肌馴染みがよく、落ち着いたナチュラルな印象を与えてくれるベージュ。
ベージュパンツは明るすぎず暗すぎず主張も強くないため、柔らかな親しみやすい印象を与えてくれます。
しかし、
「ベージュパンツを買ったはいいけどオシャレなコーデがわからない」
「なんとなくコーデがぼやけてしまう」
と悩みを抱えるメンズも多いことでしょう。
この記事では、ベージュパンツを使ったメンズのおすすめコーデや、季節別の着こなし方も紹介していきます。
ぜひコーデを組む際の参考にしてみてください。
ベージュパンツに合う色は何?
ベージュパンツをいざ買ってはみたものの、
「色の組み合わせで悩む」
「オシャレな色の組み合わせがわからない」
といった、ベージュと合わせる色で悩むメンズもいるのではないでしょうか。
ベージュパンツに合う色は、以下の3つです。
・モノトーン
・アースカラー
・ブルー系
ここからは、それぞれのベージュパンツに合う色について解説していきます。
モノトーン
モノトーンとは、白、黒、グレーといった無彩色のことです。
黒は、優しい印象のベージュをぐっと引き締め、コントラストの効いたメリハリのあるコーデに。
白はベージュとグラデーションのような濃淡を表現し、上品でナチュラルなコーデに仕上げてくれます。
中間色のグレーはメリハリがつきにくいものの、落ち着いた印象をプラスし大人っぽいコーデに仕上がるでしょう。
アースカラー
アースカラーとは、大地や植物、海など自然界に存在する色をイメージさせるカラーのことである。
ベージュもアースカラーのひとつで、その他にはブラウンやカーキ、テラコッタなどがある。
アースカラー同士は馴染みやすく、親しみやすいナチュラルコーデに仕上がる。
ブルー系
ベージュと相性抜群な定番色がブルー系です。
お互いに引き立てあい、メリハリのあるコーデを実現してくれます。
カジュアルにしたいのであれば、明るめのブルーを合わせると、爽やかさも出るためおすすめです。
上品で洗練された印象にしたいのであれば、ネイビーなどの落ち着いた色がおすすめです。
ベージュパンツに合わせたいアイテム
オシャレなベージュパンツを手に入れたはいいものの、組み合わせるアイテムによっては魅力を十分に発揮できないことも。
「どんなアイテムと合わせたらいいんだろう」
「ベージュパンツと合わせるオシャレなアイテムが知りたい」
と思うメンズもいるでしょう。
ここからは、
・アウター編
・トップス編
といった、ベージュパンツに合わせたいアイテムをそれぞれ紹介していきます。
アウター編
ベージュパンツには、どんなアウターを合わせるか悩むメンズも多いのではないでしょうか。
ベージュパンツはカジュアルな印象なので、きれいめアウターと相性がいいです。
色は黒やネイビーを選べば失敗しにくいでしょう。
カジュアルなアウターでも色を意識すれば、大人っぽい着こなしができます。
ここからは、ベージュパンツと合わせたいアウターを紹介していきます。
ジャケット
黒のジャケットにワイドテーパードのベージュパンツを合わせたコーデ。
インナーにはブルーのシャツ、ネイビーのニットを合わせ遊び心のあるこなれた印象に仕上がります。
ワイドシルエットでカジュアルなベージュパンツですが、テーパード仕様できれいめアイテムとも相性がよく、程よく着崩したオシャレな印象になります。
アンクル丈がレザーシューズを際立たせ、こなれ感をプラスしています。
マウンテンパーカー
黒のマウンテンパーカーにベージュのストレートパンツを合わせたコーデ。
センタープレスされたベージュパンツを合わせることで、ルーズになりすぎずきれいめ要素が加わったコーデに仕上がります。
インナーは白、ハットやスニーカーは黒を合わせ、モノトーンカラーで大人カジュアルな印象を与えてくれます。
テーラードジャケット
ダブルボタンのテーラードジャケットにベージュパンツを合わせたコーデ。
インナーのさりげないボーダーが程よいカジュアルさをプラスし、コーデの良いアクセントになっています。
リラックスシルエットのベージュパンツがかっちりしすぎず、オシャレなきれいめカジュアルスタイルを実現しています。
カーディガン
ネイビーのカーディガンにフェアアイル柄のネイビーシャツ、テーパードシルエットのベージュパンツを合わせたコーデ。
上半身をネイビーで合わせることでコーデにメリハリがつき、細身のパンツですっきりとした上品な大人の着こなしができます。
足元はスニーカーを合わせ、カジュアル要素をプラスしバランスがとれています。
トップス編
ベージュパンツには、どんなトップスを合わせたらいいのか悩むメンズも多いでしょう。
カジュアルな印象のベージュパンツには、きれいめトップスが相性抜群です。
ここからは、ベージュパンツを合わせたいトップスを紹介していきます。
トップスに悩んだ時におすすめしたいアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。
白シャツ
クリーンで上品な印象間違いなしの白シャツ。
白シャツとベージュパンツは王道の組み合わせで、失敗せずきまるトップスです。
足元は黒のシューズを合わせれば、コーデ全体がぼやけることなく引き締めてくれます。
ポロシャツ
きれいめアイテムのポロシャツもベージュパンツと相性抜群で、大人っぽいコーデに仕上げてくれます。
このコーデのようにネイビーのポロシャツを選ぶと、洗練された大人っぽい印象になります。
足元はスニーカーでカジュアルさをプラスし、白を選ぶことで抜け感を演出しています。
【季節別】ベージュパンツおすすめコーデ
季節が変わればアウターやトップス、パンツの種類も移り変わっていきます。
それぞれの季節でアイテムや丈も違うため、ベージュパンツと合わせるコーデに悩むこともあるでしょう。
ここからは、季節別にベージュパンツのおすすめコーデを紹介していきます。
コーデに迷った時はぜひ参考にしてみてください。
春におすすめコーデ
春は年度の始まりであり、爽やかな気分でスタートしたい季節です。
爽やかな雰囲気のコーデに仕上げることで、気分も上がり季節感のある着こなしになるでしょう。
白や爽やかなブルーなど、明るいカラーを取り入れていきましょう。
ストライプシャツが春らしい爽快感
ネイビーのストライプシャツにインナーに黒カットソー、センタープレスのベージュパンツを合わせたコーデ。
ストライプシャツが春らしい爽やかさを漂わせ、ビッグシルエットで品の良いカジュアルさを実現しています。
センタープレスされたベージュパンツが上品で、黒のレザーシューズが大人っぽく仕上げてくれます。
ワイドパンツで余裕感のある着こなし
黒のマウンテンパーカーにブルーのデニムシャツ、ワイドシルエットのベージュパンツを合わせたコーデ。
まだまだ肌寒い日もある春にはマウンテンパーカーが活躍します。
黒のアウターにブルーのデニムシャツが映え、ベージュパンツとの相性も抜群です。
ベージュパンツはワイドシルエットを選ぶことで、余裕感のある着こなしになります。
夏におすすめコーデ
夏は気温が高く汗ばむ季節。
ドライタッチの素材や、リネンやコットンといった通気性がよい素材のベージュパンツがよいでしょう。
ベージュなら色の主張が強くないため、ショートパンツでも大人なコーデに仕上げてくれます。
清潔感漂うグラデーションコーデ
白シャツに白のインナー、ベージュのショートパンツにベージュのサンダルを合わせたコーデ。
バッグはブラウンを選び、コーデ全体でグラデーションを楽しむような着こなしです。
選び方を間違えると子どもっぽく見られてしまうショートパンツですが、ベージュカラーは肌馴染みがよく主張が強くないため、シャツなどのきれいめアイテムと合わせればナチュラルで上品な印象になります。
リネンパンツで夏を快適に
ブルーグリーンのシャツにサックスのボーダーシャツ、ベージュのリネンパンツを合わせたコーデ。
小物とサンダルを白で統一し、夏の爽快な空を思わせるような色使いのコーデです。
ベージュパンツはリラックスムードがありながらも、センタープレスされたすっきりシルエットで大人の着こなしにマッチしています。
リネンブレンドなので通気性もよく、汗ばむ夏にも快適にすごせそうです。
秋におすすめコーデ
秋は気温が下がり肌寒い日が増えてきます。紅葉などもみられ、冬に向けて季節が移り変わり落ち着いた印象です。
秋から着るベージュパンツは、落ち着いた濃いカラーを選ぶと季節感を出しやすいためおすすめです。
コーデュロイパンツで秋を感じさせる
マスタードのオープンカラーシャツにコーデュロイのベージュパンツを合わせたコーデ。
キャップやインナー、スニーカーの色をまとめ、統一感のあるコーデに仕上がっています。
秋カラーのアイテムでまとめ、コーデュロイ生地のベージュパンツが秋らしさを感じさせるコーデになっています。
さりげないチェック柄で大人の着こなし
カーキのモッズコートにダークネイビーのパーカー、グレンチェックのベージュパンツを合わせたコーデ。
モッズコートとベージュパンツはアースカラーの組み合わせで、ナチュラルでオシャレな印象に仕上がっています。
ダークネイビーのパーカーと黒のシューズがコーデにメリハリをつけている
ブリティッシュなチェックがコーデに遊び心をプラスし、オシャレな印象になります。
冬におすすめコーデ
気温がぐっと下がり、寒い日が続く冬。
冬には温かさを素材や色あいでコーデできれば、おしゃれな着こなしに。
冬に着たいニットとベージュパンツは相性がよく、より柔らかな親しみやすい印象を与えてくれるでしょう。
アースカラーでナチュラルコーデ
ブラウンのノルディック柄ニットとテーパードシルエットのベージュパンツを合わせたコーデ。
冬らしいノルディック柄は、落ち着いた配色のため大人の着こなしにマッチしています。
ブラウンとベージュのアースカラー同士の組み合わせで、親しみやすいナチュラルな印象に。
足元もブラウン系のシューズで合わせ、よりまとまりのあるコーデに仕上がります。
細身ベージュパンツで叶う大人シルエット
グレーのガウンコートに黒のジップブルゾン、ベージュパンツを合わせたコーデ。
グレー、黒、スニーカーの白といったモノトーンカラーで揃え、まとまりのあるコーデに。
足元の白スニーカーがコーデ全体の抜け感となって、バランスが取れています。
ガウンコートに細身のベージュパンツを合わせることで、Aラインシルエットがきれいに決まり、大人っぽい落ち着いた印象を与えることができます。
ベージュパンツをおしゃれに着こなそう!
今までは、ベージュパンツをコーデするのが難しいと思っていた人もいたのではないでしょうか。
この記事で紹介してきた通り、アイテムや色を意識すればおしゃれで親しみのあるコーデを実現してくれるのがベージュパンツです。
ぜひこの記事を参考に、ベージュパンツをおしゃれに着こなしましょう。