大手髭剃りメーカーとして有名なフィリップス。たくさんのフィリップス製シェーバーが棚に陳列されているのをみた方は多いかと思いますが、種類が多いと、その分どれを選んんでいいか迷いますよね。
本記事では、フィリップス製シェーバーの持つ魅力や選び方・おすすめのシェーバーなどについてご紹介していきます。本記事を読んでフィリップス製シェーバーの全体像を理解すれば、迷いなく必要なシェーバーを選べるはずです。ぜひ一度目を通して、フィリップス製シェーバーの購入に役立ててみてください。
フィリップス(Philips)シェーバー・髭剃りの魅力とは?技術的特徴を解説
フィリップスは世界有数の髭剃りメーカーであり、日本国内においてはパナソニックなどと人気を分け合っています。ここでは、フィリップス製シェーバーが持つ独特の技術的特徴について解説していくので、チェックすればフィリップスのシェーバーの秘密がよくわかるはず。ぜひ参考にしてください。
スリーサイクロンヘッド
スリーサイクロンヘッドとは、ヘッド部分に3枚の回転式剃り刃を配置したシェーバーの形状のこと。向きの異なる3つのヘッドが顔の輪郭を立体的に捉えながら剃ることで、従来のシェーバーでは難しかったような深剃りを可能にします。具体的には、頬や鼻、口周り、顎の下といった剃り残しがちな部分の毛を残さずに取ってくれるのです。
スーパーリフト&カットテクノロジー
1980年代初頭にフィリップスが開発した深剃り技術。従来のシェーバーでは髭を深剃りできず、髭剃り跡がごま塩のように黒い点となってしまうことが問題でした。
この「スーパーリフト&カットテクノロジー」では、内刃を2つのコンポーネントから成り立たせています。最初のコンポーネントが毛を毛穴から引っ張り出した直後に次のコンポーネントでカットすることで、高い深剃り性能を実現しました。
SkinIQテクノロジー
SkinIQテクノロジーは、AI技術を利用した技術の一種。このテクノロジーを搭載したシェーバーを使うと、髭の密度や顔の輪郭を自動で感知して、一人ひとりの状態に最適な動作を自動でしてくれます。
自分ではついやり過ぎてしまう髭剃りも、この技術があれば安心して行えるでしょう。また、無駄な電気を使わないなどコスパを考える面でも優秀なテクノロジーです。
世界初過圧防止センサー
シェーバーにスマートセンサーを搭載して、シェーバーによる肌への圧力を測定してくれる技術です。シェーバーを使っている間常にセンサーが作動して圧力を感知、圧力の強さによってセンサーの色が変化するので、即座にシェーバーを当てる強さを調整できます。圧力が強すぎると肌荒れに、弱すぎると剃り残しにつながるため、この技術があることで常にクリーンな肌をキープしやすくなりました。
自動研磨システム搭載刃
自動研磨システムとは、外刃の裏側と内刃を接触させることでシェーバーの切れ味を保つ技術です。従来のものとは違う方法で外刃の硬度を上げることにより、硬度の違う外刃と内刃を作り出して常にシャープな切れ味を保つという仕組みになっています。
長く使用しても切れ味が落ちないので、それまでよりも刃の交換頻度を落とせるようになりました。
フィリップス(Philips)シェーバー・髭剃りの選び方
たくさんの商品が販売されているフィリップスのシェーバーから自身に合ったものを選ぶには、何が重要なのでしょうか。ここでは、それぞれの抱えるお悩み別にどのような基準でシェーバーを選んでいくべきかを解説します。よく読んで、自身のシェーバー選びに役立ててみてください。
【青ひげの悩みに】髭の濃さや硬さに合わせた刃の枚数で選ぶ
シェーバーに使われる刃の枚数により、一度に剃れる髭の量や肌へ与える負担は大きく変わります。刃の枚数が増えるほど剃れる髭の量が増えて、効率よく髭を剃れるようになります。同時に、一枚の刃にかかる負担が分散されるため、肌の負担が軽減される点も見逃せません。
髭が濃かったり硬かったりする場合は、カミソリ負けしないためにも刃の枚数が多いものを選ぶとよいでしょう。ただし、多くの刃を搭載している商品はハイエンドモデルであるため、それなりのコストがかかる点は留意しておきましょう。
【使い勝手が決め手】風呂での使用や水洗いできる防水機能で選ぶ
防水機能付きのシェーバーを選べば、風呂での使用や水洗いが可能です。防水機能付きの製品はコードレスの状態でのみ使用可能となるので、感電の心配もありません。
シェーバーが防水機能付きかどうかを判断するには、防水仕様であることを表すシャワーマークもしくはバスタブマークがついているかどうかを確認しましょう。基本的には、「1000シリーズ」以外のほとんどのフィリップス製シェーバーが防水機能に対応しています。
【掃除が面倒…】メンテナンスが楽な自動洗浄機能付きで選ぶ
毎日使うシェーバーのお手入れは、実は意外と面倒なもの。ついおろそかにしてしまうと、後々シェーバーの故障にもつながりかねません。しかし、フィリップスの自動洗浄機能付きシェーバーを選べば、そんなお悩みは解決します。
「スマートクリーンシステム」という名称がついた技術は、シェーバーの充電から洗浄、乾燥まで自動で行ってくれる優れもの。洗浄機にシェーバーを装着しておよそ1分で洗浄が完了するので、とても手軽です。
「クイッククリーンポッド」は、スマートクリーンシステムから充電機能を抜いたものです。その洗浄能力は水の10倍以上ともされており、常に清潔に髭を剃ることができるようになります。
【出張や旅行先の使用に】持ち運びに便利なサイズで選ぶ
家の中だけでなく、出張や旅行先で電動シェーバーを使いたい方には、なるべく小さなサイズのモデルを選ぶのがおすすめです。大きくて嵩張るサイズのシェーバーだと、たとえ性能がよくても持ち運ぶのが億劫になってしまうことでしょう。
フィリップスでは持ち運び用の小型シェーバーも販売しているので、ぜひ検討してみてください。
また、充電せずにどのくらいの時間使用できるかも大きな判断材料です。使用可能時間が短いと、数回使っただけで充電が切れてしまったという事態にもつながりかねません。
フィリップス(Philips)シェーバー・髭剃りのおすすめ10選
ここからは、おすすめのフィリップス製シェーバーについてご紹介していきます。それぞれの持つ具体的な機能はもちろんのこと、おすすめのポイントや利用シーンまで含めて解説するので、チェックすれば自身に合ったシェーバーが見つかることでしょう。
Philips shaver S9000 Prestige ウェット&ドライ電動シェーバー SP9883/36
さまざまな技術が搭載された、フィリップスのハイエンドモデルシェーバーのひとつです。
ヘッド部分には回転式のスリーサイクロンヘッドを搭載して剃り残しを低減。72枚の回転式刃とスーパーリフト&カットテクノロジーでくまなく深剃りを行います。そのほか防水機能や刃の自動研磨システム、ヒゲ密度感知システムなども搭載されており、まさに誰でも使いやすい万能のモデルと言えるでしょう。
「ワイヤレス充電パッド」と「充電アダプター」のどちらの2つの充電方式を採用していて、自身に都合のよい方を選べます。3時間の充電で約60分使用可能なので、万が一充電を忘れた場合でも問題なく使用できることでしょう。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 72枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | 〇 |
充電・給電方式 | ワイヤレス充電パッド、充電アダプター |
充電時間 | 3時間 |
本体サイズ | 約169mm×60mm×69mm |
本体重量 | 187g |
Philips shaver 7000 Series ウェット&ドライ電動シェーバー S7887/50
フィリップスの高機能モデルである7000シリーズから販売されている、スリーサイクロン型のヘッドを持つモデル。3枚の刃を持つヘッドが顔の凸凹に密着し、きれいに髭を剃り上げます。
スキンプロテクションテクノロジーと呼ばれる技術を搭載しており、肌への負担はおおよそ30%も低減されていると言われています。
深剃りはもちろん、肌に優しいシェービングを実現してくれることから、肌の弱い方におすすめのシェーバーと言えます。一人ひとりの肌の状態にシェービングを合わせるSkinIQテクノロジーも活用すれば、まさに鬼に金棒です。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 45枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | 〇 |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約180mm×65mm×67mm |
本体重量 | 約200g |
Philips shaver 5000 Series ウェット&ドライ電動シェーバー S5898/10
毎分90,000回もカットする45枚刃でパワフルに髭を剃り上げてくれる、深剃りが得意な回転式シェーバーです。スーパーリフト&カットテクノロジーも搭載されているため、剃り残しや青ヒゲが気になる方にはおすすめの商品と言えるでしょう。
加えて、SkinIQテクノロジーの搭載も大きなメリット。髭の濃さや密度、顔の凸凹に合わせて自動でパワーを調節してくれるから、スムーズに髭を剃り切れるはずですよ。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 45枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | 〇 |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約176mm×70mm×66mm |
本体重量 | 約205g |
Shaver 5000X series ウェット&ドライ電気シェーバー X5012/05
フィリップスの5000Xシリーズの特徴は、肌に優しく、スピーディーに髭を剃れることです。
このシェーバーを仕様すれば、毎分55,000回も回転する27枚刃と柔軟性に優れたヘッド部分によって、従来のシェービングにかかる時間を大幅に短縮可能。それと同時に、表面に施されたマイクロビーズコーティングが肌への負担をおおよそ20%低減してくれます。
その肌触りのよさとスピード感を考えると、肌が弱い、髭が薄いといった方は有効に活用できるでしょう。その一方、髭の濃い方はさらにシェービング力の高いシェーバーを検討してもよいかもしれません。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 27枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | × |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約170mm×60mm×60mm |
本体重量 | 約161g |
Shaver 3000X Series ウェット&ドライ電動シェーバー X3053/00
27枚の強力な刃を搭載したこのモデルは、シャープな切れ味で髭を根元からしっかりと剃り上げます。ポップアップトリマーが付属しているので、通常の刃では剃りにくい口髭やもみあげのお手入れも楽々です。
防水機能の搭載により入浴中の髭剃りも可能です。それに加えて、水洗いに対応していることも嬉しいポイント。本体丸ごとを水洗いできるので、メンテナンスが簡単でとにかく手間要らずのシェーバーです。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 27枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | × |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約160mm×56mm×58mm |
本体重量 | 約186g |
Philips shaver 9000 Series ウェット&ドライ電動シェーバー S9987/30
一人ひとりの髭の濃さや顔の輪郭といった個性に合わせたシェービングを行いたいなら、フィリップス9000シリーズのこのモデルがおすすめです。スリーサイクロンヘッドはもちろんのこと、肌の状態を自動で分析してくれるSkinIQテクノロジーが搭載されているので、使用者の個性に合わせて最適な髭剃りを実現してくれます。
世界初とも言われる肌への過圧防止センサーも付いていて、肌の負担軽減対策もバッチリ。肌に優しく、シェービングの手間もかからない便利なシェーバーと言えるでしょう。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 72枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | 〇 |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約180mm×65mm×70mm |
本体重量 | 約226g |
Shaver series 5000 ウェット&ドライ電動シェーバー S5445/03
肌に優しいかつ早い剃り上げが得意な、フィリップスのベーシックモデルシェーバーのひとつです。柔らかいスリーサイクロンヘッドが肌表面に密着し、剃り残しを最小限まで抑えてくれます。
防水機能がついているので、お風呂でも洗面台の上でも問題なく髭剃り可能。ジェルやフォームをつけてから剃っても問題はありません。お手入れも楽々なので、とにかく髭剃りは手短に済ませたいという方におすすめです。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 27枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | × |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約165mm×55mm×70mm |
本体重量 | 約177g |
メンズシェーバー Series 1000 S1232/41
基本的な機能を搭載したフィリップス製シェーバーのエントリーモデル。シャープな切れ味を持つパワーカット刃で固く伸びた髭も難なく取り落としてくれます。この刃には自動研磨システムがついているため、切れ味が落ちる心配も要りません。
オープンヘッド式で水で簡単に本体を洗える手間のかからなさや、リーズナブルな価格設定も見逃せないメリットです。手頃に手に入るシェーバーをお探しの方は、ぜひ手に取ってみてください。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 72枚 |
防水機能 | × |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | × |
充電・給電方式 | USB-A |
充電時間 | 8時間 |
本体サイズ | 約161mm×59mm×70mm |
本体重量 | 185g |
ポータブルシェーバー メンズ電気シェーバー PQ220/19
軽々と持ち歩ける、ポータブルな電気シェーバーがフィリップスから登場。コードレスで最長30分間使用できるので、ちょっとしたお出かけや旅行には最適です。
フィリップスお得意の深剃り性能はそのままなので、外出先でもしっかりと髭の根元から剃り上げることができます。普段から移動や出張が多く、シェーバーの持ち運びが面倒だという方はぜひ購入を検討してみてください。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | – |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | × |
充電・給電方式 | – |
充電時間 | 8時間 |
本体サイズ | 約108mm×36mm×58mm |
本体重量 | 115g |
Philips shaver 5000 Series ウェット&ドライ電動シェーバー S5882/66
SkinIQを搭載し、使用者それぞれの髭の濃さや顔の凸凹に合わせたシェービングを可能にしてくれる電動シェーバーのひとつ。毎分90,000回もカットする45枚の刃の力で、剃り残しを出さず。根元からきれいに深剃りします。
ウェット&ドライ設計で、風呂場でのジェルやクリームを使ったシェービングにも対応。さまざまなシーンで活躍できる、バランスの取れた商品です。
駆動方式 | 回転式 |
刃数 | 45枚 |
防水機能 | 〇 |
自動研磨システム | 〇 |
ヒゲ密度感知システム | 〇 |
充電・給電方式 | ワイヤレス充電パッド、充電アダプター |
充電時間 | 1時間 |
本体サイズ | 約176mm×65mm×70mm |
本体重量 | 約205g |
まとめ
本記事では、フィリップス製シェーバーの特徴や選び方、おすすめの商品などについてご紹介してきました。
フィリップス製シェーバーにはさまざまな最新技術が搭載されていて、うまく活用すれば非常に効率的に髭を剃れることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
本記事を読んで気になるフィリップス製シェーバーが見つかった方は、ぜひ購入して効率的に髭を剃り、快適に過ごしましょう。