日本が誇る世界的なメーカーのSONY。誰もが一度はSONYの製品を手に取ったことがあるのではないでしょうか。
特にワイヤレスイヤホンは高性能のモデルが揃っており、音楽好きからの人気を集めています。
新製品も続々と登場し、種類も多く、どのワイヤレスイヤホンを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そこで、この記事ではSONYのワイヤレスイヤホンについて詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んでいただき、よい音を持ち運べる日常を手に入れてください。
ソニー(SONY)のワイヤレスイヤホンの魅力とは?技術的な特徴
SONYのワイヤレスイヤホンには数々の最新機能が搭載され、クオリティが高水準なのが魅力です。ハイレゾ対応やノイズキャンセリングなど、良い音を聴くための多くの機能を搭載したSONY独自のモデルが発売されています。
日本のメーカーということもあり、日本人の耳に合ったコンパクトかつ軽量な設計で持ち運びにも便利。価格帯も安価なエントリーモデルからプロフェッショナルなモデルまで幅広く、ラインナップが豊富なので、自分に合ったものを選ぶことができるでしょう。
ハイレゾワイヤレス(Hi-Res Wireless)
ハイレゾとは「High Resolution(高解像度)」の略語で、何と比べて高解像度なのかというと、最もわかりやすいのがCDです。CDでは入りきらなかった音の情報量をたくさん持っていて、原音に近いリアルな臨場感や立体感、音の奥行きなど「生音の近さ」が魅力であり、アーティストの息づかいやライブの空気感などがきめ細やかに表現されています。
音楽をより感動的に体感することができるでしょう。
ノイズキャンセリング(Noise Cnaceling)
ノイズキャンセリングは、文字通り「ノイズ(周囲の雑音)」を「キャンセル(打ち消して低減)」させる機能です。イヤホンを装着して音楽を聴くときに外部の騒音を低減させ、クリアなサウンドで音楽を楽しめることができます。
通勤や通学時の雑踏や、家庭での家電製品の機械音などリラックスや集中を妨げることがありますが、このノイズキャンセリング機能を使うと外部の音に邪魔されず音楽をそのままの音で聞くことができ、ストレスもなくなるでしょう。
また、音漏れを防ぎやすく耳にも優しいというメリットもあります。
ミニマルデザイン(Minimal Design)
ミニマルデザインとは、装飾を最小限に抑えて、無駄をそぎ落としたデザインのことです。シンプルな見た目でさまざまなファッションに合わせやすく、小型で軽量のものが多いので耳への負担も軽減。あなたのライフスタイルに溶け込むでしょう。
アンビエントサウンド(Ambient Sound)
外音を取り込むのがアンビエントサウンドです。ノイズキャンセリングとは逆にイヤホンに内蔵されているマイクにより周囲の音を聴きとりやすくし、外の音を確認しながら音楽を聴くことができます。
そのおかげでイヤホンを外すことなく会話ができたり、いざという時の危険察知がしやすくなるというのがポイントです。
ソニー(SONY)のワイヤレスイヤホンの選び方
魅力的なモデルが多いSONYのワイヤレスイヤホンですが、その豊富なラインナップから、どこから手を付けていったらいいのかわからなくなってしまうことも。ご自身に合ったモデルをみつけるには押さえておきたいポイントがいくつかあります。
ここからはSONYのワイヤレスイヤホンを選ぶときに注意しておきたいポイントをチェックしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
シリーズで選ぶ
SONYのワイヤレスイヤホンには大きく4つのシリーズがあります。それぞれに特徴があり、人気のシリーズとなっています。SONYのワイヤレスイヤホンは他のメーカーが出していない最新鋭の機能を搭載したものばかり。
順に紹介していきます。
1000X
周囲の音を遮断して音に集中したいなら、ノイズキャンセリング機能に秀でた1000Xシリーズがおすすめ。
騒音を効果的にカットするので、野外でも快適に音楽を楽しめることができます。またハイレゾに対応していない音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングする「DSEE Extreme」を備えているものもあります。ハイレゾ音源を楽しみたい方にもおすすめです。
EXTRA BASS
迫力のある重低音が楽しめるのがEXTRA BASS。正確なリズムや重量感のある低音が聴けるのが特徴で、もちろん高音域もクリアに再現してくれます。
ロックやクラブミュージックなどを聴きたい方に向いています。型番に「XB~」が含まれているので見つけやすいでしょう。
LinkBuds
耳をふさがず、周りの音を聞きながらBGM感覚で音楽が聴ける「ながら聴き」ができるのがLinkBudsシリーズです。
常に装着して日常生活を送れるように設計されたモデルで、イヤホンと耳の接着面に考慮した「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用。耳にフィットしやすく装着感の良さが魅力で、イヤホンをしたまま長時間行動したい方に向いています。
また、ノイズキャンセリング機能やハイレゾ対応など質の高い音楽も楽しめるよう開発されているのもポイントです。
SPORTS
ランニングやジムのトレーニングなど運動中に音楽を楽しみたい方はSPORTSシリーズがおすすめ。
防水、防じん機能とノイズキャンセリング機能を両立しており、激しい運動で汗をかいたり雨に濡れても安心して使えます。
また、「アークサポーター」という機能を搭載しており、激しい運動をしても耳のくぼみにフィットして外れにくく安定した装着感があります。
LDAC対応コーデックで選ぶ
ワイヤレスホンは基本的にオーディオ機器とBluetooth通信で接続します。その際に音楽のデータを圧縮変換しており、この仕組みをコーデックと呼びます。SONYはハイレゾ音源を高音質のまま伝送できるLDACというコーディックを独自開発しました。音質にこだわりたい方にはLDAC対応モデルがおすすめです。
ただし、デバイス側も同じコーデックに対応している必要がありますので、購入前にはしっかり確認してくださいね。
Headphones Connectアプリ対応モデルで選ぶ
音質などを自分の好みでカスタマイズしたい場合は、Headphones Connectアプリに対応したモデルを選びましょう。インストールすることでスマホとの連携が可能です。
ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンドの設定を簡単に変更できる「外音コントロール」や、お好みの音質に設定できる「イコライザー」など、音楽を聴く環境をしっかり整えるのに便利な機能が盛りだくさん。アプリからソフトウェアを自動更新でき、商品のマニュアルも閲覧できるので、初心者でも使いやすいでしょう。
ソニー(SONY)のワイヤレスイヤホンのおすすめ12選
SONYのワイヤレスイヤホンはラインナップが豊富でどれもクオリティが高いものになっています。これまで述べたように、ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能を搭載していると、音楽をもっと楽しむことができます。通話をするならマイク機能も必要になってくるでしょう。
各モデルごとに様々な機能があるため、あらかじめ特徴をチェックしておくと安心ですよね。
ここからはSONYワイヤレスイヤホンのおすすめ12選をご紹介します。ぜひご自身のニーズにあったものを見つけてください。
WF-XB700 L
WF-XB700 Lは重低音が特徴的な「EXTRA BASS」シリーズのワイヤレスイヤホンです。ロック系の音楽や映画、ゲームなどを迫力あるダイナミックな低音で楽しめる値段以上の高音質モデル。
また、IPX4相当の防水機能を搭載しているので、スポーツをして汗をかいても、雨が降ってきても安心して使えるのがうれしいポイントです。
しかもロングバッテリーで9時間再生可能。充電ケースを使うことで1日中使うことができ、長時間の外出でも音楽を楽しめるのが特徴です。
形状 | カナル型 |
重量 | 約8g |
連続再生時間 | 約9時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth |
WF-C500
WF-C500はHeadphones Connectアプリ対応でスマホとの連携が可能で、スマホからイコライザー設定をカスタマイズしたり、重低音の量感を調整したりと、便利な機能が活用できるようになります。さまざまな音楽にマッチしたイヤホンと言えるでしょう。
カラーバリエーションが4色あり、ファッションに合わせて装着を楽しむこともうれしいポイント。
また、圧縮音源で失われがちな高音域を補完する「DSEE」を搭載しているのも特徴です。
形状 | カナル型 |
重量 | 約5.4g |
連続再生時間 | 約10時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth |
WF-1000XM4
WF-1000XM4は業界最高レベルのノイズキャンセリング機能を搭載しており、ほかのイヤホンでは感じられない静寂の中で音楽を楽しめます。DSEE搭載によりさまざまな圧縮音源も、ハイレゾ級の高音質で聴くことが可能。質の高い音楽を聴きたい人におすすめです。
充電も付属のケースで2回分充電すると24時間使用可能になり、外出時でも安心です。
形状 | カナル型 |
重量 | 約7.3g |
連続再生時間 | 約8時間 |
充電時間 | 約3時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | 〇 |
マイク | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth |
WF-L900 WM
WF-L900 WMは耳をふさがないデザインで外音が自然に聞こえるイヤホンです。音楽を聴きながら周囲の音も聞ける「ながら聴き」に対応しつつ、ノイズキャンセリング機能で外音を遮断し、しっかりと音楽を聴くこともできます。
とにかく小さくて軽量なので、長時間の使用も痛みやストレスなく使用でき、音楽だけでなくビジネスでの通話やオンラインなどにも活躍するでしょう。
形状 | カナル型 |
重量 | 約4.8g |
連続再生時間 | 約5.5時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth |
WI-1000XM2
WI-1000XM2は業界最高レベルのノイズキャンセリング機能を搭載し、どんな場所でも音楽に没頭することができます。LDAC対応でハイレゾ音質にも対応しており、ノイズキャンセリング機能と相まって大きな音量にしなくても聞き取りやすく音漏れを防止します。
肩にかけるケーブル部分にマイク兼リモコンがあるので、音量の操作なども簡単に行えます。
形状 | ネックバンド型 |
重量 | 約44g |
連続再生時間 | 約10時間 |
充電時間 | 約3.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾワイヤレス | 〇 |
マイク | 〇 |
防水性能 | – |
接続方式 | Bluetooth |
WI-XB400 B
WI-XB400 Bは力強い低音サウンドに対応するEXTRA BASSのワイヤレスホン。とにかく低音を楽しみたい、という方におすすめです。ネックタイプのイヤホンとしては21gと軽量なのもポイント。
連続再生時間が15時間とバッテリーも長持ちで、音楽だけでなく、ゲームや動画視聴に使いたい方にもぴったりではないでしょうか。
形状 | ネックバンド型 |
重量 | 約21g |
連続再生時間 | 約15時間 |
充電時間 | 約3時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | – |
接続方式 | Bluetooth |
WI-C200
WI-C200は現行のSONYのモデルの中で一番安いモデルとなっています。しかし低価格ながら最大15時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載しているのが特徴。
また、高磁力ネオジウムマグネットを搭載しており、クリアな中高音と重厚でパワフルな低音を楽しむことができます。
8台までの機器とペアリングが可能。よく使う機器と一度ペアリングをしておけば2回目からのBluetooth接続が簡単になります。
形状 | ネックバンド型 |
重量 | 約19g |
連続再生時間 | 約15時間 |
充電時間 | 約3時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | – |
接続方式 | Bluetooth |
WI-C400
WI-C400は最大20時間の長時間ワイヤレスリスニングが特徴です。高磁力ネオジウムマグネットを搭載しており、音の解像度を高め、クリアな中高音と重厚でパワフルな低音を再生します。
また、ネックバンドに搭載されている操作ボタンを使ってスマホなどの音楽再生機の再生・一時停止・曲送り・音量調節ができ、さらには電話の着信を受けたりすることも可能。
カラーバリエーションも豊富でファッションに合わせて装着できるのもうれしいポイントです。
形状 | ネックバンド型 |
重量 | 約31g |
連続再生時間 | 約20時間 |
充電時間 | 約4.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | – |
接続方式 | Bluetooth |
WF-H800 L
MF-H800LはSONY史上最もコンパクトなケースとイヤホンのモデルです。カラーバリエーションも5色あり、自分の好みの色を見つけることができるでしょう。「おしゃれなイヤホンがいい」「つけているのが目立たない小型イヤホンが欲しい」という方に向いています。
また、DSEE搭載でハイレゾ級の高音質を楽しめ、いつもの音楽や映画鑑賞がさらに素晴らしいものになることは間違いないでしょう。
形状 | カナル型 |
重量 | 約7.6g |
連続再生時間 | 約8時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | 〇 |
マイク | 〇 |
防水性能 | – |
接続方式 | Bluetooth |
MDR-EX31BN
MDR-EX31BNは優れたノイズキャンセリング機能が搭載されており、ボタンひとつで周囲の騒音を分析し、3つのノイズキャンセリング機能から自動的に1つを選択してくれます。お手軽に試せる価格なので、初めてノイズキャンセリング機能を使ってみたい、という方におすすめです。
また、マイクがついているので通話やチャットでも外音を気にせずクリアに聞き取ることができるでしょう。
形状 | ネックバンド型 |
重量 | 約34g |
連続再生時間 | 約9時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | – |
接続方式 | Bluetooth |
WF-SP700N
WF-SP700Nはスポーツタイプのワイヤレスイヤホンで、アークサポーターがついておりスポーツ時に外れにくい設計になっています。IPX4に相当する防滴性能により、汗をかいたり、雨で濡れたりしても安心。スポーツをする際にぴったりのワイヤレスイヤホンです。
また、ワンタッチでワンタッチで外音コントロールに切り替えられるので、屋外で使用する際や、周囲の音を取り込みたいときに便利です。
形状 | カナル型 |
重量 | 約7.6g |
連続再生時間 | 約3時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth |
WF-SP900
WF-SP900は水中でも使えるIP68の防塵・防水に対応しており水中での利用が可能になっているスポーツタイプのワイヤレスイヤホンです。本体に4㎇のメモリーを内蔵し、スマホなしでも単体で運用が可能。特にスマホを一緒に持ち運べないマリンスポーツなどで活躍します。
スポーツ中でも安心して使えるようにアンビエントサウンド機能を搭載し、専用アプリ「Headphones Connect」を使ったカスタム調整にも対応しています。
形状 | カナル型 |
重量 | 約7.3g |
連続再生時間 | 約6時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾワイヤレス | × |
マイク | 〇 |
防水性能 | IPX8 |
接続方式 | Bluetooth |
まとめ
SONYのワイヤレスイヤホンは高性能なものやスポーツに適したものなど幅広くリリースされています。お手頃な価格から購入できるエントリーモデルから多機能なハイエンドモデルまで予算に応じて選べます。
シリーズや特徴などを比較して、ぜひご自分にピッタリのワイヤレスイヤホンを探してみてください。毎日の暮らしがさらに快適に、楽しいものになるよう願っています。