オーシャンズ デニムキャンプ 2019 Vol.45
2019.11.17
FASHION

デニムな男たち必見。PR女性による「マイベストジーニスト2019」は誰だ?

オーシャンズが恒例特集「街角パパラッチ」を開始したのは2010年2月号(2009年12月発売)。そのなかに、プレス女性たちが放談する「デニム男子にモノ申す!」なる座談会企画があった。スナップさせていただいた人たちを言いたい放題ぶった斬り、SNS時代であったならば炎上必至だったはず……。それから10年。男のデニムはどう変わったのか? 当時ご登場願ったうちの3名が再集結。過去のスナップ号を広げつつ、今回も自由にモノ申す!

 

登壇いただいたのはこちらの3名!

熊倉麻美さん
リエート代表。当時お勤めの大手PR会社より独立して、ブランドコンサルティングやPR業務などを行う会社を経営。デニムを含む海外の有名ブランドを多数扱う。
富瀬和美さん
ファションを中心に、旅、飲食などライフスタイルに関連するブランド&企業のPRをサポート。デニム商社に10年勤めていた経験から、豊富なデニム知識を持っている。
岡泉智子さん
フリーランスのマーケティングプランナー。ファッションからスキンケア系ブランドまで幅広いジャンルのPRやブランディングを担当。その手腕はデニムブランドでも振るわれる。

 

前編(FILE1〜5)後編(FILE6〜10)を読む。 

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決定、マイ・ベスト・ジーニスト2019!

女性陣が選ぶ、オーシャンズのベストジーニストは?

ーーきっついお言葉ばかりをいただいたのでフラフラです。最後に、迷えるデニムおじさんを勇気つける意味でも、どんなデニムが格好いいのか、教えてください!

熊倉 おじさんとブラックデニムは、相性がいいと思う。インディゴのアクの強さが軽減されて、色落ちしていてもグレーになっていくから、そのあたりもマイルド。

富瀬 その色みが結構重要だね。黒デニム&革ジャンでハーレーにまたがるような世界観だと、男クサすぎてしまう。たじろぎますね、圧が強すぎて。

ーーモードな黒、あるいは、ツヤツヤした黒はいかがでしょう。

熊倉 そうじゃないんだよね。

岡泉 ナチュラルにはいてほしい。

富瀬 私は、白もいい。清潔感ポリスとしては。

岡泉 私も! この人みたいにさりげなく上品なのがいい。

マディソンブルーのショップスタッフ・小山理人さん。

熊倉 マディソンブルーのスタッフさんですから、その辺はさすがですね。

ーー黒に白。デニムの魅力はインディゴだけじゃない。ということがよくわかりますね。

富瀬 いろいろな服を着てきたからこそ、インディゴ一辺倒じゃなくて、冒険をしていったうえで自分らしいデニムを選んでいる。そういう人が素敵に思えます。デニム・オン・デニムみたいなのもいいですね。

ーーデニム・オン・デニムはワイルドと背中合わせですけどね。

富瀬 そこで、清潔感が大事になるんです!

岡泉 私は、前に少し触れましたけど、細いテーパードを自然にはいている人が好き。

熊倉 Gジャンをコートにインするようなレイヤードもいいよね。デニムの武骨さを理解しているから、あえて「挿しデニム」にすることでインティゴの味を楽しんでる。

ーーこれからのデニムはどうでしょう?

熊倉 クリースが入っていたり、トラウザー型だったりと「デニム見え」しないものはますます市民権を得るようにも思います。パンツが多様化しているなかで、絶対デニム!みたいに肩肘張らず、シルエットや素材感がいいから、ひとつの選択肢として選んだ、くらいの自然さではけるデニム。

デニム見えしないスラックスタイプ。平山祐介さんの私服姿に、女性陣も「いい!」と大絶賛だった。

富瀬 お店に行ってきちんと時代と、今の自分にデニムをアジャストさせるのがいいと思います。ネット時代だからこそ、ショップでの体験を!

岡泉 ストローおじさん、浮き輪おじさんにならないように!(※詳細はこちらの記事で)

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お気に入りのデニムセレブもアップデート?

10年経ち、それぞれの好きなデニムセレブに変化はあったのだろうか?

ーー10年前の座談会で、お気に入りのデニムセレブを挙げていただきました。熊倉さんは、コリン・ファレル。富瀬さんは、ジョニー・デップ。岡泉さんは、ブラッド・ピットでした。当時と変わりましたか?

富瀬 いやぁ。なんか恥ずかしい気もする。ジョニー・デップ自身は、今も全然変わってないけど、私の趣味が変わってしまった。もう、いいかな。当時のデップをいまだに追いかけている人がいたらイタイけど。今は、誰だろう。相葉雅紀くんには飾らないお洒落さを感じますね。

熊倉 私は今でもコリン・ファレルは好きですよ。ブラックデニムなんかをはいて、キレイ目になっていて、上手に年を重ねている感じがする。アップデートされてますね。本当に好きなのは、ヒュー・ジャックマン。体格がいいからデニムも似合う。

岡泉 ブラピも変わらずに格好いいな。でも、富瀬さんが相葉くんというなら、私のほうがファン歴は長いよ(笑)。

富瀬 じゃあ、先輩にお譲りします(笑)。熊倉さんがジャックマンなら、私は、コリン・ファレルにしたいかな。

岡泉 私は、ベッカムにします。格好よく年を重ねているから。

ーーセレブたちのデニム姿も、きちんとアップデートされていなければNGなんですね。なるほど。

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マイ・ベスト・ジーニスト賞!<スナップ編>

座談会もいよいよ終盤に。本日の締めくくりとして最新スナップから、それぞれの琴線に触れたベスト・ジーニストをピックアップいただいた。

熊倉賞「ダークトーンで上手にまとめているところが高評価」

2019年9月号に登場した佐藤裕司さん。

熊倉 「デニム見え」しないところが好き。ダークトーンで引き締めているのもポイント高いです。お洒落すぎない自然体な雰囲気もいいですよね。丈のバランスや渡りの太さ、サイズバランスも今どき。デニムに革靴という組み合わせもいい。この人の10年後も見てみたいです。

富瀬賞「デニムにシャツのタックインが“清潔感”たっぷり」

2019年2月号に登場した野村智英さん。

富瀬 ザ・清潔感。シャツのタックインもいい感じ。アクアスキュータム、グッチ、リーバイス、クロケット&ジョーンズという統一感があるようなないような、ブランドの選びも自分の審美眼があるからこそ。素敵にまとめていると思います。

岡泉賞「潔いロールアップデニムが好印象」

2019年2月号に登場した田月大介さん。

岡泉 ダッフルコート一枚をさらりと羽織っているだけでキマっているのはサイズバランスがいいから。ロールアップも潔くて、好感がもてます。これで逆に折り返してなければ、裾にたまってしまうはず。デニムにスリッポンというチョイスも気取ってなくていいですね。

ということで、女子受けするなら……

・こだわりよりも清潔感。

・サイズ感にも気を配る。

・色みも大事な要素。

この3カ条をお忘れなく! お洒落なデニムおじさんを目指そうぜ!

 

恩田拓治=写真(取材) 髙村将司=取材・文

# デニム# 座談会# 街角パパラッチ
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