40万円前後の腕時計の選び方
腕時計の選び方は人それぞれではありますが主な選び方を紹介する。
- ファッションスタイルに合わせる
- 生活スタイルに合わせる
- ブランドで選ぶ
- コスパに優れたものを選ぶ
- 長く愛用できるものを選ぶ
これらが主な腕時計の選び方である。
それぞれの選び方について解説していく。
腕時計を身につけるシーンから選ぶ
時計は日常生活には欠かせないものですが、大きく分けて2つ。
・ビジネスやオフィス
・オフの日やプライベート
この2つに分類される。
ビジネスシーンで使用する
ビジネスシーンでの腕時計の選び方として、「デジタルではなくアナログのものを選ぶ」
スーツでの仕事やフォーマルな場面ほどアナログが好ましく、使いやすい。
派手な色や奇抜な見た目の時計は避けよう
時計は目についてしまうので派手すぎると悪目立ちしてしまう場合があるので文字盤がホワイト・シルバー・ブラック。ケース素材はステンレスなど落ち着いた色合いの物を選ぶのがオススメ。
ダイヤなどが大きくついているものも避けたほうがいいです。
また、ケースサイズが大きすぎると袖口に収まりきらず見栄えも良くないので、大きすぎず自分の腕にあう物を選びましょう。
男性の平均サイズでいうと36~40mm前後の物がオススメである。
これまでは基準的な選び方。オススメの形などの選び方を紹介します。
先ほどケースサイズについて書きましたが、ケースの形です。
ケースサイズは主に3種類あります。
- 丸型(ラウンド型)
- 正方形型(スクエア型)
- 長方形型
まずは丸型(ラウンド型)。
丸型のケースはオーソドックスで一般的である。
ビジネスシーンにも馴染みやすく癖がないデザインなので「こだわりがない」「形に迷う」という時は丸型を選ぶのがオススメである。
次に正方形型(スクエア型)。
正方形型はスタイリッシュで個性的な印象を与えます。
「スタイリッシュに見せたい」「個性をだしたい」という時は正方形型がオススメである。
最後に長方形型。
長方形型は正方形型と比べて高級感があり華やかな印象がある。
そして素材。素材には2種類あり、「革」と「金属」だ。
革製のバンドはフォーマルな印象を与えるのが魅力。汗や雨などの水分には弱くれっかの恐れはありますが、肌当たりは柔らかいので使いやすく使い込む事で味わい深い色合いになっていくのも革製バンドならではの魅力。
服装や季節によってバンドを変えることもできるので、ひとつ持っておくと活躍間違いなしなのでオススメである。錆びにくく耐久性もあるので一年中長持ちさせたいのであれば金属製がオススメである。
金属製は重厚感があり、カジュアルな印象を与えます。軽さを求めるのであれば、「チタン」をオススメします。
プライベートで使用する
プライベートシーンでの腕時計の選び方。
プライベートでの腕時計のオススメの選び方は「服との合わせ方」だ。
シンプルで個性的で奇抜すぎないものを選ぶのが基本かと思います。
全体的なコーディネートで腕時計だけ浮くような事になってしまってはもったいないからです。
その中でも重要視してほしいのがバンドの色です。
迷う場合は黒か茶色を選ぶのがオススメ。基本的に落ち着いており、どんなファッションでも合わせやすく革靴などのアイテムとも色を統一することができるからだ。
もし、バンドの色選びが難しいのであれば金属のバンドのものを選ぶと良い。金色も高級感溢れますが、目立ちすぎて合わせづらいということもあるので銀色がオススメです。
どちらのシーンでも使用したい
どちらのシーンでも使用したい場合はとにかく個性的ではないシンプルなデザインの腕時計を選ぶのがオススメ。デザインだけではなく、ベルトや文字盤の色もシンプルで落ち着いた黒や茶色を選んでおくと間違いなし。
時計の機能性から選ぶ
ここまで紹介してきた事はデザイン性重視での選び方がメインとなっておりましたが、ここからは機能性の話や、時計の見た目のデザインではなく中身の事にも触れながら紹介していきます。
ムーブメントから選ぶ
時計にはムーブメントというのが3種類あります。
ムーブメントとは針の動きや日付の変更といった腕時計の駆動をつかさどる部分になります。
・手巻き
手巻きは自動車でいうとエンジンのようなものである。電池が不要で定期的にゼンマイを巻けば使い続けられるという魅力があるので長く使いたいのであれば手巻きがオススメである。また、手巻きは現在では生産が少なく貴重なものでありレトロな印象がある。
時計をファッションとして使いたいというのであれば是非手巻きを。
・自動巻き
自動巻きは腕を動かすことに合わせてムーブメントに内臓されているローターが回転することによってゼンマイが巻き上がり時計が動くという仕組みです。
電池交換が不要なので電池切れの心配はありません。
ただ、置いておくと止まってしまったり、1日に何秒かの誤差がでることもあるため時間にこだわる方には向いていませんが、自動巻きは多くのブランドで主流なので選択肢は多く、多くの中から選びたい方にはオススメ。
・クォーツ
クォーツとは水晶のことであり、この水晶が時計に使われることで時計の針が正確かつ一定のリズムを刻めるようになる。クォーツは長時間利用できませんが、針の正確性があり、誤差が生じても10万年に1秒程度のものであるので時間にこだわるのであればクォーツが一番オススメである。
海外に行くことが多いなら複数の時間を表示できるもの
海外によく行くことが多いととても役立つ時計機能がある。
その時計機能が「ワールドタイム」である。ワールドタイムの機能は大きく3つに分けられている。
- 同時に2つの時刻を表示する
- 同時に複数の時刻を表示する
- 手動で表示したい時刻に切り替える
であり、どの機能もとても便利で役立つ。
ワールドタイム機能付きの腕時計の中でもオススメの時計の一つ。カシオのエディフィスシリーズの一つである。機能だけではなく、フォーマルで使いやすいのも魅力。
パソコンをよく使うなら耐磁性のものを
腕時計は時期に弱く、ムーブメントが磁気帯びをしてしまった場合、時間が進んだり遅れたりと不具合が生じてくる。
そのため耐磁性のものを使ったほうが少し安心できるのだ。
デザインから選ぶ
ここまで腕時計のことや腕時計の選び方など様々な事について紹介してきましたが、ここからはデザインから選ぶ時の注意点やアドバイスなどの少しこれまでより深堀して紹介します。
デザイン重視で腕時計を選ぼうと思っているのであれば要チェックポイントである。
文字盤のデザイン
文字盤の色やデザインによって腕時計の印象は変わってくるので重要なポイントである。ホワイトの文字盤はカジュアルな印象があり、シンプルでどんなファッションでもどんなシーンでも使えます。その一方で、ブラックの文字盤は落ち着いた印象があり、大人っぽくかっこいい印象も与えます。
定番といえばどちらかといえばホワイトの文字盤。白シャツなどよく着るのであればなおさらホワイト文字盤をオススメする。
ブラック文字盤は年齢問わず使用できるので少しクールさも取り入れつつ長年使いたいのであればブラック文字盤がオススメです。
ベルト
続いてはベルトで選ぶ場合です。
ベルトは腕時計の印象を大きく左右するくらい大事なポイントでもあります。
同じ時計でもベルトを交換するだけで違ったもののように見え、雰囲気を変えることができます。
・革ベルト
革製のベルトはカラーも豊富で、フォーマルなシーンで使いやすいです。
お手頃なのは牛革。高級感溢れるのはワニ革です。革素材を選ぶ際は水濡れを避け、定期的に汗やホコリなどの手入れをするこが長持ちの秘訣です。
・金属製
金属製のベルトはビジネスからカジュアルなシーンまで様々なシーンで使うことができるので時計をよく着けるという方は金属製がオススメです。
金属製は少し高価で重い素材ですが、手入れの手間を省くことができます。
また、耐久性もあり、長く使えるので長年使えるものが欲しいならぜひ金属製のベルトを。
ブランドから選択するのもあり
最後にブランドで選択するというのもありますね。
デザインだけでなく、素材の品質や製造技術の高さが時計の印象に影響します。せっかく時計を買うなら、知名度の高いブランドで高品質な時計を探すのもオススメです。
特にシンプルなデザインであればあるほど信頼できるブランドのものであれば安心して買う事ができます。
レンタルするという選択肢も
現在は腕時計をレンタルできる便利なサービスもあります。
そのサービスがKARITOKEです。
こちらのサービスは50ブランド1300種類の中から気になるブランド腕時計を3980円(税込4378円)~ 楽しめるというサービスです。気分やシチュエーションに合わせて腕時計をレンタルできるので様々な腕時計をお楽しみ頂けます。
通常使用で生じるキズや故障は保証され、リーズナブルで高級腕時計を身に着けられるので、買う勇気はないけど気になっているなどの時計があれば特にオススメのサービスです。
ビジネスシーンでおすすめ!40万円前後で買える人気腕時計
腕時計は安価な物から高価なものまで幅広くあります。その中でも40万円台の腕時計はプレゼントや自分へのご褒美に人気です。
40万円台と絞ったとしても様々なブランドがあるので迷いますよね。
そんなあなたにオススメの腕時計を紹介する。
カルティエ サントスデュモン
こちらのカルティエの時計はブラジル人飛行士のサントス デュモンが飛行中に時間を確認したいという願いを叶えるために作られた世界初の腕時計です。
1904年の最初のモデルから変わっていません。リューズについたパール状の飾りも上品で美しく魅力的です。
また、シンプルなデザインでもあるので、ビジネスシーンでも目立つことなく、お洒落な雰囲気をだすことができます。
SPEEDMASTER 38CO‑AXIAL CHRONOGRAPH 38 MM(324.30.38.50.06.001)
こちらの時計は洗練されたシルバーカラーに統一したボディが印象的。高級感溢れるデザインに伝統的な機能であるクロノグラフ、クロノメーター、スモールセコンド、タキメーターが備えられており、お洒落かつ便利。ビジネス用としても最適です。
Grand Seiko Elegance Collection(SBGW231)
こちらは裏蓋がシースルーになっており、ムーブメントの動きを楽しむことができる時計で少し珍しいデザインとなっております。
無駄なものが省かれており、シンプルな文字盤でお洒落なデザインとなっている。ムーブメントの技術は現代のものが使われているので制度の高い時間の刻みを実現している。
PELAGOS(M25600TB)
こちらはシンプルなデザインになっており、文字盤とベゼルがマットブルーなクールなデザイン。インデックスと針には夜光塗料が塗られており、映えます。
チタン素材なので軽くて長時間着ける人でも負担が少ない時計である。
Heritage Collection(SBGA299)
機械式とクオーツのハイブリッド機構が生きる時計である。
全体的にシンプルでスマートなデザイン。ビジネスシーンでも目立たず、スーツにも合うので使いやすくオススメである。また、白色の文字盤の上にシルバーで細身のインデックスを使用することで時間を視認しやすくなっている。
プライベートでおすすめ!40万円前後で買える人気腕時計
ここまではビジネスシーンで利用しやすいものを紹介してきた。ここからはプライベートで使いやすい腕時計を紹介していく。
スーパーオーシャン ヘリテージ B20 オートマチック 42
レッドゴールドのアクセントが効いたデザイン。
1950年代のオリジナルスーパーオーシャンにインスパイアされたモデルでエレガントなデザインのダイバーズウォッチである。少し派手さもあるのでビジネスシーンというよりはプライベートで手元をかっこよく見せたい時にオススメ。
プライベートでオススメといえばやはりデザイン性のあるものにはなる。ビジネスシーンでは少し派手だったり、スーツなどのフォーマルな時には合わせにくいようなものが挙げられる。
アルソー 78
マットグレーのダイヤルとベゼルで落ち着いたシックな印象に。
派手な色味やデザインではないが時計自体に存在感があり、これを持っているだけでおしゃれな印象に。モノトーン系のコーデとなら相性抜群である。
BR V2-92 ミリタリーベージュ
少し珍しいベージュのダイヤルがヴィンテージな印象に。ストレッチ性の新素材のストラップを使用しているため、長時間着ける際でも付け心地がよく気にならない。
シンプルな服装でも少し色味のある服装でも合うシンプルめなデザインに仕上がっている。
エクセレンス レギュレーター パワーリザーブ
主文字盤には「分」を、12時位置には「時」、そして「秒」は6時位置の陰ダイヤルで別で表示するレギュレーターモデル。なかなかない珍しいデザインであるので使いやすさというよりは希少さや、デザイン性が人気。
「あまり人と被りたくない」「個性的な時計が欲しい」方にはピッタリ。
エコ・ドライブ 地焔 -つちのほむら-
このモデルはミニッツリピーターや永久カレンダーなどの機械式ではとても複雑になる機能をクォーツで再現している。なかなかないデザインであり、機能性である。
パッと一目みただけでもインパクトがあり個性的なので手元にワンポイントアイテムとして取り入れるのがオススメ。
ビジネス・プライベートどちらもOK!40万円前後で買える人気腕時計
ゼニス エリート クラシック
ゼニスの自社製ムーブメントを使用。ブルーにサンレイパターンを刻んだ文字盤で一体感のあるブルーアリゲーターレザー製のベルトで派手すぎずお洒落な印象に。薄型ですっきりとしているためどんな服装でも合いやすく、スーツでも手元がかさばらずすっきりとした印象に。
タグホイヤー キャリバー5
シンプルなデザインで定番の腕時計という印象。
スーツにも合うのでビジネスシーンでも使いやすく、プライベーとでもスマートに腕時計を身に着けたい時にも使いやすい。派手さもなく分厚いものでもないのでこのようなシンプルなデザインの腕時計は一本必要!
BAUME&MERCIER(ボーム&メルシエ)クリフトン
クールでシックな雰囲気の腕時計。
シンプルだけどお洒落というバランスの良いデザインになっており、プライベートでもビジネス用としても大活躍間違いなしです。プライベートシーンでもどんなファッションでも合うデザインなので迷う心配もなし。
ビジネスシーンでもスーツにもあうかっこいい色合いで目立つこともないので使いやすい。
ノモス タンジェント
日付け機能と自動巻きを搭載しており、機能性も抜群。デザインもとてもスマートでシンプルなのでシーン問わずどんな場面でも使いやすいので一本持っているととても活躍できる腕時計である。
腕時計を長く使うためのポイント
腕時計は少しでも長くいい状態で愛用し続けたいもの。
日々の手入れや正しい使い方をしていれば腕時計の寿命を大幅に伸ばすことができる。その方法をピックアップして紹介していく。
使用後に汚れを拭き取る
とにかく付着した汗や汚れを拭いておくことがポイントです。
腕時計に一番使われている素材はステンレス。ステンレスは錆びにくい素材ではありますが、水や汚れの放置が原因で錆びることはある。
また、プラスでブラシなどで隙間の汚れを時々とるとなお長持ちする。
湿気の少ない場所で保管
腕時計は精密な機械であるため、保管方法が大変重要である。
大前提としては常温、また、ホコリや湿気が少ない場所を選んで保管することで長く使うことができる。
納得のいく腕時計を手に入れよう
今回は40万円前後の腕時計を紹介してきた。
シーンにあったオススメ腕時計や、腕時計の選び方を紹介してきた。
腕時計は数えきれないくらいの種類があるので選ぶのも迷ってしまう。
そんなあなた。お気に入りの腕時計に出会えるようぜひ参考にして頂きたい。