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2019.03.07

ファッション

名作のエッセンスを取り込み、ファン垂涎の「幻のコンバース」がアップデート復刻

コンバースの「チャックトグル」が復刻される。
そう聞いて「おおっ!」と反応したアナタは相当なスニーカー好き、もしくはアメカジ好き、もしくは古着好きだろう。
1万5000円/コンバース × フイナム 古着サミット(ビームス www.beams.co.jp/
名作「オールスター」をベースに、履き口を紐で絞るという斬新なデザインが話題となったチャックトグル。2000年代初頭にイギリスで発売され、世界的な注目を集めた「幻のコンバース」だ。
当時日本の若者たちもすぐに反応したものの、残念ながら国内流通はなし。生産が終了して以降は復刻されることもなく、幻として語り継がれていた代物。それが、ここにきてついに復刻されるのだ。しかも、かなりスペシャルな仕様を携えて。

トウバンパーに星パターン…って、もしや!?

当時、流行したモックタイプのデザインが新鮮。
オリジナルのアッパーはスムースレザーだったが、復刻版は90年代の「ワンスター」をイメージしてスエードに変更。ソールのラインも赤から黒へとアレンジし、かなりシックな仕上がりに。
それだけではない。さらに細かなディテールを見てみると、古着好き垂涎の仕掛けが実に満載なのである。
アウトソールも星パターンで、インソールは「ジャックパーセル」で用いられたデザインを踏襲した。
トウバンパーとアウトソールは、70年代に登場した「コーチ」の星パターンを採用。インソールは“影の名作”との呼び声高い80年代製「ジャックパーセル」のデザインを踏襲。ヒールには「チャックテイラー」の黒ラベルを配し、ヘリンボーンテープが貼られている。
ヒールには「チャックテイラー」で使われていた黒パッチを採用。
そしてオーシャンズ世代なら、先程からチラチラ見えているゴールドのボックスにも目がいっているだろう。お察しのとおり、1980〜90年代初頭にかけて使用されていたシルバーのボックス、通称「銀箱」からインスパイアされたものだ。
復刻版は「銀箱」ではなく、「金箱」に生まれ変わって復活。
とにかくこだわりが一足に凝縮されたスニーカーだが、それもそのはず。実はこのチャックトグル、原宿のヴィンテージショップ「ベルベルジン」のディレクター藤原裕さんや、「ミスタークリーン横浜」を営む栗原道彦さんなど、名だたるヴィンテージ好きがウェブマガジン「フイナム」の企画で集まって作られたものだから。
にしても、こんなワガママ放題な復刻、よく形になったなぁというのが正直なところ。
ビームスなどでも取り扱われる予定で、発売日は4月27日(土)。ビームスでの先行予約は3月15日(金)からスタート。即完は確実なので、ステイゴールドでありたい37.5歳は、我先にこの金箱を手にすることを勧めたい。
 
[問い合わせ]
ビームス オフィシャルサイト
www.beams.co.jp


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