最近、着用者が一気に増えはじめたApple Watch。
iPhoneユーザーは1度はほしいと思ったことがあるはずですよね?
でも、どれを選んだらいいかわからなくて購入をためらっている方もいますよね?
本記事では、Apple Watchの機能、選び方、おすすめの製品まで丁寧に解説していきます。
読み終わったころには、自分に必要なApple Watchがどの機種なのかはっきりしますよ。
Apple Watchを着用してバリバリ使いこなしている自分を想像しながら読んでくださいね。
AppleWatch(アップルウォッチ)の機能一覧
特筆すべき機能は下記の3点です。
- 振動アラーム
- 交通系IC・QRコード決済
- 運動・睡眠時間の計測
振動アラームで腕が震えて起きるという体験は、1度体験すると想像以上に目が覚めて驚くことでしょう。
そんなのなくても起きられるという方も体験してみると世界が変わるはずです。
交通系IC・QRコード決済は、財布からカードを取り出す手間と、スマホでQRコードを呼び出す手間を一気に解消してくれます。
それくらいたいした手間じゃないと思うかもしれませんが、こちらについても1度体験するとそれまでの生活が不便に感じるでしょう。
運動・睡眠時間の測定は健康管理に欠かせません。
アプリで走行距離や消費カロリーを確かめて、バランスのいい食生活を心がければ健康促進や維持ができます。
良質な睡眠は日中帯のパフォーマンス向上につながるので、バリバリ働けたり、子供と全力で遊べたり、いいことばかりです。
紹介した機能以外にも多くの機能があるので詳細は一覧をご覧ください。
時間管理 | ・振動アラーム ・ストップウォッチ ・文字盤の変更 ・複数タイマー管理 |
通知情報 | ・各種アプリの通知 ・リマインダー ・カレンダー情報 ・マップ |
通信機能 | ・通話 ・LINEメッセージの返信 ・X(旧Twitter)の通知確認 ・連絡先管理 |
電子マネー・決済 | ・交通系IC(Suica・PASMO) ・QRコード決済(PayPay) ・その他電子マネー |
ヘルスケア | ・薬管理 ・運動時間計測 ・睡眠時間計測 ・瞑想のサポート機能 |
その他管理機能 | ・Siriでの音声操作 ・Apple製品との連携 ・AirPadsなどのオーディオ操作 ・iPhoneのカメラ操作 ・iPhoneを探せる |
AppleWatch(アップルウォッチ)の選び方
大変便利なApple Watchですが、モデルごとに機能面での違いがあります。
選び方のポイントは以下の5点です。
- GPSかセルラーモデルで選ぶ
- ディスプレイサイズで選ぶ
- 充電速度で選ぶ
- ヘルスケア機能で選ぶ
- 利用シーンで選ぶ
モデル選びに失敗して必要な機能がついていなかったり、必要以上に高価なモデルを購入してしまったりと後悔しないようにしましょう。
GPSかセルラーモデルで選ぶ
Apple Watchには、GPSモデルとGPS+Cellularモデルの2種類があります。
この2種類の大きな違いはApple WatchとiPhoneを連携して通信するか、Apple Watch単体で通信できるかの違いです。
GPSモデルでは、iPhoneとペアリングして使用しないと通信機能が必要な通話機能やLINEの通知確認などができません。
しかし、ダウンロードさえしておけば音楽を聴くこともできますし、交通系ICカードで支払いもできます。
GPS+Cellularモデルでは、iPhoneを持ち歩かなくてもApple Watch単体で通信できるため、電話や通信ができることがメリットです。
デメリットは、そもそも本体価格がGPSモデルより高いことと、毎月別途通信費がかかることです。
自分に必要な機能を見極めて選びましょう。
ディスプレイサイズで選ぶ
Apple Watchはモデルごとにディスプレイのサイズが違います。
ディスプレイサイズが大きくなるほど視認性は向上しますが、比例して重量が増したり、価格が高くなったりします。
最小サイズは40mm、最大サイズは49mmです。
できるだけ見やすいディスプレイがいい方は大きなサイズを選びましょう。
価格重視の方や、手首が細い方はバランスが悪くなってしまうので小さいサイズのディスプレイを選ぶと良いです。
充電速度で選ぶ
高速充電に対応していると、1時間以内にバッテリー残量が80%まで充電できるので、充電し忘れた朝でもその日の使用に間に合います。
注意点は、Apple USB-C 磁気高速充電ケーブルとApple 製の18W以上に対応したUSB-C電源アダプタ、もしくは5W 以上のUSB Power Delivery(USB-PD)に対応する他社製の互換USB-C電源アダプタが必要なことです。
また、Apple Watch SEシリーズは高速充電に対応していないので自分の好みに合わせて購入を考える必要があります。
ヘルスケア機能で選ぶ
ヘルスケア機能でも選ぶことができます。
Apple Watch UltraシリーズとApple Watch通常モデルでは、血中酸素濃度を測定や心電図をとることが可能です。
特に女性の方は皮膚温を測定し、月経周期の予測に役立てることもできます。
より多角的に健康管理や改善ができるでしょう。
こちらもApple Watch SEシリーズにはついていない機能です。
利用シーンで選ぶ
利用シーン別では、Apple Watch Ultraシリーズはアウトドアやダイビングなど激しい環境で使用する方におすすめです。
日常的な運動での利用や、ビジネスでの利用など健康管理やディスプレイの常時点灯が必要な方はApple Watch通常モデルを選びましょう。
Apple Watch SEシリーズは、価格を抑えたい方、ディスプレイの常時点灯が必要ない方、健康管理についても最低限の機能で十分な方の選択肢に入るでしょう。
2023年最新モデルおすすめランキングTOP3
モデル | 通信形式 | |
1位 | Apple Watch Series 9 | GPS+Cellularモデル |
2位 | Apple Watch SE 第2世代 | GPSモデル |
3位 | Apple Watch Nike | GPS+Cellularモデル |
ランキングトップは王道のシリーズ9です。標準モデルとなり、AppleWatchの最新機能がすべて詰め込まれたフラッグシップモデルです。次いでAppleWatchSEは低価格帯で、初めて購入する方にも優しい設定になっています。AppleWatchNikeはNikeとのコレボレーションモデルです。スポーツを展開するブランドとして、優れたフィット感があるバンドは、スポーツシーンに最適です。
AppleWatch(アップルウォッチ)のおすすめ8選
AppleWatch(アップルウォッチ)のおすすめ8選をご紹介します。機能の詳細を解説していきますので、あなたに合うモデルを見つけてください。
Apple Watch Series 9
Apple Watch Series 9は、最もバランスの取れたモデルです。
多くの機能に対応しており、ちょうどいい価格でサイズや素材の選択肢も複数あります。
SEシリーズと比較すると画面輝度が明るく視認性が向上しているほか、心電図や皮膚温センサーに対応しており、より詳細に健康の記録をつけることができます。
高速充電にも対応しているので、あらゆる機能でSEシリーズを上回っています。
上述した機能以外は、ほぼSEシリーズでも利用できるので上述した機能が必要な方は、Apple Watch Series 9がおすすめです。
ケースサイズ | 41mm・45mm |
通信形式 | GPSモデル・GPS+Cellularモデル |
素材 | アルミニウム・ステンレススチール |
稼働時間 | 最大18時間/低電力モード:最大36時間 |
常時表示 | あり |
輝度 | 2,000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証 |
耐水性能 | 50m |
心拍センサー | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 過去の排卵を推定できる周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | あり |
Apple Watch SE 第2世代
Apple Watch SE 第2世代は、健康管理の部分で通常モデルに劣りますが、基本的な機能はしっかり使うことができます。
低価格なので初めてのApple Watchにはピッタリで、高機能を求めていない方にはコスパの優れた機種です。
iPhoneの延長として、便利に使える腕時計を欲している方には最適な選択になるでしょう。
ケースサイズ | 40mm・44mm |
通信形式 | GPSモデル・GPS+Cellularモデル |
素材 | アルミニウム |
稼働時間 | 最大18時間/低電力モード:最大36時間 |
常時表示 | なし |
輝度 | 1,000ニト |
防塵性能 | なし |
耐水性能 | 50m |
心拍センサー | ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | なし |
Apple Watch Nike
Apple Watch各シリーズにNikeモデルがあります。下記の表はApple Watch Series 9の表を準用しています。
機能は通常モデルやSEシリーズと同じですが、文字盤をNikeのものに変更できたり、地球環境にやさしいスポーツバンドを選んだりできます。
また、Nike Run Clubアプリでは、あなたのランニングを記録し、成長に役立てることができます。
Apple Watch Ultra 2のアクションボタンのカスタマイズにも対応する予定です。
ケースサイズ | 41mm・45mm |
通信形式 | GPSモデル・GPS+Cellularモデル |
素材 | アルミニウム・ステンレススチール |
稼働時間 | 最大18時間/低電力モード:最大36時間 |
常時表示 | あり |
輝度 | 2,000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証 |
耐水性能 | 50m |
心拍センサー | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 過去の排卵を推定できる周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | あり |
Apple Watch Ultra 2
Apple Watch Ultra 2は、前のモデルと比較して画面の輝度が明るくなっています。
また、低電力モードでの最大稼働時間も伸びているので、日常利用だけでなく、過酷な山登りやトライアスロン、ダイビングなどでもその効果を発揮します。
極端な気温や厳しい標高にも対応しているのでどんな冒険にも連れていける相棒になるでしょう。
それでいてApple Watch Series 9でできることはすべてできるので、日常生活にも使用することができます。
価格は高価ですが、Apple Watch最高のパフォーマンスを感じたい方、最新モデルが好きな方におすすめです。
ケースサイズ | 49mm |
通信形式 | GPS+Cellularモデル |
素材 | チタニウム |
稼働時間 | 最大36時間/低電力モード:最大72時間 |
常時表示 | あり |
輝度 | 3,000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証 |
耐水性能 | 100m |
心拍センサー | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 過去の排卵を推定できる周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | あり |
Apple Watch Hermès
Apple Watch Hermèsは、Apple Watch Series 9に高級感を付属するようなモデルになっています。
鏡面加工を施したケースや、高級感と実用性に優れたバンドは着用者の所有欲を満たします。
Apple Watchは、旧モデルでも最新モデルでも外観の大きな違いがないので、Apple Watch Hermèsは外観から他の所有者と差別化できる選択肢です。
その分価格は高価になりますが、エルメスが好きな方にはたまらない製品になるでしょう。
ケースサイズ | 41mm・45mm |
通信形式 | GPS+Cellularモデル |
素材 | ステンレススチール |
稼働時間 | 最大18時間/低電力モード:最大36時間 |
常時表示 | あり |
輝度 | 2,000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証 |
耐水性能 | 50m |
心拍センサー | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 過去の排卵を推定できる周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | あり |
Apple Watch Series 8
最新のApple Watch Series 9からひとつ前のモデルです。
画面の輝度が1,000ニトになっており、最新モデルと比較して暗い画面になっています。
しかし、その他の機能はほとんど変わりません。
型落ちモデルになったので、セールにかかる場面があるでしょう。
機能的にApple Watch Series 8でも十分に魅力的なので、安くて高機能なApple Watchを買いたい方におすすめです。
ケースサイズ | 41mm・45mm |
通信形式 | GPSモデル・GPS+Cellularモデル |
素材 | アルミニウム・ステンレススチール |
稼働時間 | 最大18時間/低電力モード:最大36時間 |
常時表示 | あり |
輝度 | 1,000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証 |
耐水性能 | 50m |
心拍センサー | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 過去の排卵を推定できる周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | あり |
Apple Watch SE 第1世代
Apple Watch SE 第1世代からApple Watch SE 第2世代へのバージョンアップは、大きく進化しています。
現状、機能面でも第2世代の方が魅力的で、価格の面でも第2世代の方が安くなっていることが多いので、特別なこだわりがない場合は、最新のApple Watch SE 第2世代を購入する方がいいでしょう。
ケースサイズ | 40mm・44mm |
通信形式 | GPSモデル・GPS+Cellularモデル |
素材 | アルミニウム |
稼働時間 | 最大18時間 |
常時表示 | なし |
輝度 | 1,000ニト |
防塵性能 | なし |
耐水性能 | 50m |
心拍センサー | ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | なし |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | なし |
高速充電 | なし |
Apple Watch Ultra
Apple Watch Ultraは、ひとつ前のモデルになったことで購入価格が安くなってきています。
発売時は124,800円でしたが、10万円を切る価格で購入できることもあります。
最高クラスのApple Watchが欲しいけど少し予算が合わない方にはおすすめの選択肢です。
Apple Watch Ultraで冒険に出かけましょう。
ケースサイズ | 49mm |
通信形式 | GPS+Cellularモデル |
素材 | チタニウム |
稼働時間 | 最大36時間/低電力モード:最大60時間 |
常時表示 | あり |
輝度 | 2,000ニト |
防塵性能 | IP6X等級認証 |
耐水性能 | 100m |
心拍センサー | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・心肺機能レベルの通知 |
皮膚温センサー | 過去の排卵を推定できる周期記録 |
海外緊急通報 | あり |
転倒検出 | あり |
衝突事故検出 | あり |
高速充電 | あり |
まとめ
生活の質を上げてくれるApple Watch。
必要な機能や価格、利用シーン別に解説したことで、自分に必要なApple Watchがわかったのではないでしょうか。
自分にピッタリ合ったApple Watchを選ぶと最高の相棒になり、健康管理にも役立ちます。
また、ファッションアイテムとしてもおしゃれでとても人気の製品です。
後悔しないよう購入の参考にしてくださいね。