コートの種類を徹底解説!メンズおすすめコーデや選び方についても!

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今回はコートの種類と種類別のコーデも紹介していきます。

秋から冬にかけて活躍の場面も多いコートですがいくつもの種類があるのをご存知でしょうか?
種類によっては春先まで着れるものがあったりと実はたくさんのものがあるコート。

それぞれの特徴や選び方についても徹底解説していますので参考にしてみてください!

目次

コートの選び方

コートは、スタイリングの最外層として重要な役割を果たします。
そのため、身体のサイズに適切なものを選ぶことが第一です。トレンドでオーバーサイズのコートが流行ることもありますが、サイズが不適切だとぼろっとした印象を与えかねません。
コートのデザインやタイプによっても、オーバーサイズが合わない場合があるので注意が必要です。

メンズコートの選び方としては、Yラインのシルエットを目指すのが理想的です。これは、肩が広がり、ウエストが絞まった逆三角形の上部と、その下がIラインのストレートになるスタイルを指します。
このシルエットは、男性らしい洗練された印象を与えます。

サイズ

コートのデザインやタイプにより、サイズ感やフィット感が変わります。体型にマッチしていないコートは、不快な着心地をもたらし、外観も決まらないでしょう。
コートの理想的な丈の選び方について考えると、一般的に、短い丈はカジュアルに、長い丈はフォーマルで堂々とした印象を与えます。
コートを魅力的に着こなすためには、着丈だけでなく、全体的にフィット感が必要です。
ジャストサイズでの着用がポイントとなります。
サイズ感が適切でないと、全体的に品がなく、やや野暮ったく見える恐れがあります。

サイズ選びにおいては「肩幅」が特に重要です。
適切な肩幅を持つコートを選ぶことで、きちんとした印象を与えることができます。
一方、意図的に選んだオーバーサイズのコートは、少し大きめでも良いですが、中途半端なサイズは避けた方が良いでしょう。
袖丈もコートの選び方において重要な要素です。
適切な袖丈であれば、全体のバランスが整い、スタイリッシュに見えます。
それぞれのコートのスタイルに合わせて、最適な袖丈を選びましょう。

利用シーン

適切なシーンに合わせたコートの選び方も欠かせません。
例えば、ビジネスの場にカジュアルすぎるコートを、またアウトドアにはフォーマルすぎるコートを選ぶのは適切ではありません。気候や動きやすさ、シーンの雰囲気に合わせて選ぶことが求められます。

ビジネス用のコートでも、デザインや素材によってカジュアル感が強くなることがあるので、注意が必要です。
シーンに応じて適切なコートを使い分けることが、スタイリッシュに見せるコツです。

【種類別】メンズおすすめコートコーデ

「チェスターフィールド」や「ステンカラー」といった王道デザインから、個性的な「タイロッケン」まで、秋冬シーズンの主役「コート」はさまざまなスタイルが存在します。
多彩なコートの中から選ぶのは、多くの人にとって迷いの元となるでしょう。

冬のスタイリングを引き立てる「スタンドカラーコート」や「チェスターコート」など、個性を放つコートを、デザインごとに取り上げてみましょう。

チェスターコート

「チェスターコート」というのは、テーラードジャケットのような独特な襟形状を持つエレガントなロングコートです。

このコートの襟デザインやその長さは、フォーマルな雰囲気を強く醸し出しています。
「チェスター・フィールドコート」というのが正確な名称で、この名前の由来は19世紀にチェスター・フィールド伯爵がこのスタイルを始めて採用したという伝説にちなんでいます。
気温や気候にもよりますが、一般的には11月から3月の期間がチェスターコートの旬と言えるでしょう。
このコートはビジネスからカジュアルまで幅広く活躍するアイテムとして知られています。

以前は、その襟のデザインからフォーマルな場面での着用が一般的でした。ところが、時代とともに様々な素材やデザインのチェスターコートが登場し、カジュアルなコーディネートにも取り入れられるようになりました。

チェスターコートコーデ

チェスターコートのおすすめポイントはカジュアルからきれいめ、ビジネスまで取り入れられ、活躍するシーンの幅がとても広いことです。

写真のようにインナーがぴったりしていると首回りがすっきりしてスタイリッシュで上品な印象ですね。丈の長いカーディガンなどを着てもコートの裾が長いので上手くレイヤードが出来ます。コートの丈はロング丈よりも膝上丈がカジュアルにもビジネスにも活用しやすいのでおすすめです。

少しカジュアルに仕上げたいときは、中にシャツとパーカを重ねるといいでしょう。シャツできちんと感を出しながらもパーカでカジュアルダウンになります。
もちろんよりカジュアルに見せたい時は、パーカのみでボトムスにジーンズを持ってくるのもいいですよ。

ステンカラーコート

「ステンカラーコート」という言葉に聞き覚えはありますか?
これは、日本独特の言い回しで、実は和製英語なのです。元々「スタンド・アンド・フォール・カラー」という名称が日本語に適応される際に短縮され、「ステンカラー」という名前が誕生しました。この背景を知っていると、ただのファッションアイテムではなく、日本の文化や言語の面白さも感じることができますね。

ステンカラーコートは、そのデザインや素材、カラーリングの選び方によって、様々な場面でのコーディネートが可能です。
ビジネスからカジュアルまで、幅広いシーンに対応するため、ワードローブに一つは持っておきたい定番アイテムと言えるでしょう。それだけでなく、このコートの一番の魅力は、季節ごとに適したタイプを選ぶことができる点です。

例えば、薄手のステンカラーコートは、春や秋、初冬などの気温が少し低めの時期にピッタリ。
この時期は、中に薄手のニットやシャツを着るだけで、快適に過ごすことができます。
逆に、厚手のものは、真冬に最適。寒い時期でも、しっかりと暖を取ってくれるので、冬のおしゃれを楽しむ上での強い味方となるでしょう。

ステンカラーコートコーデ

カジュアル、ビジネス問わず活躍しますが、ゆとりのあるシルエットでスーツやインナーダウンも着込みやすいところがおすすめポイントです。
飾りがなく、シンプルなコートなので、写真のようにインナーにはボーダーを取り入れるとこなれ感が出ます。他にはチェックシャツや色物のニットもいいでしょう。

ディテールがシンプルなので、チェックなどの総柄もおすすめです。インナーやボトムスはモノトーンにして抑え、おしゃれに着こなせるでしょう。
ボトムスにゆとりのあるテーパードパンツやワイドパンツを合わせて、スニーカーにすればアクティブな日常スタイルになります。より季節感を楽しみたい時はコーデュロイ素材のパンツもおすすめです。

トレンチコート

トレンチコートは、一歩外に出るだけで瞬時に洗練された雰囲気を身にまとえるアイテムとして、多くのファッショニスタたちの心をつかんでいます。
仕事にもプライベートにも合わせやすく、それだけでスタイリングがぐっと引き締まるのが魅力です。

実は、トレンチコートの背後には歴史があります。第一次世界大戦の時代、イギリスの兵士たちが塹壕(トレンチ)での戦闘中に身を守るために着用していたとされる防水コートがその起源です。この歴史的背景が、その堅牢な耐久性と高い防水性を持つトレンチコートのデザインに影響を与えています。

また、軍服としての実用的な機能性を持ちつつ、そのフォルムには美しさが詰まっているため、まさに「機能美」という言葉がふさわしいアイテムと言えるでしょう。

さて、トレンチコートを取り入れるタイミングについてですが、春には2月下旬から4月中旬頃までが特におすすめの時期です。この季節は、まだ寒さが残る日があるため、トレンチコートが心地よい暖かさを提供してくれます。
一方、秋にトレンチコートを着るのであれば、10月からが最適です。

トレンチコートコーデ

コート自体はクラシックできれいめな印象ですが、コーディネート次第では写真のようにカジュアルに着こなすことも出来ます。
スーツとの組み合わせは、ベージュや紺などのスタンダードな色がどんなスーツにも合わせやすいでしょう。

そしてシンプルながらもスタイリッシュに見せるには、カーキや濃いブラウンを選ぶといいでしょう。中がシンプルな白シャツにデニムでもバランスよく着こなせばスタイルアップが出来ます。
スポーティなスウェットやパーカーを合わせるときはコートの色に映えるロゴや色を意識して足元は暗めのスニーカーでよりスポーティーなテイストにしてみましょう。

ピーコート

Pコートは、もともと19世紀末の英国で、厳しい船上の環境で働く海軍や漁師たちが寒さをしのぐために取り入れていたアウターウェアです。その頼りになる機能性と洗練されたデザインは、今も多くのファッション愛好者から支持を受けています。

現在のPコートは、その歴史的背景を基にしつつも、多彩なデザインや素材感で展開されています。
伝統的なデザインはもちろん、モダンなアレンジが施されたものまで、そのバリエーションの豊かさは他のコートの種類と比較しても際立っています。

Pコートの最大の特徴として挙げられるのは、ダブルボタンのデザインです。
このデザインは単なる見た目の問題ではありません。実は、前面が広く、2枚の生地を重ねてボタンを2つ付ける「ダブルブレスト」のスタイルにより、風をしっかりと遮断し、防寒性を高める役割があるのです。

この防寒性の高さから、Pコートは特に11月中旬から3月初旬までの寒い季節に最適です。
そして、クラシックなデザインはどんなスタイルにも合わせやすく、きれいめのスタイルからカジュアルなルックまで、あらゆるシチュエーションでのコーディネートに対応できます。
そのため、大人のファッションには欠かせない、とても万能なアウターとしての地位を確立しています。

ピーコートコーデ

こちらのコートは基本がダブルボタンのデザインでクラシックでかっちりとした着こなしが出来るアイテムです。

生地は厚めのものが多く、少し重いイメージがありますよね。ですが、写真のようにボトムスに明るい色を持ってくることで全体的に明るくなり、スッキリまとまります。

初めてのピーコートならばバランスの取りやすいショート丈がおすすめです。ジャケット感覚で気軽に羽織り、ボトムスがワイドパンツでもこなれて見えます。
小物ではニット帽をアクセントにしてストリートカジュアルな雰囲気にするのもいいですね。着飾りすぎず、チラッとおしゃれ感が出ますよ。

ダッフルコート

ダッフルコートはその独特のデザイン要素を持ちながらも、非常に機能的な防寒コートとして長く愛されてきました。その5つの特徴、すなわち「生地」「フード」「トグル」「ポケット」「着丈」は、もともと漁師やイギリス軍が寒さを避けるための特定のニーズに合わせて設計されています。
ピーコートと同じくウールで作られることが多いダッフルコートは、ピーコートのシャープなフォルムとは異なり、ゆったりとしたカットが特徴的です。このため、フォーマルなテーラードジャケットの上からも気軽に羽織ることができます。

近年では、伝統的なキャメル色だけでなく、大人の装いにもマッチするネイビーやブラックなどの色展開が増えてきています。
ショート丈からロング丈まで、さまざまなデザインが展開されているのも魅力の一つです。

寒さが厳しくなる冬の訪れとともに、ダッフルコートの出番が増えます。特に11月の後半から12月の初旬にかけては、その防寒性を存分に活かすことができる時期と言えるでしょう。

ダッフルコートコーデ

大きめのフードと留め具が印象的でオーバーサイズでも着こなしやすいところがおすすめポイントです。

写真のコーデでは、シャツの中にインナーを入れて、冬の重たい印象が明るくなるようなスタイリングです。
夏や秋に着ているシャツやボトムスが冬にも活躍しますよ。

シンプルなのでビジネスシーンでも活躍しますが、おすすめは街歩きをする時などカジュアルなシーンです。
コートの色にトーンを合わせたコーデがラフすぎず、きれいめカジュアルに仕上がるでしょう。
重たい印象をなくしたい場合は、明るめなベージュやオフホワイトを選ぶとクリーンな印象でコーデ全体が軽やかになります。

モッズコート

モッズコートという言葉は、一口に定義するのが難しく、多くの人々が異なるイメージや解釈を持つことがしばしばです。
一般的に、この言葉は1950年代から1960年代にイギリスで流行ったモッズ文化と関連しており、当時の若者たちが選び、愛用していたコートのスタイルを指すことが多いです。

モッズコートは、そのデザインの多様性から男性、女性問わず、カジュアルなスタイリングに合わせやすいアイテムとして知られています。
特にミリタリーを彷彿とさせる深いグリーンのカラーは、落ち葉が舞い始める秋の雰囲気にぴったりで、この季節のコーディネートのアクセントとして取り入れられることが多いです。

寒さが厳しくなる冬の季節でも、モッズコートはその万能さを発揮します。中に厚手のニットやセーターを着込むことで、しっかりとした防寒対策が可能。
12月の冷え込む日々でも、重ね着の技術を活かし、モッズコートを中心とした暖かく、そしてスタイリッシュなコーディネートを楽しむことができます。

モッズコートコーデ

このコートはミリタリーなイメージが強いかと思いますが、色が違えば写真のコーデのようにシックなイメージに変わります。
このようにオールブラックでまとめると、普段カジュアルなことが多くてもインナーを変えるだけで引き締まり、違う印象を与えることが出来ますよ。
カーキでもインナーをホワイトのみで仕上げるとカジュアルさもありながらきれいめなコーデになります。

ボリューミーなファーが付いていたり、オーバーサイズの場合は、ワイドパンツもいいですが、よりバランスを取りやすいのが細身のドレスパンツやテーパードパンツです。

アルスターコート

アイルランドのアルスター地域の特有のウールを材料として採用したことから名付けられた、優れた防寒効果を持つコートとして知られています。
「アルスターコート」という名のコートは、そのデザインが伝統的なチェスターコートに似ている一方で、コートのプロトタイプとも評される歴史を持ちます。
このコートの特性は、ダブルブレストのスタイル、豪快なラペル、そして長めの着丈にあります。
ディテールの面では多岐にわたるバージョンが存在し、これにより他の多くのコートとの差別化が図られています。
実際、チェスターコートやポロコートとの類似点がありながらも、アルスターコートの特徴的な大きなラペルとダブルブレストは、古典的な雰囲気を際立たせています。

このコートはドレッシーなテイストを保ちつつ、スーツとのコーディネートにも非常に適しています。
一方で、人気のチェスターコートと比べると、アルスターコートは自分のスタイルに独自性や特別感を加えたいときの秘密の武器となるかもしれません。

アルスターコートコーデ

ご紹介したコートの中でもシンプルに前のボタンを全て閉めてピシッと決まるのがこのコートではないでしょうか。
とてもクラシカルなディテールでダブルボタンが印象的なコートです。コート一枚でコーデが決まるのは嬉しいですよね。下手に小物を合わせず、シンプルに素材とディテールを際立たせることでコーデが完成します。

際立たせる為にも写真のコーデのようにインナーはコートが映える色を選ぶといいでしょう。
足元も革靴などを持ってくるとより上品になりますね。
柔らかい印象を与えたい場合は、コートは薄いベージュ系にしてトーンを合わせ、全体をまとめるといいでしょう。コートの前を開けて着るとより柔らかい印象になりますよ。

ケープコート

秋冬シーズンの定番アウターとして人気を集めるケープコートは、素材の選択によっては春夏のコーディネートにも取り入れることができます。その多様なシーンでの利用可能性は、その魅力の一つです。

ケープコートの特徴として、首周りを中心に展開するAラインのシルエットが多く見られます。
このコートの丈によって、スタイルや雰囲気は大きく変わります。例えば、ウエストの位置で終わるショートタイプは、爽やかで軽快なイメージを持ち、異なるボトムスとの組み合わせで様々なスタイリングを楽しむことができます。

それに対して、膝周辺で終わるミドル丈のものは、どんなボトムスとも相性が良く、ケープコート初めての方でも取り入れやすい一品です。あなたの日常のスタイルや、目指すコーディネートの雰囲気に合わせて、適切なアイテムを選ぶのがおすすめです。

たとえば、スリムなパンツと合わせてモダンな印象に仕上げたり、クラシックなスーツの上から羽織ることで、意外な組み合わせの魅力を引き出すことができます。

ケープコートコーデ

紹介するコートの中では珍しいシルエットですよね。着こなせればおしゃれ上級者間違いなしのアイテムです。
袖がないのが特徴ですが、インナー次第でコーデの印象は変化します。

写真のコートは中がボアでボリュームがあります。インナーをシンプルにして合わせることでバランスが取れていますね。素材がミリタリーテイストなので、よりミリタリーに細めのジーンズにエンジニアブーツを合わせるのもいいですよ。
コートをウール素材にするとガラッと雰囲気が変わりクラシックになります。インナーにはシャツやタートルネックのニットできれいめに仕上げるといいでしょう。

キルティングコート

キルティングジャケットやコートは、中綿が入ったステッチで仕上げられた「キルティング素材」を特徴とするアウターです。
多くはダイヤ型の縫製パターンが取り入れられていますが、波のようなデザインを持つものも見受けられます。

このキルティングの起源は、実に50年以上前、イギリスの馬のブランケットとして遡ることができます。

都市の日常でのスタイルにも適応してきたキルティングコートは、ゆったりとしたオーバーサイズのデザインもあります。ただし、ビジネスの場ではオーバーサイズがだらしなく見えることがあるので、スリムなデザインのものを選べばより適切です。

キルティングの質感と保温性は、秋から春にかけての長い期間にわたり活躍するアイテムです。

キルティングコートコーデ

このコートはカジュアルな印象が強いかと思いますが、キルティングのステッチや色によってはビジネスシーンでも活躍します。

ビジネスシーンでは、キルティングのステッチが細かめで落ち着いた紺や黒を選ぶといいでしょう。
カジュアルでは、カーキやベージュ、写真のような濃い色もカジュアルコーデにまとめやすいでしょう。
もちろん紺や黒でもスタイリッシュにモノトーンコーデにするのもおすすめです。

写真のコーデでは少しゆるめのボトムスを合わせていますが、バランスが難しい場合は細めのテーパードパンツやデニムを合わせましょう。

ダウンコート

真冬に必須なアウターと言えば、軽量かつ高い保温性を誇るダウンコートが挙げられます。
他のアウター類と比べても、その軽さと暖かさで冬の寒さから守ってくれるため、非常に人気があります。

お尻をすっかり覆い、暖かさをキープするダウンコートは、多くのバリエーションがあり、特に軽くて保温性に優れたモデルが多数ラインナップしています。これにより、厳しい冷え込みの時期でも快適に過ごせます。

特に、平均気温が10℃以下となる12月から2月の期間は、ダウンコートを取り入れるのがおすすめの季節と言えます。

ダウンコートコーデ

軽量で暖かいこのコートは持っていると万能に着回しが出来ます。シーンとしてはアウトドアに着ていく分厚いイメージがあるかと思います。ですが、最近は表面にダウンパックが見えず、一見ダウンには見えないスマートなデザインがありますよ。
この写真のようなディテールであれば、ビジネスシーンでも問題なくスーツに合わせられますよね。

トップスがカジュアルでも、ボトムスにセンターラインがあり、足元にローファーを合わせている写真のコーデはスタイリッシュに仕上がっています。
コート自体はカジュアルな印象ですが、合わせ方次第で印象が変わりますね。

タイロッケンコート

「タイロッケン」という名前は「ひもで締める」を意味し、これはボタンやジップではなく、ベルトで締めるスタイルのコートを示しています。
このタイプのコートは「ラップコート」と混同されることが多いのですが、ラップコートはベルトを直接結ぶのに対して、タイロッケンコートは留め具を使用してベルトを固定するのが一般的です。
この違いにより、より洗練された印象を持つコートとなります。

タイロッケンコートは歴史的にも古く、実はトレンチコートの前身とも言われています。基本のデザインは洗練されたシンプルさで、シルエットはややゆったりとしています。その上品ながらもオーバーサイズなバランスがトレンドを反映しているため、これ一つでコーディネートの洗練度が一気に高まります。

タイロッケンコートコーデ

ディテールは渋さがあり、こなれ感が簡単に叶うコートです。前のベルトを閉めても閉めなくてもポイントになるところがこのコートのおすすめポイントです。
写真ではきれいめにモノトーンで合わせていますが、トップスをカットソー、ボトムスをゆるめのジーンズにしてカジュアルダウンもいいですね。

品良くまとめるならば、シャツやタートルネックがシンプルに合わせやすいです。コートはそれほどぴったりしていないのでジャケットを中に着るのもおすすめです。
さらにチェック柄やウール素材の細身パンツを合わせると英国風になりますよ。

ボアコート

ボアコートは、その襟、裏地、あるいは表全体にモコモコのボア素材を使用したアウターを指します。この特有のふわふわした質感と優れた保温性で、冷え込む秋冬のシーズンには欠かせないアイテムとして多くの人々に愛されています。
このボリューム感溢れるボアコートを纏うだけで、スタイルに存在感をもたらせます。
シンプルなトップスやボトムと組み合わせることで、コートが主役のコーディネートを完成させるのがおすすめです。

ボアコートコーデ

ボアはバランスさえ取れれば異素材合わせでコーデが出来上がります。バランスの取りやすさはボアのボリューム感を抑えたもので膝上丈やショート丈がいいですよ。

合わせるアイテムとしては、写真のようにスキニージーンズできれいめに合わせたり、ゆるめにワイドパンツでリラックス感のあるスタイルもおすすめです。
ボアの色は黒や紺がカジュアルになりすぎないのできれいめにコーデを組みやすいです。

おすすめの異素材ミックスコーデは、インナーにシャツ、ボトムスにコーデュロイ素材のゆるめパンツです。
素材を組み合わせるだけでおしゃれ上級者になれますよ。

シーンに合わせたコートを選ぼう

コートの種類と共におすすめコーデも紹介してきました。秋から冬にかけて活躍な場面が多いコート。
キレイめに見せやすいおすすめアイテムですのでシーンに合わせたコートを選びおしゃれを楽しみましょう。

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