この記事では品質の高さで人気を誇るソニー(SONY)のヘッドホンに焦点を当てて、選び方およびおすすめのヘッドホンを紹介していきます。
近年音楽のサブスクリプションサービスやワイヤレスイヤホン、ヘッドホンの普及により、街中や公共交通機関内で音楽などを聴きながら、移動している人をよく見かけるようになったのではないでしょうか。
このように音楽がより身近に、かつ手軽に聞けるようになった今、以下のような疑問を抱いている人も多いと思います。
- 新しいヘッドホンがほしいけれど、どれにしたらいいのかわからない
- 高性能なヘッドホンで音楽を聞きたいから、有名なソニーのヘッドホンがいいけど、どうやったら選んだらいいのだろう
この記事では、ヘッドホンを選ぶ際に確認すべき項目を挙げ、おすすめのヘッドホンでは製品概要とともに、それらの確認項目に基づき、各ヘッドホンを比較しているため、ヘッドホンの選び方および自身が求めるヘッドホンを見つけることができるでしょう。
ぜひご自身に合ったヘッドホンを見つけ、充実した音楽ライフを楽しんでください。
ソニー(SONY)のヘッドホンの魅力とは?技術的な特徴
まず、選び方を解説する前に、ソニーのヘッドホンの特徴を紹介します。
製品の品質の高さに定評があるソニーで、特に技術力の高さを認識できる特徴は以下の4つが挙げられるでしょう。
- ハイレゾ
- ハイレゾ対応オーディオ伝送技術(LDAC)
- デジタルノイズキャンセリング
- アンビエントサウンド
今後紹介するおすすめのヘッドホンでは、上記の技術が活かされている製品が多いため、是非それぞれの言葉の意味を理解したうえで、自身が求めるヘッドホンに上記の機能が必要なのか否かを検討してください。
いずれの技術も音楽を楽しむ環境づくりに貢献するため、より高音質な音楽が身近な生活になることは間違いありません。
それでは、1つずつ特徴を見ていきましょう。
ハイレゾ(Hi-Res)(Hi-Res Wireless)
ハイレゾとは、ハイレゾ音源の略称で、原音の波形をCDより高い解像度で高精細にデジタル保存する技術です。
つまり、CDと比較した際により多くの音の情報量を持っているため、繊細な音の変化や臨場感のある音など原音を忠実に再現できるようになっています。
CDで保持している情報との違いを映像に置き換えて表現すると、CDは視界不良の中、映像を見ているイメージでハイレゾ音源は視界を妨げるものなく、きれいな映像を見ているイメージになり、ハイレゾの方がより細かな部分まで表現され、情報として捉えられることがわかるのではないでしょうか。
つまり、ハイレゾ音源に対応している機器を購入することにより、より原音に近い高音質な音楽を聴くことができるため、没入感が強くなり、その世界に浸りながら、音楽鑑賞をすることができます。
ハイレゾ対応オーディオ伝送技術(LDAC)
ハイレゾ対応オーディオ伝送技術、通称LDAC(エルダック)は情報伝送技術の1つで、既存の伝送技術であるBluetooth Audioと比較すると、1秒間に伝送可能なデータ量として最大3倍分の情報量を送ることができます。
従来、ハイレゾ音源だったとしても伝送方法がハイレゾのデータ量に対応できない場合は、CDより低い音質のデータが送られていました。
しかし、LDACの登場により、上記で解説した多くの情報を持っているハイレゾ音源は高音質な形を保ったまま、音が私たちの耳に届くようになったのです。
LDACの特徴はデータ量の多さだけでなく、ビット深度や周波数も維持したまま、高音質となるデータを伝送可能であること、および高い圧縮効率や原音の再現性も挙げられるでしょう。
つまり、ハイレゾ音源でなかったとしても、LDACにより高音質な音楽を楽しむことができます。
LDACが内蔵されているヘッドホンを選択することにより、どんな音源でもハイレゾのような高音質を保ったまま、ワイヤレスで音楽を楽しむことができるでしょう。
デジタルノイズキャンセリング (Digital Noise Canceling)
続いて紹介するデジタルノイズキャンセリングは、騒音をソニー独自のシステムでデジタル信号化、つまり数値化を行い、そこで得られた情報に基づいた騒音を消す効果を持つ音を発生させることで、周囲の音を排除する機能です。
以下の3段階がデジタルノイズキャンセル機能の仕組みとなり、その結果として、音楽に没頭できる環境を作り出しています。
- ヘッドホンに内蔵されたマイクで周囲の騒音を集音し、デジタル化する
- 騒音を打ち消す効果のある音を発生させるための信号を生成する
- 騒音を打ち消す音を発生させるとともに、音楽を再生する
デジタルノイズキャンセリング機能により、快適な静けさの中でより音楽を楽しむことができるようになると言えるでしょう。
アンビエントサウンド (Ambient Sound)
アンビエントサウンドとは、外音取り込み機能のことを指しており、ヘッドホンに内蔵されているマイクにより、周囲の音を聞き取りやすくする機能になります。
おすすめのヘッドホンで紹介しますが、ソニーで製造されているヘッドホンの中には、緊急時のアナウンスや急に声をかけられた際にも即座に聞く姿勢をとれるように、ヘッドホンの側面に触れることで音量を絞り、周囲の音を聞くことができる機能も搭載されている機種もありました。
したがって、アンビエントサウンドにより、音楽を聴きながら周囲の音も確認することができるようになるため、非常事態時や公共交通機関のアナウンスなどに対し、迅速な対応が取りやすくなり、外出時も安心してヘッドホンで音楽を楽しむことができるでしょう。
ソニー(SONY)のヘッドホンの選び方
続いて、ソニーのヘッドホンの選び方を解説していきます。
上記でソニーの技術的な特徴を見てきましたが、それらの特徴を踏まえ、ヘッドホンの選ぶ際に確認していただきたいポイントは以下の6点です。
- イヤーパッドの形状
- イヤーパッドの素材
- バッテリーの駆動時間
- 対応コーデック
- プラグの種類
- ノイズキャンセル機能の有無
これら確認事項を見ていくことで、ヘッドホンを比較や選択する際の視点を得ることができ、最終的に自身の求めるヘッドホンをより正確に検討することができます。
さっそく確認していきましょう。
イヤーパッドの形状で選ぶ
まずは、イヤーパッドの形状を確認していきましょう。
ヘッドホンの耳が当たる部分がイヤーパッドになりますが、その形状として耳より大きめなパッドの「オーバーイヤー型」と耳と同じくらいの大きさのパッドついた「オンイヤー型」の2種類があります。
このイヤーパッドの大きさ等の違いにより、見た目はもちろんのこと、価格や音質も変化するため、ヘッドホンを購入する際にはどちらの形状なのか確認をすることが必要です。
また、形状の違いによるメリットおよびデメリットも存在するため、それらを認識したうえで、ご自身の求めるヘッドホンを探していきましょう。
オーバーイヤー(密閉)型
オーバーイヤー型の特徴は、イヤーパッドの形状が縦長で耳が覆われるようになっていることです。
そのため、パッド自体が大きめな傾向があり、持ち運ぶ際にかさばってしまうことがデメリットになるでしょう。
一方で、メリットとしては耳がパッド内に収まるようになっていることから、音漏れが少なく、耳が痛くなりにくいということが挙げられます。
また、オンイヤー型と比較して、高音質なヘッドホンが多いことも強みと言えるでしょう。
オンイヤー(開放)型
続いて、オンイヤー型はイヤーパッドが小型な円形であり、耳に押し付けて使用するヘッドホンになります。
耳の上にパッドが乗っている状態のため、パッドにより耳が圧迫されるような構造になることが多いです。
オンイヤー型のヘッドホンのメリットは、イヤーパッドが最小限の大きさな分、ヘッドホン自体が小型になり、持ち運びやすい点やオーバーイヤー型と比較すると、価格がお手頃になる点が挙げられます。
また、カラーバリエーションが豊富なモデルが多いため、ご自身のファッションに合ったヘッドホンを見つけることができるでしょう。
一方で、デメリットとしては、先述したように側圧が強い製品が多いため、長時間のヘッドホンの装着には向かないことが挙げられます。
イヤーパッドの素材で選ぶ
続いて、ヘッドホンを製造しているメーカーや製品により、イヤーパッドの素材が異なるため、こちらも見ていきましょう。
素材も確認する理由としては、素材によって遮音性やイヤーパッドの劣化する早さが異なるため、またご自身の肌に合わない素材や長時間の連続利用により耳が痛くなったり、疲れてしまう可能性もあるためです。
上記の理由から、以下3つの観点から素材を確認するようにしましょう。
- 遮音性
- 耐久性
- 装着感
素材の例として、スポンジ、ビニール、革、ベロア等が挙げられます。
スポンジやビニールはその他の素材と比較すると、耳にフィットするような装着感の一方で、はがれやすい点が懸念点と言えるでしょう。
一方で、革は本革から合皮など様々な種類および価格帯がありますが、値段の高さに比例して、耐久性がよくなる傾向があり、耳に添う装着感のため、夏場は蒸れますが、遮音性が優れていることが特徴です。
今回着目したソニーのヘッドホンでは、低反発のウレタン素材(プラスチックの1種)が採用されているヘッドホンが多く見受けられました。
スポンジやベロア素材と比較すると、低反発のため装着感として固い印象を受ける人もいるかもしれません。
つまり、いずれの素材も一長一短があることから、満足感の高いヘッドホンライフを送るためには、ご自身に合ったヘッドホンの素材を見極めていくことが重要になるでしょう。
バッテリーの駆動時間で選ぶ
次に、ヘッドホンのバッテリー駆動時間を確認していきましょう。
有線のヘッドホンの場合は確認不要な項目になりますが、ワイヤレスヘッドホンを希望している場合は、必須の確認項目になります。
確認を怠った場合、ご自身のライフスタイルに合わないバッテリーが搭載されているヘッドホンを購入する可能性があり、充電切れが招く結果としてハンズフリー通話中に切れてしまった、もしくは音楽が再生できない状態になってしまうでしょう。
バッテリーの駆動時間に関して、特に注意して確認いただきたい点は以下の3点になります。
- フル充電をした際の連続使用時間
- (フル)充電にかかる時間
- ノイズキャンセル機能をオンにした際の連続使用時間
特に、ノイズキャンセル機能が搭載されているヘッドホンに関しては、その機能を使用するか否かで連続使用時間が異なる製品が多いため、忘れずに確認するようにしてください。
対応Bluetoothコーデックで選ぶ
続いて、Bluetoothのコーデックに着目をしていきましょう。
コーデックとは、音源データを端末上で圧縮した後、ワイヤレスヘッドホンに伝送した際にそのデータを元に戻す技術のことを指します。
コーデックが必要な理由は、Bluetoothを活用する際に一度に送れるデータ量に制限があるためです。
主なコーデックとして、以下表の4種類があります。
圧縮効率が高く、多くのデータを伝送できるコーデックほど、高音質な音楽を流すことができます。
一方で、弱点としてはワイヤレス機器の利用者が多いなどの通信環境が不安定な場所での利用は音が途切れやすくなる点が挙げられるため、電車内などでは通信が不安定になる可能性があることは念頭に置いておいて購入を検討するとよいでしょう。
コーデック名称 | 採用されているデバイス |
---|---|
SBC | ほぼすべての機種 ※Bluetoothの標準コーデック |
AAC | iPhone |
LDAC | Androidスマートフォン、ウォークマン |
aptX | Androidスマートフォン |
使用デバイスに合ったプラグで選ぶ
有線のヘッドホンを検討している場合は、プラグの確認をする必要があるでしょう。
使用している端末に合ったプラグを選択しなければ、マイクが使用不可になる可能性やアクセサリが上手く認識されないなどの不具合が生じることが懸念されます。
確認する項目としては、プラグサイズと極数(プラグの規格)の2点があり、以下で概要を一緒に見ていきましょう。
プラグサイズ
上記の画像の中でプラグサイズと呼ばれる部分は、端末に差し込むケーブルの先端にある棒状の金属部分の長さを指します。
種類としては、広く普及している6.3mm(別名:標準プラグ)、3.5mm(別名:ミニプラグ)と特殊なサイズにあたる4.4mm、2.5mm(別名:ミニミニプラグ)の4種類です。
標準プラグは電子楽器やラジオ局などのスタジオの機材で採用されていることが多く、ミニプラグはスマートフォンやパソコンに使用されているサイズになります。
つまり、どの機材や端末を想定してヘッドホンを使用するかによって、選択すべきプラグサイズが異なると言えるでしょう。
現在は異なるサイズへ変換をするためのプラグも販売されているため、サイズが合わなかった場合の対応方法として適宜活用するようにしてください。
極数
続いて、プラグの極数を見ていきましょう。
極数とは、先ほどのプラグの画像の先端に見られる黒い線(絶縁体)で区切られた金属部分の個数のことを指します。
種類としては、2極、3極、4極、5極の4種類があり、中でも4極にはCTIAとOMTPの2つの規格があります。
2つの規格の主な違いとしては、CTIAは日本で主流な規格でiPhoneに搭載されている一方で、OMTPは海外モデルの端末で利用されている規格であることが挙げられるでしょう。
以下に極数の違いと搭載されているデバイスの例を挙げたため、ご自身の端末にはどの極数が必要なのか確認してください。
極数 | 違い | 採用されているデバイス |
---|---|---|
2極 | モノラル (1つの再生装置を用いる再生方式) | – |
3極 | ステレオ (複数の再生装置で立体的に音を表現する方式) | ・一般的な音楽プレーヤー ・パソコン |
4極 | ステレオ+マイク機能 | ・iPhone/スマートフォン ・タブレット |
5極 | ステレオ+マイク機能+ノイズキャンセル機能(消音スピーカー用マイク) | ・スマートフォン(一部) ・ウォークマン |
ノイズキャンセル機能で選ぶ
最後に、ノイズキャンセル機能が搭載されているか否かも確認していきましょう。
先述したようにノイズキャンセル機能があることで、より音楽に没頭しやすい環境をつくることができます。
ノイズキャンセル機能に関して確認するポイントとしては、以下の3点が挙げられます。
- 操作方法
- ノイズキャンセル機能の段階が調整可能か否か
- ヘッドホンの連続使用時間にどの程度影響がでるか
ヘッドホンにより、ボタンでの操作、もしくはヘッドホンの本体をタッチすることでノイズキャンセル機能のオン・オフができる製品もあるため、どちらの方がご自身に合っているのか確認するとよいでしょう。
また、製品によってはノイズキャンセル機能の強さを調整することができるため、ヘッドホンの使用場所によって使い分けもできるようになります。
おすすめのソニー(SONY)ヘッドホン 20選
ここからはソニーのおすすめヘッドホン20選を紹介していきます。
上記で解説したソニーのヘッドホンの特徴および6個の基準に基づき、各ヘッドホンの概要を説明および比較していくため、ニーズに合ったヘッドホンを見つけることができるでしょう。
- WH-1000XM4
- MDR-CD900ST
- WH-H910N
- WH-XB910N
- WH-1000XM3
- WH-CH710N
- MDR-7506
- WH-H810
- WH-CH510
- WH-XB900N
- MDR-ZX110NC
- MDR-Z1000
- MDR-ZX310
- MDR-100A (h.ear on)
- MDR-M1ST
- WH-H800B (h.ear on 2 Mini Wireless)
- MDR-XB550AP
- MDR-1RMK2
- WH-CH400
- WH-H900NB (h.ear on 2 Wireless NC)
是非上記リストに記載の各ヘッドホンの特徴や相違点を確認したうえで、高品質ヘッドホンで充実した音楽ライフを過ごしてください。
WH-1000XM4
- デジタルノイズキャンセリング機能搭載
- どんな音源もハイレゾ級の高音質に変化
- 場所に合わせたリスニング環境を自動で実現
WH-1000XM4は音質とノイズキャンセリング機能の質にこだわりのつまったヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、ブラックとプラチナシルバーの2種類になっており、比較的シックな色合いのラインナップとなっているでしょう。
機能としては、おすすめポイントに記載の機能に加え、ハイレゾ音源、アンビエントサウンド機能、マイク通話・Bluetooth対応が内蔵されており、高性能なヘッドホンであることが見受けられます。
中でも、AI技術を用いてCD、MP3、ストリーミングなどの音源でもハイレゾ級の高音質で音楽を楽しむことができる仕組みを搭載していること、また声を発するだけで音楽の一時停止やアンビエントサウンドに切り替える機能も内蔵されているため、最大限に音楽を楽しみながら、どんな場所でも利用可能なヘッドホンと言えるでしょう。
WH-1000XM4は、ぜひノイズキャンセリング機能を頻繁に使用する方やどんな音楽もハイレゾ級の高音質で聞きたい方、ヘッドホンをつけながら他者と会話もしくは電話することが多い方におすすめしたいヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 5.0、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC |
連続再生時間 | ノイズキャンセリング機能ON:最大30時間 ノイズキャンセリング機能OFF:最大38時間 |
充電時間(フル充電) | 約3時間 |
重量 | 約254g |
MDR-CD900ST
- 原音そのままの音質を再現
- 音の輪郭やエコーの広がりの違いを明確に表現
- 耐入力1,000mWによる高い耐久性と安定性
MDR-CD900STは「数多くのレコーディングスタジオで愛用されている音楽業界のハイスタンダード」としてプロフェッショナルな現場でも活用されている有線のヘッドホンになります。
機能面では、独自開発のドライバーユニットを導入したことで、原音をそのまま流しているかのような音質を実現していることが主な特徴です。
また、耐入力1,000mWにより、レコーディングスタジオや放送局でも耐えうる耐久性と安定性を確保しているため、音楽業界での人気も納得の製品と言えるでしょう。
このヘッドホンは音楽制作に携わっている方や音質にこだわりがある方、ワイヤレスやノイズキャンセリング機能などの追加機能が不要な場合におすすめです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | プラスチック |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオ標準プラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約200g(コード除く) |
WH-H910N
- どんな音源でもハイレゾ級の高音質
- コンパクトに収納可能なヘッドホン本体
- 長時間連続使用可能なバッテリー
- 専用アプリでサウンドエフェクトやイコライザーをカスタマイズ可能
WH-H910Nは1つ目に紹介したWH-1000XM4と同様、高性能なノイズキャンセリング機能と高音質を強みとしているヘッドホンです。
WH-1000XM4との違いとしては、カラーバリエーションの豊富さが挙げられ、ブラック、レッド、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの合計5つの色から選択できるようになっています。
機能面としては、ノイズキャンセリング機能とハイレゾ音源に加え、アンビエントサウンド機能やマイク通話機能、Bluetooth対応が内蔵されており、専用アプリでサウンドエフェクトやイコライザーを設定可能なため、自分好みのリスニング環境を作ることができるヘッドホンになっています。
中でも、ハイレゾ音源だけでなく、CD、MP3、ストリーミングの音楽でもハイレゾ級の高音質を再現することができるため、原音に近い音を聞くことができるでしょう。
また、おすすめポイントでも記載したように、ヘッドホン本体がコンパクトに収納できるだけでなく、有線でも接続可能なことから、外出先やバッテリーが切れてしまった際も音楽に没頭できる環境を作り出してくれます。
さらに、バッテリーの駆動時間が長く、ノイズキャンセリング機能をオフにした場合は最大45時間連続で使用できることも本製品の強みと言えるでしょう。
WH-H910Nは場所を問わず、どんな音楽も高音質で聞きたい方や長時間連続でヘッドホンを使用する可能性がある方、自身のファッションに合った色合いのヘッドホンを選びたい方におすすめしたいヘッドホンになります。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 5.0、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | LDAC, AAC, SBC |
連続再生時間 | ノイズキャンセリング機能ON:最大35時間 ノイズキャンセリング機能OFF:最大45時間 |
充電時間 | 約5時間 |
重量 | 約251g |
WH-XB910N
- 圧倒的な質感の重低音と明瞭な中高音
- 瞬時に周囲の音を聞くことができる機能の搭載
- ノイズキャンセリング機能/アンビエントサウンド機能の設定が自動で切り替わる機能の搭載
WH-XB910Nは聞きごたえのある重低音をセールスポイントとして、ブラックとブルーの2色展開で販売されているヘッドホンです。
搭載されている機能としては、ノイズキャンセリング機能およびアンビエントサウンド機能はもちろんのこと、マイク通話機能やBluetooth対応などが挙げられ、ワイヤレスで音楽を楽しむことができます。
中でも、頻繁に行う動きや通う場所に応じて、ノイズキャンセリング機能/アンビエントサウンド機能の設定をするだけで、その行動もしくは場所へ行くことで事前に登録した設定に切り替わる機能も搭載されているため、自分でカスタマイズしたリスニング環境下で音楽を聴くことも可能です。
また、アンビエントサウンド機能の中に「クイックアテンションモード」というヘッドホンの側面に手が触れている間は一時的に音量を抑え、周囲の音を取り込んで聞きやすくする設定があり、緊急事態時や急に声をかけられたときにも素早く対応することができるでしょう。
さらに、8台までペアリングが可能で、2台同時に接続可能なマルチポイント機能も搭載されているため、様々な端末を使いこなしながら、音楽から通話まで手間を最小限にして操作することも可能です。
上記の特徴から、高性能なヘッドホンを求めている方の中でも、音源通りの重低音を聞きたい方や様々なデバイスと連携させてヘッドホンを使用したい方にぴったりなヘッドホンになっています。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 5.2、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC |
連続再生時間 | ノイズキャンセリング機能ON:最大30時間 ノイズキャンセリング機能OFF:最大50時間 |
充電時間 | 約3.5時間 |
重量 | 約252g |
WH-1000XM3
- 高性能のノイズキャンセリング機能
- ワイヤレスでもハイレゾ級の音質
- クイックアテンションモードを含めたアンビエントサウンド機能を搭載
WH-1000XM3はおすすめポイントでも記載しているように、高いノイズキャンセリング性能と高音質を強みとしているヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、ブラックとプラチナシルバーのシンプルな色合いの2色展開になっています。
主な機能としては、ノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能、ハイレゾ音源にマイク通話およびBluetooth対応が挙げることができるでしょう。
特に、このヘッドホンのノイズキャンセリング機能では、装着時の髪形や眼鏡の有無などの個人差を検出し、一人ひとりに最適化されたノイズキャンセリング機能を提供していることが強みと言えます。
また、専用アプリでサウンドエフェクトやイコライザーを設定可能で、先述したマルチポイントおよびマルチペアリング機能も内蔵されているため、こちらも多機能なヘッドホンと言えるでしょう。
WH-1000XM3は高音質な音楽に浸りたいが、周囲の音は柔軟に聞けるようにしたい人、また音楽を聴くうえで最適な環境を求めている人におすすめしたいヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 4.2、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
連続再生時間 | ノイズキャンセリング機能ON:最大30時間 ノイズキャンセリング機能OFF:最大38時間 |
充電時間(フル充電) | 約3時間 |
重量 | 約255g |
WH-CH710N
- 持ち運びが楽な軽量モデル
- ボタンでのヘッドホン操作
- 安心のノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能の搭載
WH-CH710Nはノイズキャンセリング機能と長時間連続使用可能なバッテリーの搭載を強みとしているヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、ブラックとホワイト、ブルーの3色展開で本体にスイーベル機構が採用されているため、ヘッドホンのイヤーパッドの部分を左右に動かすことができ、持ち運びやすい形状になることが特徴の1つです。
機能としては、ノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能、マイク通話対応およびBluetooth対応が搭載されています。
また、バッテリーに関しては、連続再生時間が約35時間で10分の充電で60分連続再生可能であることから、充電がなくなってしまった際も迅速に充電し直し、再度活用することができます。
これまで紹介してきたヘッドホンとの違いとしては、このヘッドホンは本体側面の接触ではなく、ヘッドホンについているボタンで操作をする点が挙げられ、ボタンの位置さえ慣れてしまえば、ミスすることなく操作可能になるでしょう。
このヘッドホンは、ボタンで確実に操作したい人や最低限のノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能を搭載した持ち運びやすいヘッドホンを求めている人におすすめできる製品になります。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 5.0、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | AAC, SBC |
連続再生時間 | 約35時間 |
充電時間 | 10分充電で60分再生 |
重量 | 約223g |
MDR-7506
- 高音質、高耐入力でクリアかつパワフルな音を再現
- 2ウェイプラグ
- 持ち運びに便利な折りたたみ式
MDR-7506は先述したMDR-CD900STと同様、プロフェッショナルな現場でも活用できる有線のヘッドホンになります。
本製品の主な特徴は、最大1000mWの入力に対応できる点と標準プラグとミニプラグともに対応可能な点です。
上記に加えて、伝達ロスを抑えるカールコードが付属しているため、スタジオ内の機器や電子楽器への接続だけでなく、スマートフォンなどのミニプラグを必要とする端末にも接続して、高音質な音楽を楽しむことができます。
また、ヘッドホン本体を折りたたむことができるだけでなく、ポーチもついているため、コードなどが絡まることなく、簡単に持ち運ぶことができるでしょう。
MDR-7506は手軽に持ち運べる有線のヘッドホンで高音質な音楽を聞きたい方やプラグの変更に対応できるようにしたい方におすすめのヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | – |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオミニプラグ/ステレオ標準プラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約230g (コード除く) |
WH-H810
- 小型かつ軽量なワイヤレスヘッドホン
- どんな音源もハイレゾ級の音質を再現
- 充実した付属品で有線でも使用可能
WH-H810は「いい音を、もっと手軽に。自分スタイルで楽しむハイレゾ級高音質」をコンセプトに、軽量かつ高音質という特徴を持ったヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、ブラック、レッド、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5種類があり、ご自身の好きな色を選ぶことができるようになっています。
搭載されている機能としては、ハイレゾ音源、マイク通話およびBluetooth対応が挙げられ、ハイレゾ音源に関しては、LDAC対応機器だけではなく、ストリーミングやCD、MP3などの音源もハイレゾ級の高音質を再現することができます。
また、専用アプリで自分の好みに合わせたサウンドエフェクトやイコライザーを設定可能ですが、ノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能はこのヘッドホンに内蔵されていないため、ご注意ください。
上記により、自分のファッションに合わせたヘッドホンが欲しい方、持ち運びやすい、かつ高音質な音楽を聴きたい方、ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能が不要な方におすすめできるヘッドホンと言えるでしょう。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth5.0、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | LDAC, AAC, SBC |
連続再生時間 | 最大30時間 |
充電時間 | 約3時間 |
重量 | 約180g |
WH-CH510
- コンパクトな収納かつ軽量なヘッドホン本体
- クイック充電および長時間連続利用可能なバッテリーの搭載
- クリアな音声を実現したハンズフリー通話可能
WH-CH510は長持ちバッテリーと持ち運びやすさが利点のヘッドホンになります。
概要としては、ブラック、ホワイト、ブルーの3色展開で、マイク通話およびBluetooth対応、マルチペアリングが機能として搭載されているものの、ノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能はなく、有線での使用もできないため、上記の機能もしくは使用方法を検討している方は避けた方がよいでしょう。
おすすめポイントでも記載しているように、このヘッドホンはイヤーパッド部分をフラットに収納できるスイーベル機構を採用しており、かさばらずに持ち運ぶことができる点やクイック充電が可能なため、10分の充電で90分間再生可能な点が利点として挙げられます。
また、周囲のノイズを抑えて集音するため、騒がしい環境下でもクリアな音声を実現したハンズフリー通話もできる点も強みです。
このヘッドホンは、ノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能が不要な方や音質にあまりこだわりがなく、お手頃な価格帯のワイヤレスヘッドホンが欲しい方におすすめできます。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | プラスチック |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth5.0 |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC |
連続再生時間 | 最大35時間 |
充電時間 | 約4.5時間 |
重量 | 約132g |
WH-XB900N
- 迫力のある低音とクリアな高音の両立
- 圧縮音源の高音域を鮮明に再現
- ワイヤレスでも音質劣化の少ないLDACに対応
WH-XB900Nは、「迫力の重低音が冴えるノイキャン・ワイヤレス」をコンセプトに、ブラック、ブルーの2色展開で重低音の再現性に重きを置いたヘッドホンです。
機能としては、行動や場所で自動調整設定可能なノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能、周囲のノイズを抑えて収音する機能が搭載されたマイク通話およびBluetooth対応、専用アプリでサウンドエフェクトやイコライザーを設定可能が挙げられ、多様なニーズに応えることが可能なヘッドホンと言えるでしょう。
本ヘッドホンの特徴の一つとして、LDACだけでなく、主要なコーデックはすべて対応できるようになっているため、どの端末でも音質のよさが確保されています。
また、イヤーパッド部分をフラットに折りたたむことができるスイーベル&折りたたみ機構が導入されており、持ち運びやすい形状になっていることも強みです。
上記の機能や特徴から、高音域から重低音までしっかり聞きたい方、ノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンド機能を備えつつ、持ち運びやすいヘッドホンを求めている方におすすめしたいヘッドホンでしょう。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 4.2、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
連続再生時間 | ノイズキャンセリング機能ON:最大30時間 ノイズキャンセリング機能OFF:最大35時間 |
充電時間(フル充電) | 約7時間 |
重量 | 約254g |
MDR-ZX110NC
- ノイズキャンセリング機能付き有線ヘッドホン
- クイック折りたたみ機構採用
- 充電不要で乾電池一本で約80時間の再生可能
MDR-ZX110NCは一言で表すと、ノイズキャンセリング機能に特化した有線のヘッドホンと言えるでしょう。
主な機能としては、ノイズキャンセリング機能のみで騒音を約95%低減することができ、また航空機用プラグアダプターが付属しているため、航空機内でも問題なく利用可能なことが本製品の最大の強みです。
また、コンパクトに折りたたむことができるクイック折りたたみ機構が採用されているため、持ち運ぶ際も比較的かさばらずに収納することができるでしょう。
さらに、このヘッドホンの大きな特徴として、駆動に必要なのは乾電池のみで、充電が不要なため、電気代等が追加で発生しないことも利点として挙げることができます。
MDR-ZX110NCは、ノイズキャンセリング機能つきの有線ヘッドホンを求めている方や機内や電車内など外部音の音量が多い環境下でも、音楽や音声を正確に聞き取りたい方にぴったりなヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | プラスチック |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | 最大80時間(アルカリ乾電池使用時) |
充電時間 | – |
重量 | 約150g (コード除く) |
MDR-Z1000
- プロフェッショナルな現場向けヘッドホン
- 高い遮音性と高音質
- 低音域から超高音域まで再生可能
MDR-Z1000は、上記のおすすめポイント通り、スタジオでの活用を念頭に製造された現場向けのヘッドホンになります。
ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能などは内蔵されていませんが、不要な振動を抑え、原音に忠実なサウンドを表現する内部構造を持ち、イヤーパッド部分は遮音性を重視しているため、聞こえてくる音の質にこだわり抜いたヘッドホンと言えるでしょう。
また、最大入力が4,000mWであることから、その他のおすすめヘッドホンと比較しても飛びぬけて耐久性がある製品になっています。
MDR-Z1000は、スタジオなどプロフェッショナルな環境で使用するヘッドホンを求めている方、またワイヤレス機能不要で高い遮音性と幅広い音域の音を高音質で聞きたい方におすすめしたいヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約270g |
MDR-ZX310
- イヤーパッド部分を折りたためる持ち運びやすいヘッドホン
- 豊富なカラーバリエーション
- 絡みにくいように設計されたコード付属
MDR-ZX310は豊富なカラーバリエーションと低域から中域までバランスの取れた高音質を再現することをセールスポイントとしているヘッドホンです。
色合いとしては、ブラック、レッド、ブルー、グレー、ホワイトの5色展開で、いずれもビビッドなカラーになっているものの、コーディネートには馴染みやすい色がそろっているため、差し色としても利用できるでしょう。
ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能などの便利な機能は搭載されていないものの、本体にはクイック折りたたみ機構が採用されているため、持ち運びやすいことが特徴として挙げることができます。
また、本ヘッドホンは有線での使用のみとなっており、その際のコードが上記のおすすめポイントで記載したように絡みにくいだけでなく、ヘッドホン本体と同じ色で製造されているため、統一感を持たせることができるでしょう。
MDR-ZX310は、ご自身のファッションに合わせた色のヘッドホンを選びたい方やバランスの取れた高音質の音楽をお手頃価格のヘッドホンで楽しみたい方に向いている製品になります。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | – |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約125g |
MDR-100A
- 音漏れの低減と重低音域の高再現性
- ハイレゾ音源対応
- ハンズフリー通話可能
MDR-100Aはh.ear onの別名を持つ、ハイレゾ対応の有線ヘッドホンになります。
カラーバリエーションとしては、チャコールブラック、ビリジアンブルー、シナバーレッド、ライムイエロー、ボルドーピンクの5色展開でビビッドな色合いと艶消しが両立した派手すぎない色のヘッドホンになっていることも特徴の1つです。
おすすめポイントでも記載しているように、ハイレゾ音源に対応しており、快適な装着性と高い気密性のイヤーパッドが搭載されているため、音漏れの低減と重低音域の高い再現性を確保していることが強みと言えるでしょう。
また、ヘッドホン本体は折りたたみ機構が採用されているだけでなく、スマートフォン用マイク・リモコン付きケーブルが付属しているため、持ち運びやすいヘッドホンにてハンズフリー通話が可能な仕様になっています。
MDR-100Aはファッションに合ったヘッドホンを選びたい方や持ち運びが楽な有線ヘッドホンでハイレゾ音源を楽しみたい方におすすめしたいヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約220g (コード除く) |
MDR-M1ST
- 音楽で重要な中域にフォーカスしつつ、低音域や高音域もカバー
- ハイレゾ音源で原音そのままを聞いているような音質へ
- プロフェッショナルな現場でも使用できる機能性と耐久性
MDR-M1STはプロフェッショナルな現場でも利用されるハイレゾ対応の有線ヘッドホンになります。
特徴としては、人間工学に基づいたイヤーパッドで長時間の装着が可能な点、落下に対する強度も高い点の2つが挙げられます。
機能面では、ハイレゾ音源対応だけでなく、ヘッドホンのジョイント部分にシリコンリングが採用されていることから、体勢を変えた際に発生するノイズが低減されるため、より音に集中できる環境下で音楽を楽しむことができます。
また、このヘッドホンは熟練工によって手作業で1つ1つ製造しているため、確かな機能性と耐久性を持ち合わせており、標準プラグ対応可能であれば、どんな現場でも安心して使用することができるでしょう。
つまり、MDR-M1STはハイレゾ級の音質で音楽を聞くことができる有線のヘッドホンを探している方や音楽作成の現場等プロフェッショナルな現場で利用することを検討している方におすすめのヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | プラスチック |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオ標準プラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約215g (ケーブル除く) |
WH-H800
- ハイレゾ非対応機器でもハイレゾ級の音質を再現
- 複数のBluetooth対応機器とワンタッチで接続可能
- 豊富なカラーバリエーション
続いて紹介するWH-H800は、「スタイルも音も自分らしく。スタイリッシュにいい音を楽しむ」をコンセプトに、h.ear on 2 Mini Wirelessとしても知られているヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、グレイッシュブラック、ムーンリットブルー、ペールゴールド、トワイライトレッド、ホライズングリーンの5色で、先述したh.ear on より落ち着いた色合いでジェンダー問わずコーディネートに合わせやすくなっている色味と言えるでしょう。
機能としては、ハイレゾ音源、マイク通話およびBluetooth対応が可能で、ワイヤレスで高音質な音楽を聴くことができます。
また、専用アプリでサウンドエフェクトやイコライザーを設定が可能で、マルチポイントおよびマルチペアリングも搭載されているため、複数の端末と自由に接続し、自分の好みに合わせたリスニング環境を作り出すこともできるでしょう。
WH-H800はハイレゾ級の音質をワイヤレスヘッドホンで楽しみたい方や自身のファッションに合ったヘッドホンを求めている方におすすめしたいヘッドホンになります。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth4.1、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
連続再生時間 | 最大24時間 |
充電時間(フル充電) | 約4時間 |
重量 | 約180g |
MDR-XB550AP
- 臨場感に溢れた重低音を実現
- 頭部に添う形状を設計した快適な装着性
- リモコン操作によるハンズフリー通話可能
MDR-XB550APは重低音の再現性に重点を置いて製造された有線ヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、ブラック、グリーン、グレイッシュホワイト、ブルー、レッドの5色展開で、頭部の形に添うように設計された装着性を特徴の1つとして有しています。
搭載されている機能としては、リモコン操作によるマイク通話対応のみでノイズキャンセリング機能およびアンビエントサウンド機能は内蔵されていないヘッドホンになるため、それらの点を踏まえて購入の検討をしてください。
一方で、スイーベル機構を採用しており、本体も軽量なため、他のヘッドホンと比較すると、持ち運びやすい点が利点と言えるでしょう。
このヘッドホンは、再現性の高い重低音を通して音楽を楽しみたい方や渋めの色合いをしたオンイヤー型ヘッドホンが欲しい方、またはワイヤレスやノイズキャンセリング機能などの追加機能が不要な方におすすめします。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(4極ミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約180g |
MDR-1RMK2
- ハイレゾ音源による高音質なヘッドホン
- 装着性にこだわった設計
- 接続機器に適したコードの使い分けが可能
MDR-1RMK2は低域から高域までの再現性と快適な装着感を特色として販売されている有線ヘッドホンになります。
カラーバリエーションとしては、ブラックとシルバーの2色展開で差し色が赤と茶色になるため、比較的渋めの配色になっていると言えるでしょう。
機能としては、ハイレゾ音源対応により低音も高音も高音質な音楽が提供されますが、ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能は搭載されていません。
一方で、イヤーパッドが内側に倒れこむ構造を採用されているため、快適な装着性と高い気密性が確保されており、その結果、音漏れの低減と重低音の臨場感を再現しています。
また、構造の面では、イヤーパッド部分を折りたためるスイーベル機構が採用されていることから、かさばらずに持ち運ぶことができる形になっています。
さらに、接続機器に適したコードの使い分けが可能であるとともに、スマートフォン用リモコン・マイク付きコードのため、ハンズフリー通話が可能になっていることも強みです。
MDR-1RMK2はハイレゾ級の高音質の音楽を有線で楽しみたい方、装着性重視のヘッドホンが欲しい方におすすめしたいヘッドホンになります。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(ステレオミニプラグ/4極) |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | – |
連続再生時間 | – |
充電時間 | – |
重量 | 約240g |
WH-CH400
- 軽量なワイヤレスヘッドホン
- 耳元のボタンで簡単操作可能
- ワンタッチで複数のBluetooth対応機器に接続可能
続いて紹介するWH-CH400は、「コンパクトなオンイヤータイプで、手軽にワイヤレスリスニングを楽しむ」をセールスポイントとしているワイヤレスのみ対応可能なヘッドホンです。
カラーバリエーションとしては、ブラック、ブルー、グレー、レッドの4色展開で、本体が107gと軽量である点が特徴の1つになっています。
機能としては、マイク通話およびBluetooth対応、マルチポイントが搭載されており、複数の端末に接続しながらハンズフリー通話が可能です。
また、操作方法はヘッドホン側面にあるボタンになるため、慣れてしまえば押し間違いをすることなく、簡単に操作できるようになるでしょう。
このヘッドホンは、シンプルなデザインの軽量ワイヤレスヘッドホンが欲しい方、またはノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能が不要でお手頃価格のヘッドホンを求めている方におすすめします。
イヤーパッド形状 | オンイヤー型 |
イヤーパッド素材 | – |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 4.2 |
ノイズキャンセル機能 | × |
アンビエントサウンド | × |
ハイレゾ(Hi-Res) | × |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC |
連続再生時間 | 最大20時間 |
充電時間(フル充電) | 約4.5時間 |
重量 | 約107g |
WH-H900N
- 非対応機器でもワイヤレスでハイレゾ級の高音質を再現
- 高精度のノイズキャンセリング機能の搭載
- 瞬時に周囲の音を聞けるアンビエントサウンド機能を搭載
WH-H900Nはh.ear on 2 Wireless NCの別名を持つ、高性能かつ音質にもこだわったヘッドホンになります。
カラーバリエーションとしては、ムーンリットブルー、ペールゴールド、グレイッシュブラック、トワイライトレッド、ホライズングリーンの5色展開で、先述したWH-H800と同様に落ち着いた色味が特徴の配色になります。
機能面では、ノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能、ハイレゾ音源、マイク通話およびBluetooth対応、マルチポイント、マルチペアリングが搭載されており、多機能なヘッドホンと言えるでしょう。
中でも、AIを用いて環境に応じた高精度のノイズキャンセリング機能が搭載されているとともに、専用アプリでサウンドエフェクトやイコライザーを設定も可能なため、没入感を得ながら音楽を聴くことができる環境を作り出すことができます。
構造面での特徴として、ヘッドホン本体で通気抵抗を管理することでリズムを正確に再現することが可能になっていることが挙げられます。
また、本シリーズでもイヤーパッドが内側に倒れこむ構造を採用しているため、心地よい装着性と高い気密性を実現していることも特徴の1つです。
つまり、WH-H900Nは高品質なノイズキャンセリング機能やアンビエントサウンド機能を有したヘッドホンを求めている方、高音質な音楽もファッション性も欠かせない方におすすめしたいヘッドホンです。
イヤーパッド形状 | オーバーイヤー型 |
イヤーパッド素材 | ウレタン |
ハウジング構造 | 密閉型 |
接続方式 | Bluetooth 4.1、有線(ステレオミニプラグ) |
ノイズキャンセル機能 | 〇 |
アンビエントサウンド | 〇 |
ハイレゾ(Hi-Res) | 〇 |
防水性能 | × |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
連続再生時間 | ノイズキャンセリング機能ON:最大28時間 ノイズキャンセリング機能OFF:最大34時間 |
充電時間 | 約6時間 |
重量 | 約290g |
まとめ
これまでヘッドホンの選び方および高品質なヘッドホンと定評のあるソニーに着目し、おすすめのヘッドホン20選を紹介してきました。
まず、ソニーの高い技術力を象徴するハイレゾ音源、LDAC、デジタルノイズキャンセル、アンビエントサウンドの4つの概要をお伝えし、ソニーは高音質な音楽に没頭できるヘッドホンを製造しているメーカーであることを見ていきました。
また、ヘッドホン選択時の基準として6個を紹介したことで、これまでヘッドホン選びに迷っていた方も購入する際にどこを確認すべきか明確になったのではないでしょうか。
特に、ノイズキャンセリング機能の有無は価格帯や連続利用時間の長短に大きく影響しているため、忘れずに確認するようにしてください。
最後に、下記に一覧化されているソニーのおすすめヘッドホン20選では、AIが搭載されており環境ごとにノイズキャンセリング機能等を調整できる高性能なヘッドホンからカラーバリエーション豊富な比較的にお手頃価格のヘッドホンまで、様々な種類が販売されていることがわかりました。
それぞれのヘッドホンの特徴や機能を比較してきたため、自身の欠かすことのできない仕様や機能に基づいて、購入を検討することができるでしょう。
- WH-1000XM4
- MDR-CD900ST
- WH-H910N
- WH-XB910N
- WH-1000XM3
- WH-CH710N
- MDR-7506
- WH-H810
- WH-CH510
- WH-XB900N
- MDR-ZX110NC
- MDR-Z1000
- MDR-ZX310
- MDR-100A (h.ear on)
- MDR-M1ST
- WH-H800B (h.ear on 2 Mini Wireless)
- MDR-XB550AP
- MDR-1RMK2
- WH-CH400
- WH-H900NB (h.ear on 2 Wireless NC)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ご自身の求めるヘッドホンを購入し、是非充実したリスニング環境で音楽を楽しんでください。