コインローファーとは?スリッポンとの違いやおすすめブランドについても!

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革靴の定番アイテムとして愛されているのがコインローファーです。今回は

  • コインローファーとはどんな靴か
  • コインローファーの歴史
  • コインローファーの種類
  • 厳選したおすすめコインローファーブランド5選

を紹介します。

カジュアルにもキレイめにも決まるおしゃれな靴が欲しいな、と探していませんか。
そんなときにおすすめの靴がコインローファーです。
例えばTシャツとジーンズ、というシンプルなコーデもコインローファーを合わせるとカジュアルかつキレイめで上品なコーデに仕上がるのです。

この記事の最後におすすめブランドを紹介していますので、コインローファーとはどんな靴か魅力がわかるとともにあなた好みのコインローファーに出会えます。
初めてのコインローファー選びで失敗しないためにブランド内で人気のおすすめモデルを選んでいるので、間違いない1足が見つかりますよ。
ではさっそく見ていきましょう。

目次

コインローファーとは?

コインローファーとは、足の甲に位置する「サドル」という帯状のパーツに切り込みが入ったデザインの革靴です。
ローファーの定番デザインで日本海外問わずほとんどのローファーブランドで取り扱われ、愛されるデザインとして浸透しています。
サドルに切り込みの入ったデザインは足元のちょっとしたアクセントになっておしゃれですね。着用シーンとして挙げられるのが少しおしゃれして行きたいディナーや、静粛な場の美術館など。

セットアップを合わせるとカジュアルフォーマルなコーデが決まります。
それでいて普段のカジュアルコーデにも合わせやすく、さりげない上品さをプラスできる使い勝手の良いローファーです。
コインローファーがまずそもそもどういうものなのかを解説お願いします。

コインローファーの歴史

続いてコインローファーの歴史について解説していきます。
ローファーのはじまりは1926年、ロンドンのオーダーシューズ店が上流階級向けに作成した室内靴といわれています。その後同様のローファーがヨーロッパ中に広まり、ヨーロッパに滞在しているアメリカ人にも大変注目されました。1950年代、アメリカではアイビーファッションが多く取り入れられそのアイテムとしてローファーが急速に浸透。
特に東海岸の学生たちの間ではファッションのポイントとして、ローファーのサドル切り込み部分に1セント硬貨(ペニー)を挟むスタイルが流行していました。

2セント硬貨があれば電話がかけられるため、両足に1枚ずつ忍ばせる光景も見られたとか。この背景から「コインローファー」や、別名「ペニーローファー」の名が定着したのです。

コインローファーとスリッポンの違いは?

コインローファーに似た靴として間違いやすいのが「スリッポン」。コインローファーとスリッポンの違いは下記の2点です。

・装飾の有無
・履き心地

コインローファーは甲のサドル部分に切り込みの入った装飾があるデザインに対し、スリッポンは靴ひもや金具がなく、装飾が一切ついていません。
履き心地においては、コインローファーはホールド感があります。一方でスリッポンは留め具がないのでホールド感がありません。スリッポンはコインローファーにはない軽快さが特徴です。
革素材のほかにも軽い布素材のものも多く、靴としてはコインローファーよりもさらにカジュアルな位置づけです。

コインローファーの種類

次はコインローファーの種類について紹介します。
コインローファーがローファーの定番デザインなのはわかったけど、他の種類も見てみたいと思いませんか。
どんなデザインがあるか気になりますよね。
コインローファーは甲のサドル部分のデザインで印象が大きく変わり、バリエーションが豊富です。

次からは、コインローファーの種類をサドル部分のデザインと魅力に着目して紹介していきます。見ればあなたも様々な種類のコインローファーを試してみたくなりますよ。
それでは一緒に見ていきましょう。

コインローファー

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コインローファーは、甲のサドル部分に切り込みが入ったシンプルなデザインです。学生靴のデザインにも取り入れられ、定番ローファーとして長く愛され続けています。
コインローファーはサドル部分の長さや縫い付け方によってさらに

・ハーフサドル
・ビーフロール
・フルサドル

の3つに区分されます。

「ハーフサドル」はサドルの両端がシンプルにかぶせ縫いされています。シンプルでありながらも上品で知的な印象が魅力です。
「ビーフロール」はタコ糸がボリューミーに巻かれているような縫い方で、ぷっくりした見た目からカジュアルさを兼ね備えているのがポイント。
「フルサドル」はサドルが長く靴の底部分まで縫いかぶせてあり、コインローファーの中で最もエレガントなのが特徴です。

ビットローファー

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ビットローファーはサドル部分に「ホースビット」と呼ばれる馬の金具をあしらったデザインです。ビットローファーを初めて販売したのは誰もが知るブランド『GUCCI(グッチ)』。
金具部分がシンプルなローファーにほどよくアクセントになっています。アクセサリー感覚でエレガントな印象とともに個性が光るのが魅力です。
ビットローファーは金具の形や色によって表情が大きく変わるのも選ぶ楽しさの1つ。

写真のビットローファーはシルバーの四角くシャープな形でインテリジェンスな印象ですが、ゴールドで丸みがある金具のものを選ぶとリッチでゴージャスな印象になります。

コブラローファー

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コブラローファーは装飾のパーツが一切ないデザインです。プレーンな見た目でコインローファーの中で最もシンプルといえます。
コブラローファーと名前がついたのは、シンプルで装飾のないデザインだからこそ。
装飾のない甲の部分(ヴァンプ)のカットが蛇の頭の形に似ている様子から、コブラヴァンプとも呼ばれています。
装飾があるコインローファーに繊細さがある一方で、コブラローファーは革の色艶や素材感が圧倒的に強く無骨さが際立っているのが魅力です。

タッセルローファー

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タッセルローファーはサドル部分に「タッセル」という装飾が施されたデザインです。
タッセルとは糸が房状にくくりつけられた飾りのことをいいます。タッセルローファーは、1950年代アメリカ東海岸の学生たちの間で、コインローファーとともに大流行しました。
当時の学生が大人になり、ビジネスマンや弁護士の仕事に就いた後も変わらずタッセルローファーを愛用したことから、「弁護士の靴」とも呼ばれています。
タッセルローファーはフォーマルシーンで履く紐靴のようなきちんとさがありながら、軽快に履けるローファーのカジュアルさを兼ね備えているのが魅力です。

【厳選】コインローファーおすすめブランド5選

最後にコインローファーを試してみたくなったあなたへ、今すぐ欲しくなるコインローファーのおすすめブランド5選をお届けします。コインローファーの種類についてはわかったけど、

・コインローファー選びに失敗したくない
・実際どのブランドのコインローファーを選べばいいの?

と悩んでしまいますよね。初めてのコインローファーを選ぶのにおすすめなのは定番や人気のモデルです。
理由は定番や人気のモデルを選べば、流行にとらわれずどんなコーデにも合わせやすいからです。

次からはコインローファーのおすすめブランドを紹介するとともにブランド内の定番や人気の代表モデルをあげていきます。これを読めば迷うことなくあなた好みのコインローファーが見つかります。
読み終わるころにはあなたはコインローファーを履きたくてたまらなくなるはずです。
では最後までぜひ見てみてください。

ジーエイチバス 

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ジーエイチバスは1876年にアメリカのメイン州で創業した老舗ブランド。
世界で初めてローファーを作った会社として認知されています。マイケル・ジャクソンが愛用していたブランドとしても有名です。
「可能な限りの最高な靴」をポリシーに掲げ、創業当初は自ら製造から販売、配達まで自ら創業者の手で行って顧客ニーズを確かめ製品開発に活かしていました。創業から140年以上経った今もアメリカンカジュアルの代表シューズであり人気ローファーブランドとして愛され続けています。
ジーエイチバスの代表コインローファーは、写真の「ローガン」というモデルです。カジュアルからキレイめまでスタイルを問わず活躍します。

柔らかく足になじみやすい製法で作られているので履き心地も抜群です。1足持っておいて損はないでしょう。

バーウィック

楽天ファッション

バーウィックは1991年スペイン南東部アルマンサで創業したブランドです。正式名称は「Berwick1707」。ブランド名の由来は1707年に起きた「アルマンサの戦い」の指揮官だった「バーウィック公爵」からきています。
自国の英雄の名を取り入れたことで長い伝統と靴づくりへの確固たる信念を感じますね。
バーウィックで人気のコインローファーは写真の「5293」モデル。コーデに合わせやすいシンプルなデザインのコインローファーです。
底部分の程よいボリュームと光沢仕様のレザーが使われており、カジュアルさと上品さが魅力的で、初めてのコインローファーにおすすめです。

リーガル  

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リーガルは1880年、アメリカのマサチューセッツ州で創業したブランドです。
1961年には、日本製靴株式会社(現:リーガルコーポレーション)がアメリカの靴メーカー・ブラウン社との技術提携をし、リーガル(REGAL)ブランドとして日本に上陸しました。
「The pride to share」をポリシーに掲げ、グローバルな社会を歩む人のためにグローバルファッションやトレンドを分析して時代に合った感性を取り入れた靴を提案しています。
リーガルのコインローファーで定番モデルは写真の「2177」。リーガルのコインローファーの中でも、発売から長きにわたり愛されている商品です。
人気の秘密は「履き心地の良さ」にあります。
日本人の足に多い甲高・幅広でもフィットする製法で作られているため、履くほどにフィット感が高まって足になじみやすくなっています。履き心地を重視するのならば、ダントツにおすすめのコインローファーです。

カルミナ

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カルミナは1997年にスペインで創設されたブランドです。新しいブランドと思われがちですが歴史は古く、1866年創設の小さなオーダー靴工房からのスタートでした。
オーダー靴工房を営む祖父から息子、孫へ靴製法の技術を受け継ぐ中で高級靴の需要が高まり新たに立ち上げたブランドが「カルミナ」です。
「世界へ通用する靴作り」をポリシーに掲げ、創設者の妻の名前をブランド名に命名しました。
カルミナで人気のコインローファーは写真の「ALARO」というモデル。オーソドックスなコインローファーでトレンドを問わずに履けます。やや細身でスマートなのでキレイめよりのコーデに映えること間違いなしの1足です。

アルフレッドバニスター

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アルフレッドバニスターは1992年にアバハウスインターナショナルが創業した日本ブランドです。
コンセプトは「流行に流されず、時代や空気感を敏感にキャッチしながら自分らしいスタイルを生きる男女への提案」。日本人の足型に合う靴にこだわり、デザイン性・機能性共に追求するブランドです。
モードで個性的なデザインが特徴で、数多くのスタイリストや芸能人からも愛されています。アルフレッドバニスターの定番コインローファーは写真の「Shoo in Shoe」で、何度も追加生産を繰り返しているほどの人気ぶり。

つま先がやや長めのすっきりしたデザインで、手染めのムラ感がある牛革素材を使用した他とは差がつくコインローファーです。
高級感がありながら1万円代で価格が抑えられていて、コストパフォーマンスも優れています。

まとめ

コインローファーとはどんな靴か、その魅力についてお伝えしてきました。シンプルでカジュアル、キレイめにも映える上品さを持つコインローファーはコーデのマストアイテムです。
上記のおすすめブランドモデルを参考に、今日からあなたのコーデにコインローファーをプラスして足元のおしゃれを格上げしましょう!

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