテ中。夏は短パンに合わせたい」

スタイリスト 熊谷隆志さんのカスタムブーツ/レッド・ウィング
スタイリスト 熊谷隆志さんのカスタムブーツ
「レッド・ウィングとの出会いは高校生のとき。当時ブームだった渋カジスタイルに『#877』を合わせていました。以降、新旧さまざまなモデルを履き、今でも20足ほど所有しています。僕は色を多用したスタイリングが好きなので、今回はそうしたコーディネイトにも馴染みやすいブラックをチョイス。
「アイリッシュセッター 6インチ ラウンドトゥ #8165」レッド・ウィング
ベースは「アイリッシュセッター 6インチ ラウンドトゥ #8165」
シューレースやアウトソールまで黒でまとめつつ、武骨なラグソールでなく、通常はポストマンシューズに使われる軽量でクッション性に優れるフラットなクレープソールに張り替え、履き心地を向上させました。ただし重厚な印象になりすぎないよう、ミッドソールは軽快感のある白を選んだのもこだわりです」。
 

「ヘリテージブーツ界のスニーカー的存在です」

「8インチ モックトゥ #877」レッド・ウィング
ベースは「8インチ モックトゥ #877」
ネイバーフッドデザイナー
滝沢伸介さんのカスタムブーツ
ネイバーフッドデザイナー 滝沢伸介さんのカスタムブーツ
「昔からオートバイに乗ることが多かったので、初めてのレッド・ウィングはスチールトゥのエンジニアブーツ#2268でした。20歳そこそこだったと記憶しています。今回のカスタムではシューレース&アイレット、ウェルトの仕様、ミッドソールの色など随所を変更しました。
なかでも一番の特徴は、レースアップの面倒を解消すべく、クイックに脱ぎ履きできる着脱可能なジッパーユニットを取り付けた点です。まだ試作段階とのことですが、アッパーと同素材のため違和感なく収まっているところが気に入っています。レッド・ウィングは、本格ブーツブランドとしては比較的プライスが抑えられており、ヘリテージカテゴリーのスニーカー的な存在ですよね」。
 

「思い出の一足を、ほんのりスポーティな印象に」

ファッションキュレーター 小木“Poggy”基史さんのカスタムブーツ/レッド・ウィング
ファッションキュレーター 小木“Poggy”基史さんのカスタムブーツ
「『#8167』は、’90年代にボロボロに履き潰すまで愛用した思い出のブーツ。その郷愁に惹かれたのもベースモデルに選んだ理由ですが、王道であるブラウンレザーのモックトゥより品良くクリーンなイメージもあり、最近の自分のファッションにも合わせやすいと考えました。ただし既に完成されたデザインなので、それをリスペクトしながら本来の魅力を崩さぬよう控えめにカスタム。
「アイリッシュセッター 6インチ ラウンドトゥ #8167」レッド・ウィング
ベースは「アイリッシュセッター 6インチ ラウンドトゥ #8167」
標準装備のミッドソール&アウトソールの間に、追加でダークブラウンのミッドソールを挟み込むことでライン状に見せ、スニーカーにも通ずるスポーティな雰囲気を添えました。併せて、シューレースをラインと同系色に替えて統一感を出しているのも、さりげないポイントです」。
 

レッド・ウィングに注目するセレブリティたちが大集合した2019年末の夜

昨年末、東京・青山店にてフラグメント デザインとのコラボレーション発表も兼ねて開催された一夜限りのイベント「RED WING SHOE ICON NIGHT」。
昨年末、東京・青山店にてフラグメント デザインとのコラボレーション発表も兼ねて開催された一夜限りのイベント「RED WING SHOE ICON NIGHT」。会場には110年以上の歴史を誇るレッド・ウィング社が手掛けた100足に及ぶアーカイブコレクションが一堂に会し、多くの来場者を沸かせた。
最も古いものだと’50年代製の「#877」、あるいはエリック・クラプトンとのレアなコラボレーションモデルなどに特に注目が集まった。そこに花を添えたのがレッド・ウィングの愛用者でもある名だたるセレブリティたち(写真下参照)で、その夜集まった皆がブーム再燃の予兆を感じ取った。
[左上]DJ DARUMAさん、[右上]ユニオン トーキョー ストアマネージャー LONO3さん、[左下]俳優 水上剣星さん、[右下]俳優村上 淳さん
[左上]DJ DARUMAさん、[右上]ユニオン トーキョー ストアマネージャー LONO3さん、[左下]俳優 水上剣星さん、[右下]俳優村上 淳さん
 
清水健吾(人物)、高橋絵里奈(静物・取材)=写真 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク いくら直幸=文


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