ゴルフを始めたばかりのメンズは、「キャディバッグってどれがいいの?」と迷ってしまうことも多いだろう。
そこで、キャディバッグの選び方に迷うメンズに向けて、
- キャディバッグのメンズ用とレディース用の違い
- ゴルフのキャディバッグの選び方
- おすすめキャディバッグブランド
を紹介していく。
キャディバッグに悩む初心者の方の参考になれば嬉しい。
キャディバッグのメンズ用とレディース用の違い
キャディバッグのメンズ用/レディース用の違いは、デザイン、あるいはカラーによるものだ。
大きさや機能に差はないため、以下で紹介するようなキャディバッグの特徴を参考にして選ぶと良いだろう。
ゴルフのキャディバッグの選び方
ゴルフのキャディバッグにはたくさんの特徴がある。
例えば、次のような特徴に注目して選ぶことができる。
- 形状タイプ
- サイズ
- 高さ
- 重さ
- 仕切りの数
- 収納ポケットの数
- 素材
- デザイン
たくさんの特徴があるが、どのような点に注目すれば良いのだろうか。
以下で順に紹介していこう。
タイプで選ぶ
キャディバッグには、「カート型」「スタンド型」の2種類がある。
どのような違いがあるのだろうか。
丈夫で収納力に優れている「カート型」
「カート型」は、スタンド不要で自立させることができるタイプだ。
様々なサイズがあり、自分の用途に合わせて選ぶことができる。
メリットは、
- 作りが丈夫である
- 収納がたくさんある
という2点だ。
カート型のキャディバッグは、プロが使用するような大型のものもあるため頑丈に作られている。
また、中心にあるゴルフクラブの収納口を取り囲むように収納ポケットがついている。
そのためカート型のキャディバッグには、ゴルフに使う小物や、シューズのようなかさばるアイテムをひとまとめにして収納することができる。
軽量で持ち運びやすい「スタンド型
「スタンド型」は名前の通り、キャディバッグ本体からスタンドを立てて自立させるスリムなタイプだ。
メリットは、軽量で持ち運びがしやすい点だ。
スタンド型のキャディバッグは自分で荷物を持ち運びながらプレーすることを想定して作られている。
そのため、カート型に比べて収納は少ないものの、より軽さを重視して作られている。
サイズをチェック
キャディバッグは、タイプだけでなくサイズも重要だ。
注目ポイントは、
- ゴルフクラブの本数
- 口径サイズ
の2点だ。
詳しく紹介しよう。
口径サイズはフルセットなら9型前後が目安
”口径”とは、「ゴルフクラブを入れる口枠の縦の長さ」を指し、このサイズは6〜11型まである。
ゴルフクラブをフルセット、つまり14本収納する場合、おすすめのサイズは9型前後だ。
9型は口径の長さが9インチ(約23cm)で、9型を超えるとフルセットの収納も楽に行うことができる。
10型を超えるキャディバッグは、プロがツアーで使うような大型サイズになる。
収納力と持ち運びを考えると、口径サイズは9型前後が良いだろう。
使いやすさ抜群!【ハーフキャディバッグ】がおすすめ
様々な状況で使えるキャディバッグとしておすすめなのが、「ハーフキャディバッグ」だ。
ハーフキャディバッグとは、主に口径6.5型〜7.5型の大きさのキャディバッグを指す。
ハーフキャディバッグがおすすめなのは、例えば
- シンプルに荷物を軽くしたいとき
- 旅行中のゴルフなどで荷物を軽くしたいとき
- ショートコースでラウンドを周るとき
といった場合だ。
このように、ハーフキャディバッグはどんなときでも役立ち、使いやすさが抜群だ。
ハーフキャディバッグの口枠の仕切りの数は、一般的な5~7分割が良いだろう。
高さはドライバーの長さを目安に
キャディバッグはドライバーを収納するため、ドライバーをきちんと収納できる高さがあることも重要だ。
キャディバッグには、対応できるシャフト(ドライバーの柄)の長さが表示されている。
この表示を参考に、適切な高さのキャディバッグを選択してほしい。
長尺のドライバーや、ドライバーに大型のヘッドカバーをつけている場合も、しっかり高さがあるバッグを探すと良いだろう。
持ち運びやすさ重視なら軽量なモノを
キャディバッグの持ち運びやすさを考えるならば、重さにも注目すべきだ。
キャディバッグはおおよそ3kgから5kg程度の重さがある。軽量化のためには、
- 小型
- ナイロン製
のキャディバッグを探してみるのがおすすめだ。
先ほど紹介したハーフキャディバッグも検討すると良いだろう。
仕切りの分割数をチェック
キャディバッグの口枠の部分は、ゴルフクラブがしまいやすいように仕切られている。
この仕切りの分割数は、数の少ない5分割からゴルフクラブを一本一本しまうことができる14分割まで様々だ。
また、分割数が同じでも、仕切られ方は様々ある。
クラブの入れ方に決まりはないため、使い勝手を考えて好みのものを選ぼう。
収納ポケットの数や位置にも注目
ゴルフの際はボールやマーカーといった小さなものから、防寒着のような大きなものまで様々なアイテムを持ち運ぶ。
そのため、キャディバッグの収納ポケットもよく見ておくべきだろう。
例えば、先ほど紹介したカート型/スタンド型の違いに注目すると、カート型のキャディバッグには、シューズのような大きなアイテムを収納できるようなポケットがついている。
一方でスタンド型のキャディバッグには、アウターが入る程度のポケットはあるが、シューズをしまえるほど大きいポケットはついていない。
また、ポケットの位置も異なるため、自分が普段どんなアイテムを持ち運んでいるのか思い出しながら探してみてほしい。
素材をチェック
キャディバッグに使われる素材も様々だ。
以下ではキャディバッグの主な素材を紹介するので、どのような素材が自分に合っているのか、特徴を参考にしてほしい。
合成皮革・エナメル・ポリエステル・ナイロンが主流!
主なキャディバッグの素材は、
- 合成皮革
- エナメル
- ポリエステル
- ナイロン
の4つだ。
合成皮革には、次のようなメリットがある。
- 安価
- 軽量
- 高い防水性
一方で、柔軟性や通気性が低い、熱に弱いというデメリットがある。
エナメルのメリットは、
- 耐久性の高さ
- 光沢による高級感
といったものが挙げられる。
しかしエナメルは、劣化によるベタつきや、汚れが浸透すると取れにくいという点がデメリットだ。
ポリエステルのメリットは、
- 安価
- 耐久性の高さ
- 耐熱性の高さ
- 吸湿性の低
など様々ある。
ポリエステルには静電気が起きやすいというデメリットがあるが、メリットが多いのが特徴だ。
ナイロンのメリットは、
- 摩擦への強さ
- 軽量
- 弾力性の高さ(形崩れしにくい)
- 耐久性の高さ
などがある。
しかしナイロンには、ポリエステルと同じく静電気が起きやすく、耐熱性の低さや黄ばみが起こりやすいというデメリットもある。
素材によって様々な特徴があるのがお分かりいただけただろうか。
ぜひキャディバッグは素材のメリット、デメリットを踏まえて選んでほしい。
デザイン性で選ぶ
ゴルフ中は常に持ち運ぶキャディバッグは、デザインも気になるだろう。
様々な色や柄があるので、ぜひ気に入ったものを選ぶべきだ。
過去には、プロ野球のチームやゲーム、アニメとコラボしたキャディバッグも発売されたことがある。
自分の趣味とのコラボバッグがないか、探してみるのも一案かもしれない。
おすすめゴルフキャディバッグブランド
キャディバッグにはたくさんのブランドがある。
バッグの機能性に注目するだけではなく、お気に入りのブランドを見つけて楽しんでみるのもいいだろう。
ブルームーン(BLUEMOON)
ブルームーンは、2014年からゴルフ用キャディバッグの制作と販売を行なっているブランドだ。
ブルームーンのキャディバッグには、鷹や虎、風神雷神といったモチーフが多い。
このようなモチーフが好き、あるいは強さ、日本らしさをアピールしたいならばおすすめだ。
アディダス(adidas)
アディダスは、プロゴルファーの渋野日向子選手が契約しているブランドだ。
アディダスのキャディバッグの特徴は、有名な3本ラインがあしらわれているものが多いという点だ。
スポーツカジュアルが好み、アディダスのロゴが好きならば良いだろう。
キャロウェイ(Callaway)
キャロウェイは、アメリカに本社をおくゴルフブランドだ。
「ハートマークキャロウェイ」という女性向けのかわいいデザインで有名だが、男性向けのアイテムも多く販売されている。
男性向けのキャディバッグは、ポイントにブランド名があしらわれたものが多いが、フォントやデザインは様々だ。
キャロウェイは海外ブランドを気軽に取り入れたいならばおすすめだ。
オノフ(ONOFF)
オノフは「上質さ」をテーマとしたゴルフブランドだ。
キャディバッグはアースカラーのような色展開が特徴的で、細身のバッグも販売されている。
オノフはアウトドアが好き、あるいは荷物を軽量化したいならば注目してほしいブランドだ。
テーラーメイド(TaylorMade)
テーラーメイドは、カスタムクラブを作るサービスも行なっている、ゴルフ用品全般を扱うブランドだ。
キャディバッグの種類は非常に豊富で、スポーティーなものからカジュアルなもの、あるいは限定品まで様々だ。
テーラーメイドは、今お気に入りのキャディバッグがないならばおすすめだ。
たくさんの種類の中からきっとベストなキャディバッグが見つかるだろう。ぜひ探してみてほしい。
ミズノ(MIZUNO)
日本の総合スポーツメーカーであるミズノも、多くの商品展開を行なっている。
キャディバッグはブルーやホワイトのカラーに、お馴染みのランバードマークをあしらったものが多いが、ポップなデザインな限定品もある。
ミズノは爽やかな色合いが好きな人、キャディバッグに軽やかな雰囲気を求める人向けのブランドだ。
アドミラル(Admiral)
アドミラルは、1900年代にイギリス海軍の制服サプライヤーとして産声をあげ、その後サッカーやラグビー等のスポンサーを行ってきた伝統的なブランドだ。
キャディバッグも、イギリス伝統の色やモチーフが使われたものが特徴的だ。
アドミラルは、海外のメーカーが気になる、特に上品で大人な雰囲気を醸し出したいと思っているならば注目のブランドだ。
キャロウェイ(Callaway)
ピン(PING)
アメリカのアリゾナ州に本社をおくピンは、様々な用途や特徴のキャディバッグを展開をしている。
収納ポケットを前面に集約した”One Pocket”シリーズや、アリゾナ州フラッグスタッフをイメージした”Flagstaff”シリーズなどがある。
色合いもモノトーンの落ち着いたものから、アメリカの国旗をイメージしたもの、ポップなものまで様々ある。
ピンのキャディバッグは、デザインや機能にこだわりを持ちたい、人とは違ったものが気になるならばおすすめだ。
ルコックスポルティフ(lecoqsportif)
フランスで最も古いスポーツブランドであるルコックスポルティフは、垢抜けた雰囲気を持つブランドだ。
キャディバッグはビビッドな色づかいのものでも、やや落ち着いた雰囲気を醸し出している。
大きさやデザイン、色展開も多数取り揃えているため、おしゃれなキャディバッグを見つけたいならうってつけのブランドだ。
パーリーゲイツ(PEARLYGATES)
ウサギのモチーフが印象的なパーリーゲイツは、気軽に楽しくゴルフをすることをコンセプトに掲げているブランドだ。
キャディバッグはモチーフのウサギやスターを用いており、デザインもスマイリー柄など非常にポップなものが多い。
このような華やかなキャディバッグが特徴のパーリーゲイツは、ゴルフ場で気分を盛り上げたいならばおすすめのブランドだ。
ダンロップ(DUNLOP)
ダンロップはテニスやバドミントンなどの球技用品を製造するメーカーだが、ゴルフ用品も取り扱っている。
ツアープロ使用モデルや、全米オープンをイメージしたモデルなど、本格仕様のキャディバッグが多い。
プロが使用するキャディバッグ、本格使用のキャディバッグが気になるならば、ダンロップがおすすめだ。
オークリー(OAKLEY)
アイウェアで有名なオークリーは、ゴルフ用品も充実している。
オークリーのゴルフキャディバッグは、ブラックやホワイト中心だが、スポーティーな柄があしらわれているものもある。
普段からモノトーンコーデが好き、あるいはサングラスもセットで購入したいと思っているなら、ぜひオークリーで探してみるべきだ。
タイトリスト(Titleist)
タイトリストのキャディバッグは、やわらかな筆記体でロゴが印字されているのが印象的だ。
タイトリストの特徴は、”Team Titlest”という会員制度がある点だ。
キャディバッグにはTeam Titlest限定商品もあり、軽量性に優れたカーボンスタンドバッグがラインアップされている。
機能性に優れた限定品が気になるならば、タイトリストをまずチェックしてほしい。
ニューバランス(newbalance)
ニューバランスは、ゴルフ用品の中でもいくつかのコンセプトを持つ点が特徴のブランドだ。
ハイテクなゴルフギアを展開する”APPAREL LINE SPORT”、リラックス感やカジュアル感を重視する”METRO”、グローバル感を重視する男性に向けた”WORLD”といった様々なレパートリーがある。
キャディバッグはスリムで軽量なものが中心だ。ゴルフの荷物がそんなに多くない、ゴルフ中の荷物を軽くしたいならばおすすめのブランドだ。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
ブリジストンのキャディバッグは、大型モデルはもちろん、軽量モデルまで幅広く取り揃えている点が特徴的だ。
大型のキャディバッグはプロレプリカの限定品だ。一方で小型のキャディバッグはアルミフレームモデル、ハンドル付きモデルなど、細かな点まで使いやすさにこだわったものが多い。
プロ仕様のキャディバッグがほしい、あるいは手軽さ重視をしたいという願いまで、どんなニーズにも合う商品が見つかるのがブリジストンだ。ぜひ一度チェックするべきだ。
キャディバッグを持ってゴルフを楽しもう
この記事では、ゴルフを始めたばかりのメンズのために、
- メンズ用/レディース用キャディバッグの違い
- ゴルフのキャディバッグの選び方
- おすすめキャディバッグブランド
を紹介した。
この記事を参考に、より快適で楽しいゴルフライフを送ってほしい。