男の魅力をUPしてくれる黒シャツ。
1枚で着て主役としても、スーツやジャケットのインとして脇役としても使える活用範囲が広いアイテムだ。
今回はそんな黒シャツをオシャレに着こなすコツやアイテム別の着こなし方についてまとめてみた。 黒シャツを着てみたいけどどう上手く着こなせば良いか悩んでいる人に是非読んで貰いたい。
黒シャツをオシャレに着こなす3つのコツ
黒シャツは男らしさや落ち着いた印象などのイメージを与えるアイテムなので上手く取り入れたいオシャレアイテムの一つだ。
ただ黒シャツといってもいろんな種類があり、着こなし方も様々で活用範囲が広いがゆえにどうやって着こなしたら良いか悩んでいる人もいるだろう。
そんな人に黒シャツをオシャレに着こなす3つのコツについて教えたい。
- シーンに合わせてシャツの素材を変える
- モノトーンでシックに着こなす
- レイヤードアレンジでこなれ感を出す
以上の３つのポイントについて説明していこう。
シーンに合わせてシャツの素材感を変える
シャツの素材には大きく分けてコットン、麻、化繊繊維がありこれらの繊維を単体や混ぜて生地が作られている。
コットンは肌に優しく保温性、吸湿性に優れているがシワになりやすい。
ポリエステルはシワになりにくく、日焼けや虫害をうけにくいが静電気を帯びやすい。
また繊維のおり方によってブロード、ツイル、ドビーなど
生地の特徴や見た目が変わってくるので自分の目的や着用シーンにあった物を選びたい。
モノトーンコーデでシックに
モノトーンコーデはこなれ感が出てオシャレに見えるコーディネートだ。
黒・白・グレーの3色をメインにコーディネートすることで色を絞り、統一感がうまれ、スッキリとした印象に仕上がる。
黒シャツはそんなモノトーンコーデには欠かせないアイテムの一つだ。
レイヤードアレンジでこなれ感を出す
レイヤード、つまり重ね着をすることでオシャレ度をUPすることができる。
黒シャツはインナーとしても使え、Tシャツの上に着て羽織としても使えるアイテムなのでレイヤードアレンジをするには持ってこいのアイテムだ。
一気に上級者！黒シャツをオシャレに着こなす小ワザ術
黒シャツをオシャレに着こなす3つのポイントについて説明したが、
さらに上級者に見せる小ワザについても説明したい。
簡単に出来るのにオシャレ度は断然UPするので是非試して貰いたい。
こなれ感が倍増する「袖のロールアップ」
まずは簡単にできる袖まくり。
半袖のシャツと比べて長袖シャツの袖の腕まくりの方が男らしく見える。
半袖は袖幅が長袖よりも広いので腕が細く見え、子供っぽい印象になりがちだが長袖をロールアップする方法は袖幅が狭く、腕をたくましく男らしい印象を与えてくれる。
また人は直線よりも曲線に色気を感じるので手首を出す事でくびれを見せる事ができ、
色気がありこなれ感が出て、スッキリした印象を与える事ができる。
「タックイン・ブラウジング」でオシャレにひと工夫を
次に簡単に出来るのが
「タックイン・ブラウジング」
やり方はまずトップスのシャツをパンツの中にしっかり入れ、その後でシャツの裾を少し引っ張り出しておなか周りにゆとりを持たせるだけで完成だ。
引っ張り出すゆとりはベルト上部にシャツがかかるぐらいを目安にして全体のバランスを見て決めると良い。
タックインすることで足を長く見せる事ができるが、シャツをしっかり入れてしまうとカッチリした印象になりオフィススタイルのようになってしまうのでブラウジングすることで
ゆとりを持たせてこなれ感を出すとよりオシャレに着こなせる。
「ライトアウター」として爽やかに羽織る
簡単にできる黒シャツの活用は羽織として使用することだ。
シンプルなTシャツにパンツスタイルでもそこに1枚、黒シャツを羽織るだけで大人な雰囲気がUPする。
黒は色合わせも簡単で締まって見える色目なので羽織として使用するシーンは多いので黒シャツは1枚は持っていたいアイテムだ。
黒シャツに合わせたいアイテム別メンズコーデ【アウター編】
黒シャツをオシャレに見せるポイントや小技について説明してきたが、
ここからはアイテム別に具体的なコーディネートを提案していきたい。
まずはアウターと黒シャツのコーデから見ていこう。
ジャケットコーデ
デザインが多くゴテゴテして見えるジャケットも黒シャツと合わせる事でスッキリとした印象に仕上げる事ができる。
インナーを黒シャツにすることで大人な雰囲気に仕上がるのでおすすめだ。
カーディガンコーデ
個性的で可愛いカーディガンもシックな黒シャツと合わせる事で全体的に大人な雰囲気にまとめることができる。
黒シャツで大人なイメージに出来る分、合わせるカーディガンは遊び心のあるものを合わせてもオシャレに決まるのでおすすめだ。
黒シャツに合わせたいアイテム別メンズコーデ【パンツ編】
続いては黒シャツに合わせたいパンツとのコーデを見ていきたい。
定番のパンツとも黒シャツは合わせやすいので手持ちのパンツとのコーディネートの参考にしてほしい。
黒パンツコーデ
今人気のオーバーサイズのコーディネートも黒シャツと合わせてモノトーンでまとめることで
子供っぽくなりがちなオーバーサイズのコーディネートも大人な雰囲気にまとめることができる。
シワ加工のシャツなので表面感のあるシャツでオシャレに仕上がる。
デニムパンツコーデ
カジュアルなアイテムなので子供っぽくなりがちなデニムパンツも黒シャツと合わせると
大人っぽいコーディネートにすることができる。
この黒シャツはサイドスリットが入っているので重ね着をして中に明るい色目を入れてチラ見せさせてもオシャレに見える。
ベージュチノパンツコーデ
今、人気のビックシルエットタイプのシャツも黒色を選べばスッキリとした印象になり、
膨張色のベージュカラーのパンツでも野暮ったくならずオシャレなコーディネートにできる。
この黒シャツはラグランスリーブで、衿やボタンにデザインがある物なので1枚で着ても様になる一着だ。
黒シャツに合わせたいアイテム別メンズコーデ【靴編】
続いては黒シャツに合わせたい靴を紹介したい。
黒シャツと合わせることで大人なコーディネートになる物を集めてみた。
ローファーコーデ
黒シャツとローファーの組み合わせは大人の印象を与えるコーディネートだ。
シックな細見のチェックパンツと合わせる事でより大人な仕上がりになっている。
スニーカーコーデ
カジュアルになりがちなスニーカーもエナメル質のスリッポンタイプと合わせる事で大人っぽいコーディネートにすることができる。
黒シャツと合わせることでより大人な男のコーデにできる。
サンダルコーデ
夏に活躍するサンダルも黒シャツと合わせることで大人な雰囲気のコーディネートに仕上がる。
暑い時は長袖のシャツをロールアップすることでより大人の色気を出すことが出来るコーディネートだ。
半袖のシャツを合わせるよりも長袖のロールアップの方が男らしさを演出できる。
季節別おすすめ黒シャツメンズコーデ
黒シャツは一年を通して使用できるアイテムだが素材によっては春・夏向きや秋・冬向きの物もあるので上手く取り入れて季節感を取り入れたい。
季節感を取り入れることでよりオシャレ度が増すので是非とも覚えておきたい。
春・夏コーデにおすすめの黒シャツ素材
春・夏におすすめな黒シャツ素材は
- 麻・・・通気性、速乾性に優れており汗をかいてもべたつき難い。見た目も軽やかで涼しげ。
- 綿・・・肌になじむ柔らかい質感が特徴。吸水性が高いので汗も吸い取りやすい。
- 綿麻・・・麻とコットンを混ぜることでシワになりにくく、カジュアル感を抑える事ができる。配合の比率で表面感が変わるので好みの物が選べる。
- 化学繊維・・・吸水速乾やノーアイロン、抗菌、消臭効果などの高機能を付与した物がある。
春・夏におすすめの黒シャツメンズコーデ
春夏のコーディネートに黒シャツを取り入れる時に注意したいのが色目だ。
黒シャツを取り入れるとどうしても黒色が多いので暗くならないように注意したい。
他のアイテムで明るい色目を取り入れるようにしたい。
春夏のコーディネートにおすすめの物を集めて見たので参考にして欲しい。
軽やかに仕上げる春のパーカーコーデ
白ベロアのパーカーと組み合わせてオシャレ度UPのコーディネート。
秋冬に着る事が多いベロアだが色や生地が薄手の物なら春でも着用でき、他の人との差別化ができる組み合わせだ。
爽やかで好印象な夏のジーンズコーデ
夏らしく薄い色目のデニムと白シャツに黒シャツを羽織ったコーディネート。
黒シャツを羽織ることで色味が締まり、スッキリとした印象に仕上げることができる。
薄い色と合わせる事で夏でも暑苦しくない黒シャツのコーデができる。
秋・冬コーデにおすすめの黒シャツ素材
秋・冬におすすめな黒シャツ素材は
- コーデュロイ・・・生地に深みがあり、保温性が高いので秋冬におすすめ。色合いも柔らかく落ち着いた印象を与えることができる。
- フランネル・・・ネルシャツと呼ばれており、ウールやコットン素材を起毛させているので柔らかく暖かいのが特徴。
- ウール素材・・・CPOシャツなどの厚手のウール生地を使用したもの。ウールなので暖かく保温性があり、寒い秋冬にぴったりな素材。
秋・冬におすすめの黒シャツメンズコーデ
秋冬のコーディネートに黒色を取り入れる場合も色みに注意したい。
秋冬は全体的にトーンが暗い色みのアイテムと組み合わせる事が多いので全体が真っ黒になってしまう場合もあるだろう。
のっぺりとならないように同じ黒でも素材感を変える事で変化をつけたり小物で色を差したりして変化をつけたい。
秋冬におすすめのコーディネートを集めてみたので参考にしてほしい。
シックに決める秋の大人のニットコーデ
黒シャツを羽織として使用し、インナーにタートルネックのニットを合わせたコーディネート。
レザーの黒シャツとニットで同じ色目でも素材感を変えることにより表面変化を出すことで
のっぺりとしがちなモノトーンのコーディネートに変化を出した大人な組み合わせがオシャレ。
重くならないオシャレな冬コートコーデ
インナーに黒シャツを使用することでシックでスッキリした印象に仕上がっている。
色物のコートを着るときにインナーを黒で統一することでIラインが強調され、
まとまりが出てオシャレに見えるコーディネートにすることができる。
デートにもピッタリな女性ウケする黒シャツコーデ
全身を黒で統一するとクールになりすぎてかっこいいが近寄りがたい雰囲気になってしまうが
程よく白色のインナーを取り入れることで柔らかい印象をプラスすることができる。
女性からの印象のよい清潔感のあるコーディネートにする事が大事だ。
黒シャツの取り扱いお悩み別ポイント
黒シャツはオシャレに見えるアイテムだが取り扱いに注意が必要なアイテムでもある。
濃色なので着ているときにシワが目立ったり、長く使っていると毛羽立ちや色褪せという問題も起きてくる。
なのでそのような問題にどう対処したらいいか調べてみた。
お気に入りの黒シャツを長く着るために覚えておきたいポイントをまとめたので参考にして欲しい。
①黒シャツのシワはどうすればいい？
黒シャツは色の薄いシャツと比べるとシワが目立ちやすい。
着たいけどアイロンをかけるのは面倒だという人は下記のポイントを注意して洗濯すればアイロンの手間を減らせるだろう。
- 洗濯機に洗濯物を詰めすぎない
洗濯ものをギュウギュウに入れて洗濯するとどうしても洋服同士が絡まりあってシワになりやすいので洗濯するときはゆとりを持って洗濯する。
洗濯ネットに入れる事で絡まるのを防ぐ事ができる。 - 脱水は短く
他の物と同じ時間、脱水してしまうとどうしてもシャツはシワシワになってしまう。脱水時間は短い方がシワになりにくい。
また水分を多くふくんでいたほうが水の重みでシワも伸びるのでシャツはべちゃべちゃぐらいで干す方がシワにはなりにくい。 - シワを伸ばしてから干す
シャツを干すときは必ず手で叩くか、しっかり振ってシャツのシワを伸ばしてから干す。
シワがついたまま干すとそのシワが乾いたときそのまま残っているので注意が必要。 - ゆとりを持って収納する
せっかくシワを少なく干せても、収納の時にギュウギュウに詰めてしまうとよれてシワになってしまう。
なるべくどこにも当たらず余裕を持って収納させる。
上記のことに注意して洗濯すればかなりシワは防げるだろう。
どうしてもシワになってしまったがアイロンをかけるのは面倒だという人はシワの部分に霧吹きをかけて濡らして、ドライヤーを当てることでシワが取れるのでおすすめだ。
ただ焦げてしまう可能性があるので長時間当てたり、近づけすぎたりしないように注意が必要だ。
②黒シャツの色褪せはどうすればいい？
黒シャツは長く着ていると色褪せしてしまってダメにしてしまった経験がある人もいるだろう。
なるべく色褪せさせない為に下記の事に注意して欲しい。
- すぐに洗濯する
汗がついた洋服をそのまま放置しておくと汗の成分が染料を分解して色褪せの原因になるので1日着用したら汚れていないと思ってもすぐに洗濯するようにする。 - 中性洗剤またはオシャレ着用洗剤を使用する
弱アルカリ性で洗浄力の強い洗剤や蛍光増白剤や漂白剤が配合されている洗剤を使用すると黒などの濃い色は色褪せすることがある。なので洗剤は中性洗剤やオシャレ着用洗剤を使用するようにする。 - 服を裏返して干す
紫外線は衣類の素材そのものや染料と反応して色褪せの原因になることがある。なので裏返して干す事で紫外線を防ぐようにする。また乾いたらすぐに収納することも忘れないようにしたい。 - 防虫剤は1種類
防虫剤の成分が違う物を一緒に入れて収納すると発生したガスが化学変化を起こして衣類が変色したり色褪せしたりすることがある。なので防虫剤を使用するときは併用せず、1種類のみにする。
上記の事に注意していても黒シャツを色褪せさせてしまった場合は
家庭で染色できるキットや布えのぐなどを使用して自分で再度染めなおすことも出来る。
自分で染めるのが心配な人はクリーニング店で染めなおしサービスをしている所もあるので相談してみるのもおすすめだ。
③黒シャツの毛羽立ちはどうすればいい？
黒シャツを長く着ていると毛羽立ちが発生してくる。
毛羽立ちを防ぐ方法を知っていればお気に入りの黒シャツを長く着る事が出来るので覚えておいて損はない。
- 裏返して洗濯する
毛羽立ちの原因になるのは洋服が擦れる事による摩擦なので裏返して洗濯することで摩擦を防ぐことが出来る。
また洗濯ネットを使用することで他の物との摩擦を減らす事ができる。 - ドライコースやオシャレ着コースで洗う
ドライコースやオシャレ着コースの方が通常の洗濯コースよりも優しく洗うので衣類同士の擦れが少なく摩擦を減らすことができる。
洗剤もオシャレ着用の物を使用するとより負担を減らせる。 - 洗濯物を詰めすぎない
洗濯物を詰めすぎて洗濯すると衣類同士が擦れて毛羽立ちの原因になるので詰めすぎないようにする。 - 柔軟剤を使用する
柔軟剤を使用すると静電気を予防する効果があるので毛羽立ちを防ぐことが出来る。 - 同じ洋服を続けて着ない
同じ洋服を続けて着ると洗濯の回数も増えるし、着用時の擦れで毛羽立ちが発生しやすくなる。
洋服は1日着たら１～２日休ませるようにする。
黒シャツをシックに格好良く着こなそう！
黒シャツは季節を問わず、また1枚でも重ね着でも活躍するマルチなアイテムだということがわかってもらえただろう。
なので1枚は持っておきたいファッションアイテムだ。
そんな黒シャツを上手に取り入れ、オシャレに見せるコツが解ってもらえたと思うので是非とも黒シャツを上手に取り入れてファッションを楽しんで貰いたい。
大人の魅力がUPすること間違いなしだ。