自分らしいメガネ、それはきっとパーソナルな部分にあると思う。仕事、趣味、ファッションの好み……数あるメガネから自分らしい1本を選び、シーンや気分に合わせて楽しく“着替える”。
「プライベートでも仕事でも、これまでにたくさんのメガネやサングラスを掛けてきた」と話すのは、平山祐介さん。モデルであり俳優でもある平山さんが、自由な意思と感覚でメガネを楽しみ尽くす。
平山祐介さん (47歳)職業: モデル/俳優
趣味: バイク、読書
愛車: ジープ「チェロキー」
好きな服のテイスト: スポーツ、モード
ひらやま・ゆうすけ●1970年生まれ。’95年にモデルとしてデビュー。以降、雑誌や広告などで幅広く活躍。俳優としての活動も忙しく、昨年はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』をはじめ多くのTVや映画などに出演。普段の彼も実に男らしく、趣味はバイクにキックボクシング。空手や居合は有段者。それでいて待ち時間には静かに文庫本を開いていたり……本誌の撮影でも目にするそのギャップが格好良い男なのだ。
「背景にバイクの匂いがするメガネ、いいですね」
大型バイクで颯爽と撮影現場に現れることもある平山さん。
「正直、乗るときにメガネやサングラスを掛けることはあまりないんだけど、バイクの気分が薫るメガネにはやっぱり惹かれる。太セルのウェリントンっていう、クラシックなフォルムも好み」。
バイク愛好家としても知られるデザイナー、タミー・オガラがその想いを注ぐブランドだけに、漂う“バイク感”は本物だ。
「大切な時間に静かに寄り添うクラシックなツーポイント」
「趣味の読書、仕事の台本読み。いずれにしても掛けたときの違和感が少ないものがいい。だから、 こんな軽量なリムレスのツーポイントなら視界を遮ることなく内容に集中できると思う」。
知的なイメージへと導いてくれるクラシックなデザインについても「この年になったからこそ、自信を持って掛けられるようになってきた」とコメント。
「プライベートでも仕事でも、 これまでにたくさんのメガネやサングラスを掛けてきた。 定番ブランドのものから知る人ぞ知るブランドのものまで。 なかでもモードブランドのものは特に気になります」。
天地幅の広いウェリントンは平山さんの存在感にもマッチしている。
「遠目に見ると普通のボストンだけど、近くで見ると凝った作り。そういうギャップを楽しみたいから、たまにこんな“色気”のあるモードなメガネに着替えます」。
次回は平山さんがサングラスに“着替える”ので、こちらもご期待を。
清水将之(mili)=写真(人物) 菊池陽之介=スタイリング SHUTARO(vitamins)=ヘアメイク