2019.08.29
FASHION

ロンハーマン日本上陸10周年!バイヤーが語るトップスの魅力

カリフォルニア発のスペシャリティストア、ロンハーマンは2009年に日本初上陸。一貫して、アメリカ西海岸らしい、派手に着飾らず、上質でリラックス感のあるスタイルを提案してきた。
そして今年で日本上陸10周年! 大量にリリースされる記念アイテムの魅力をバイヤーに直撃取材。ロンハーマンとタッグを組んだブランドとの試行錯誤を知ればますますこの店に恋をする!?

TANGTANG
「タンタン フォー ロンハーマン」のTシャツ

「タンタン フォー ロンハーマン」のTシャツ
胸に10年という意味の「DECADE」の文字をドカンと。ロンハーマンのキーカラーであるホワイト→ネイビーのグラデーションで10色展開する。グラフィックの配置はタンタンがたびたび用いる定番デザインを採用。裾には記念ロゴが。各7000円/ロンハーマン 03-3402-6839

「ロンハーマンといえばTシャツは無地が基本。それゆえグラフィックTシャツはとても気を使いながらバイイングしています。そんな中、お付き合いしているのがグラフィックに定評のある日本ブランドのタンタンです。我々は、7割を上質でシンプルに、3割で遊ぶ、といったスタイルでバイイングしています。その“遊び”にこのブランドを取り入れたいと思いました。

タンタンのデザインは紐解けば必ず面白い意味が込められており、なおかつ洒落が利いている。日本人でこんなにグラフィックデザインが秀逸な人はいない、と言っても過言ではないですね。今回は代表的なデザインを用いた10周年記念モデルを製作してもらいました。10年を意味するレタードに、10色のグラデーションという、まさにタンタンらしい遊び心に溢れた仕上がりです」。(ディレクター・鈴木康広)

 

Maison Margiela
「メゾン マルジェラ フォー ロンハーマン」のスウェット&Tシャツ

「メゾン マルジェラ フォー ロンハーマン」のスウェット&Tシャツ
メゾンのアイコン的アイテムであるエイズTシャツのパターンを用いた無地のTシャツとスウェットを、互いのブランドカラーであるホワイトで作製した。日本上陸10周年と、メゾンのブランドタグのメンズライン10番をかけたスペシャルネーム!スウェット6万1000円、Tシャツ2万9000円/ともにロンハーマン 03-3402-6839

「シンプルだけど気が利いている。さらっと男が身に着けられて、サマになるものを作っているというイメージのメゾンです。しかも毎シーズン、その“シンプルさ”をしっかりとアップデートしている。それはマルジェラにしかできないことだと思います。そのブレないコンセプトに我々も惚れ込み、オープンから10年ずっと大事にしているブランドのひとつです。

今回は定番のアイテムをお互いが大事にしているホワイトカラーを使って仕立ててもらいました。加えて絶妙に洗いもかかっていて、おろした瞬間からクールに着ることができる魅力を備えた別注になりました。さすが、“シンプル”を自分たちのデザインとして昇華できる唯一の存在です」。(バイヤー・小泉詠太)

 

Ron Herman
「ロンハーマン」のTシャツ

「ロンハーマン」のTシャツ
ワイドシルエットなボディの胸に、誰もが知っているポーズのミッキーが。プリントのヒビ割れなど、ヴィンテージのような風合いもタマラナイ! 各1万6000円/ロンハーマン 03-3402-6839 ©Disney

「ロンハーマンの拠点であるカリフォルニアを象徴するキャラクター、ミッキー。Tシャツを飾る主役にはやっぱり彼しかいない!という思いで手掛けました。アニメーションものの中でも、男が着ても違和感がないのがミッキーの良さですよね。

カワいいキャラクターでありながらも、ファッションとしてもハマるという稀有な存在。しかもその感覚は世界中で共有されている。そんなミッキーをウチらしくストレートにデザインしました。上質なスタイルのハズしとしても使ってほしいですね」。(バイヤー・小泉詠太)

 

DESCENDANT
「ディセンダント フォー ロンハーマン」のプルオーバー

「ディセンダント フォー ロンハーマン」の プルオーバー
ディセンダントの定番アイテムを別注カラーのサプレックス ナイロンで作製。落ち着いたパープルカラーにロゴが利いたデザインとなっている。右腕部分にもコラボの証があり、ダブルネームと国際信号旗がパープルボディに利いている。1万8000円/ロンハーマン 03-3402-6839

「デビュー当時からバイイングしている数少ないブランドです。西山徹さんが表現する家族をテーマにしたモノ作りに惚れ込みました。本作のように動きやすくも、クールなルックスがまさにその表れ。そしてデザインの一つひとつに意味があり、ただのシンプルな服にはない温かみがあります。

そして家族はロンハーマンにとっても大切なテーマ。家族と過ごす時間も格好良く、楽しく過ごせる服こそ、本当に必要なものではないでしょうか」。(ディレクター・鈴木康広)

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WTAPS
「ダブルタップス フォー ロンハーマン」のTシャツ

「ダブルタップス フォー ロンハーマン」のTシャツ
「WTVUA」や「DESERT STORM」、ブランドネームなどのレタードTを一度裁断してからリメイクするという、手の込んだ仕様のTシャツ。背面の裾部分には別注を表す双方のダブルネームがプリントされ、10周年を祝っている。各1万4000円/ロンハーマン 03-3402-6839

「日本ブランドの中でもアプローチの独自性が高いと思います。ミリタリーアウター、グラフィックTシャツ、ヴァンズとのコラボなど、すべてのデザインに意味とストーリーが存在し、このブランドにしか表現できない確かな魅力が詰まっています。

なおかつ、今回のリメイクTシャツにも見られるように、丁寧なモノ作りも光る素晴らしいブランドですよね。’90年代のストリートを生き抜いているブランドは数あれど、今も格好良く続けているのはダブルタップスだけな気がします。ラグジュアリーブランドのように、これからも長く愛され続けるでしょうね」。(ディレクター・鈴木康広)

 

OAMC
「オーエーエムシー フォー ロンハーマン」のスウェット&Tシャツ

「オーエーエムシー フォー ロンハーマン」の Tシャツ&スウェット
インラインとは別に展開する数量限定のユニフォームラインのものをベースにした特別デザイン仕様だ。スウェットのスリーブ、Tシャツのショルダーには、それぞれ10周年の記念ロゴが入る。スウェット4万5000円、Tシャツ2万4000円/ともにロンハーマン 03-3402-6839

「男性は作り手のバックボーンに惹かれるところがあると思います。このブランドに関しても、2014年のデビュー当初から魅了されっぱなし。

デザイナーであるルーク・メイヤーがヨーロッパを拠点にモノ作りと向き合って生まれたブランド。多種多様なカルチャーに触れた人が作る洋服は、美しくエレガントな一面もありながら、絶妙な遊び心も垣間見えて面白い。時のブランドでありながら、ベーシックに合わせられる洋服が魅力で、今回の別注もシンプルながらレタード&ロゴ使いが利いた仕上がりです」。(バイヤー・小泉詠太)

 

ロンハーマンの定番も見逃せない!!

ロンハーマンの魅力は10周年を記念したモデルだけにあらず。これまでの10年間愛され続け、そしてこれからも変わらないであろう、彼らが作ってきたベーシックウェア。この気持ち良さよ永遠に!

ロンハーマンの定番「グレースウェット」
オリジナル生地を使用し、時代に左右されないシンプルなスウェット。男らしい表情でありながら、吊り編み機による素材は、空気を含んだような柔らかさが魅力だ。しかも適度なコシを備え、洗っても縮みが少なく型崩れしにくい!パンツ2万6000円、スウェット2万4000円、パーカ2万7000円/すべてロンハーマン 03-3402-6839

「一般的なファッションに求められるのは着飾ることだと思いますが、僕らはシンプルが最優先事項。ラフなスウェットやTシャツ、デニムで格好いい大人になろうというのがロンハーマンの発信したいメッセージです。そんなルーツを表現したものがこれらの定番。

ロンハーマンの定番「無地Tシャツ」
試行錯誤を繰り返し、1枚でもサマになり、インナーにしてもゴワつかないちょうどよい肉感を追求。毎日着てもらいたいという思いからできたVとクルーネックのTシャツだ。綿100%のふんわりとした肌触りはヤミツキになる人が多いのも納得。各5800円/ロンハーマン 03-3402-6839

ヘザーグレーのスウェットや、上質なTシャツは、男のワードローブとして必要不可欠なものと僕らは捉えています。それを形や素材にこだわりながら、丁寧に作り続けてきました。まずこれらのアイテムで我々の哲学を知ってほしい。10年間変わらず、愛され続けてきたものですからね」。(ディレクター・鈴木康広)

 

大志摩 徹=写真 来田拓也=スタイリング 黒澤卓也=編集・文

# ダブルタップス# ディセンダント# メゾン マルジェラ# ロンハーマン# Tシャツ# スウェット# 日本上陸10周年# 記念アイテム
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