【2024最新】シングルバーナーおすすめ22選！選び方や種類の違いについても解説！

この記事では、キャンプや登山の際に持っていると便利なシングルバーナーの選び方やおすすめの商品について解説していきます。

シングルバーナーにはさまざまなタイプがあるばかりか、各メーカーから多種多様な商品が販売されているので、どのように選べばいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか？この記事ではまずシングルバーナーの選び方を機能ごとに分けて解説し、おすすめの商品についてもどのような機能を持っているかを一つずつご紹介していきますので、ご一読いただければ自分に最適なシングルバーナーが見つかるはずです。
ぜひ自分にピッタリのシングルバーナーを購入して、快適なアウトドアライフを楽しんでください。

シングルバーナーの選び方

ここでは、シングルバーナーの選び方をご紹介します。
多種多様な商品が展開されているシングルバーナーのスペック・機能面に着目し、それぞれの機能一つ一つやその違いについて詳しく解説していきます。

シングルバーナーにはどんなスペックや違いがあるのかをよくチェックして、自分に合ったシングルバーナー選びに役立ててください。

形状の種類で選ぶ

シングルバーナーの形状には、大きく分けてガス缶と直結した「一体型」と、本体とガス管をホースでつなげる「分離型」の2種類があります。
この異なった形状により、持ち運びやすさや調理のしやすさなど多くの面において違いが出てくるため、シングルバーナー選びにおいては非常に重要なポイントです。自身に合ったバーナーを選ぶ上で、どちらのタイプがいいのか慎重に見極めましょう。

	メリット	デメリット
一体型	・コンパクトで持ち運びやすい ・燃費の良い商品が多い	・五徳が小さく安定感に欠ける ・大きめの調理器具には向かない
分離型	・五徳が大きく安定感がある ・火力を出しやすい	・携行性が低い ・設置にスペースを取る

一体型

一体型のシングルバーナーは、本体にガス缶が直結したタイプのバーナー。コンパクトかつ軽量で持ち運びやすいのが最大の特徴で、登山やソロキャンプなど荷物の限られる場面での携行に向いています。また、携行性を重視した設計により、燃料が少なくて済むよう燃費の良い製品が多いのもメリットです。

その一方、五徳が小さいことから調理器具を置く際の安定感に欠けやすいのがデメリットと言えます。大きめの調理器具を置くとぐらぐらとしてしまうので、一度に多量の食材を調理するのには向いていません。

分離型

分離型は、本体とガス管をホースでつなげて使用するタイプのバーナーです。一体型と比べて五徳が大きいので安定感を出しやすく、大型の調理器具を使用しても問題ありません。一度にたくさんの料理を作れるため、ファミリーなど多人数での使用に向いていると言えるでしょう。

しかし、サイズが大きい分、携行性が低いことは否めません。調理の際にもスペースを取るなど取り回しには難点があるので、手軽さを求める方には一体型の方がベターな選択肢となるでしょう。

対応している燃料タイプで選ぶ

シングルバーナーが対応する燃料のタイプは、「OD缶(ガス)」「CB缶(ガス)」「ガソリン缶」の3種類です。
入手のしやすさや安定性、使用するスペースの広さなどさまざまな違いがあるため、どのタイプを使用するかによって、使いやすさに大きな差が出ます。

必ずチェックして、自分の希望に合う燃料タイプのシングルバーナーを選びましょう。

OD缶(ガス)

OD缶とは、アウトドア専用に作られたガス缶のことです。アウトドアでの使用を目的としているので、寒い環境下でも安定してガスを燃焼させられるのが大きな特徴。寒冷地でのキャンプでも安心して使用できます。また、サイズ的にもコンパクトなものが多く、他の調理スペースを確保しやすいのも嬉しいポイントです。

ただし、専門性をもって作られたこのガス缶は、他のタイプの燃料に比べて高価で入手場所も限られているというデメリットもあります。急に切らしてしまわないように、常にストックを確認しておくとよいでしょう。

CB缶(ガス)

CB缶とはいわゆるカセットボンベのことで、OD缶と比べてあらゆるところで入手でき、比較的安価なのが大きな魅力です。手軽さや経済性を重視するなら、大きな選択肢となるでしょう。

しかし、専門的に作られたOD缶と比べるとどうしても燃焼の安定性では劣り、冬場のキャンプなど厳しい環境での使用には向いていません。加えて、サイズの大きいものが多いCB缶には、調理スペースを大きく取りやすいという欠点もあります。

ガソリン缶

ガソリン缶を使用するバーナー最大の特徴は、その火力の高さです。寒冷な環境下でも問題なく使用できるため、一年中アウトドアを楽しみたい方におすすめです。また、燃料の消費が少なく、比較的燃費が良いのも大きな魅力となっています。

その一方、入手のしやすさやスペースの確保といった観点から見ると、OD缶には劣ります。

火力の最大出力で選ぶ

アウトドアで使用する前提のシングルバーナー選びにおいては、どんな環境でも安定して火力を発揮できるかが重要なポイントになります。火力が弱すぎると、お湯を沸かすのに時間がかかったり、強風が吹くと火力が安定しなくなったりなど多くのデメリットが生じてしまいます。

おおよその目安としては、2600kcal/h以上の火力がある商品を選ぶのがおすすめです。2600kcal/h以上のバーナーであれば、風が吹いても火力が落ちづらく、速いスピードで加熱することができますよ。

機能性で選ぶ

これまで紹介してきたスペックの違いに加え、製品についた各種機能もシングルバーナーを選ぶ上での大きな判断材料となります。
着火装置や五徳の脚の数など、実際に使用する際にあると非常に便利な機能を備えた商品が多く販売されているため、チェックはマスト。機能性まで見逃さず、最適なシングルバーナー選びでの参考としてください。

着火装置の有無

シングルバーナーに付いた着火装置は、ボタンを押すだけでバーナーに着火できる優れもの。着火装置が付いていれば、安心安全かつ簡単に着火でき、非常に便利です。

着火装置がないバーナーの場合、ライターを使用して着火する必要があります。火元に手を近付けなくてはならないため、火傷しないように注意しましょう。

点火装置の火力調整機能

点火装置には、火力を調整できる便利な機能の付いたものも多く存在します。
火力の調整ができればより丁寧な調理が可能になり、ご飯をおいしくいただけますよ。

火力調整機能の付いた点火装置には、つまむタイプのものとレバーをひくタイプのものの2種類があり、つまむタイプの方が細かく微調整しやすいためおすすめです。

五徳の脚の数

シングルバーナーに付いている五徳の数は、多くの場合3本か4本です。
調理器具の安定性を基準に考えれば、本数の多い4本タイプを選ぶのがベターと言えます。調理器具との接地面が増えるために安定性が向上し、より快適な調理が可能です。

さらには、調理器具と五徳のサイズの相性も見極めることも安定性を考える上で重要です。調理器具のサイズとバランスのいいシングルバーナーを選ぶよう気を付けましょう。

おすすめシングルバーナー22選

ここからは、おすすめのシングルバーナーをご紹介していきます。

各バーナーのスペックやおすすめポイントはもちろんのこと、おすすめの人や利用シーンも紹介していくので、実際に使用した際のイメージが掴みやすいはずです。

ぜひ読み進めていただき、自分にピッタリのシングルバーナーを見つけてください。

MSR ウィスパーライト インターナショナル

ガソリン缶を使用するシングルバーナーの定番商品の一つで、世界中で使用されています。高火力を持ち、安定して調理できるのが最大の特徴で、寒冷地など厳しい環境での使用にも適しています。

ガス缶を使用するバーナーと比べて手軽さは劣りますが、キャンプ本来の醍醐味である自然の中でのサバイバル感を楽しみたい方におすすめです。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	ガソリン缶
火力の最大出力	約2772kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	×
火力調整	〇

キャプテンスタッグ トレッカー カセットガスバーナーコンロ

ソロキャンプからファミリーまで多くの場面で使用できるのが特徴の商品です。
開閉式4本の五徳を備え、シングルバーナーながら比較的大きめの調理器具でも楽々載せることができます。着火装置や火力調整機能も付いているため、おいしく調理することも可能。まずは安心して火を使いたい、アウトドア初心者の方におすすめです。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	2400kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

コールマン ファイアーストーム

高い防風性能と安定した火力を兼ね備えた高機能シングルバーナーです。
バーナー部分に風よけが付いているので、風の中でも安定して火力を供給してくれますよ。風の強い山間部や海辺などでのキャンプにうってつけと言えるでしょう。

また、OD缶を使用しているのに加え、折り畳み機能も付いたコンパクトさも大きな魅力。どんなシチュエーションでも気軽に持ち運べます。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	約3300kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	〇
火力調整	〇

モンベル JETBOIL スタッシュ 1824400

重量約200gの超軽量モデルで、そのコンパクトさから、ソロキャンプをよくする方におすすめの商品です。加えて、全てのパーツを「クッカー」と呼ばれる本体に収納して持ち運べるので、どんなときでも楽々です。

コンパクトながら高い熱効率を誇り、熱を素早く伝えることができるので、ガスの消費量を抑えられるのも嬉しいポイントです。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	1134kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	×
火力調整	〇

スノーピーク ヤエンストーブ ナギ

バーナー部分が風防パネルによって覆われた、風に強いタイプの商品です。OD缶が本体から分離していることで安定性も増しており、ストレスなく調理を行うことが可能。いつでもおいしいご飯を食べたいという方におすすめのバーナーです。

シンプルな設計で、本体を分解して持ち運ぶこともできるので携行性が高く、組み立ても楽々です。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	2800kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	×
火力調整	〇

SOTO ストームブレイカー SOD-372

ノズルを交換せずにOD缶とガソリン缶の2種類の燃料缶を使用できるハイブリッド型のシングルバーナーです。そのときの状況に応じて好きな燃料を使用できる汎用性に優れています。

バーナー部分がすり鉢状になっており、横からの風を防いでくれるのも大きな特徴。出力も強力なので、短時間で調理を行いたい方におすすめと言えるでしょう。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)、ガソリン缶
火力の最大出力	3000kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	×
火力調整	〇

ユニバーサルトレーディングEPI EPIgas REVO-3700 STOVE S-1028

S.F.P.M.という技術をバーナー部分に採用し、非常に高い火力と防風性能を実現した製品。どんな環境下でも、急速にお湯を沸かしたり、食材を調理したりすることが可能です。

機能面では、大きな火力調整レバーが付いているのも魅力です。とろ火から強火まで簡単に調節できるので、自分の好みに合わせて調理できます。
どんなシチュエーションでも使いやすいので、初心者の方にもおすすめのバーナーとなっています。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	4200kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

新富士バーナーSOTO アミカス SOD-320

コストパフォーマンスや携行性、火力などのトータルバランスが良いシングルバーナーです。
すり鉢状のバーナーヘッドを採用しており防風性が抜群に良く、厳しい環境下でもスピーディーに熱を伝えてくれます。

また、コンパクトで持ち運びやすいのも大きなメリット。付属のポーチに入れれば持ち運びは楽々です。ただし、コンパクトさの影響でバーナー部分のサイズが小さく、大きめの調理器具とは相性が悪いので注意しましょう。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	2600kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

モチヅキMSR ポケットロケット2

たった73gと最高の携行性を誇る商品で、初心者の方やソロキャンパーの方などバーナーの持ち運びやすさを重視したい方におすすめです。軽量さに加えて、五徳を回転させれば小さく収納できるので、コンパクトさは抜群です。

火力は強いとは言えないものの十分なパワーがあり、点火にライターを使用する必要がある点を除けば使い勝手は悪くありません。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)、CB缶(ガス)、ガソリン缶
火力の最大出力	2143kcal
脚の本数	3本
着火装置	×
火力調整	〇

イワタニ・プリムスPRIMUS 115フェムトストーブ P-115

重量わずか56gの最軽量型モデル。非常にコンパクトかつシンプルな設計で、手軽に持ち運べるほか使用する際も簡単です。着火装置が付いておりライターが不要なのはもちろんのこと、つまみを回せば火力の調整も楽々です。

火力は弱めですが、それを上回る使い勝手の良さが魅力の商品。火力よりもいつでも気軽に使えるバーナーをお探しの方におすすめです。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)、CB缶(ガス)、ガソリン缶
火力の最大出力	2300kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	〇
火力調整	〇

スノーピークsnow peak ギガパワーストーブ 地 GS-100R2

非常にシンプルかつコンパクトな作りが特徴のシングルバーナーで、非常に小さく収納できることから、どんな場所へでも持ち運びやすい手軽さが最大の魅力です。4本の五徳が付いており、小さめの調理器具なら安定して支えてくれますよ。

その一方、火力が比較的弱めなので強風時の調理には向いていません。厳しい環境でのキャンプを行う方は、より火力のある商品を選びましょう。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	2500kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	○
火力調整	〇

岩谷産業カセットガス ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB

燃料にお手軽なCB缶を使用するタイプのバーナーです。比較的リーズナブルな値段設定や着火装置、火力調整機能も大きな魅力。難しいことを考えずに簡単に調理を行いたい初心者の方におすすめと言えるでしょう。

ただし、火力の最大出力は2300kcal/hと比較的弱めなので、厳しい環境下での使用には向いていません。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	2300kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

新富士バーナーSOTO レギュレーターストーブ ST-310

4本の五徳が地上まで伸びているため、コンパクトな構造ながら安定した調理が可能な商品です。
新開発された「マイクロレギュレーター」という技術を搭載しており、気温の低い環境下でも火力を落とさず、通常通りスムーズに調理できますよ。

また、このマイクロレギュレーターはボンベを傾けたり振ったりしても生ガスが発生しづらく、安心して使いやすいのも特徴です。いつでも安心してバーナーを使用したいという方におすすめです。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	2500kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

スノーピークsnow peak HOME＆CAMP バーナー GS-600BK

折りたたみ式ながら、広げると分離型になる画期的な構造を持ったシングルバーナー。五徳が大きく安定感があるので、ファミリーなど大人数でのキャンプに向いています。加えて、入手しやすいCB缶を使ったり、点火・火力調整のつまみが家庭用コンロと同じ見た目なので、馴染みやすさも抜群です。

ただし、そのコンパクトさに比して重量があり、携行性が高いとは言えません。多少かさばっても、使い勝手のいいコンロがいいという方におすすめです。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	2100kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

新越ワークスUNIFLAME セパレートバーナー US-S 610077

3000kcal/hの強力な火力を持つバーナーで、シンプルかつ強い火力を持つバーナーをお探しの方におすすめの商品です。加えて、4本の大きな五徳が付いているので、安定して調理器具を支えてくれます。

その一方で、構造上防風性には乏しいため、風に弱いのが欠点。高い山や海辺でのキャンプなどの強い風の吹きやすいシチュエーションには不向きです。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	3000kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

パール金属CAPTAIN STAG オーリック M-7900

強力な火力や4本の大型五徳、着火装置・火力調整機能など多くの機能を備えたハイスペックなシングルバーナー。風が吹いても火力が落ちにくいとの評判も多く、使い勝手のいいバーナーが欲しい方におすすめです。

ただし、一体型シングルバーナーとしては重量があり、サイズもコンパクトとは言い難い点がデメリットと言えるでしょう。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	2700kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

BEVAシングルバーナー

各種ECサイトにて、電源タップを始めとしたオフィス用品やアウトドア用品といった商品を展開するBEVAが放つシングルバーナーです。大きめの五徳や点火装置といった特徴があり、バーナーに慣れていない方でも安心して使用できます。

デメリットとしては、一体型のシングルバーナーとしては大きなサイズと重量感が挙げられます。比較的かさばりやすいので、持ち運びやすさを求める方には不向きと言えるでしょう。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	–
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

オプティマス ハイカープラス

スウェーデンのブランド、オプティマスが送る箱型のバーナーで、燃料としてガソリン缶を使用しているのが最大の特徴です。ガソリン式で点火に少々作業が必要なほか、少し昔懐かしいような見た目をしており、アウトドアならではの不便さを楽しみたい気持ちのある方におすすめです。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	ガソリン缶
火力の最大出力	–
脚の本数	2本
着火装置	〇
火力調整	〇

SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330

コンパクトかつ安定した火力を出せるシングルバーナーで、使い勝手の良さを求める方におすすめの商品です。
4本ある大きめの五徳は調理器具を安定して支えてくれますし、SOTO独自の規格を持つレギュレーターを持つことにより、低い外気温でも火力が落ちません。CB缶を使用した分離型の形状なので、事故の心配もなく安心して使えます。

形状の種類	一体型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	2200kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

ユニフレーム テーブルトップバーナー

最大3900kcalの超強力な火力を持つモデル。超高火力のこのバーナーを使用すれば、湯を沸かすのも料理をするのもあっという間です。そのため、手早く調理を済ませたい方におすすめの商品と言えるでしょう。

火力調整機能が付いているため、それほど火力の必要ない調理も可能ですが、いわゆるとろ火というほどまでは下げられないことに注意が必要です。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	CB缶(ガス)
火力の最大出力	3900kcal/h
脚の本数	4本
着火装置	〇
火力調整	〇

イワタニ・プリムスPRIMUS エクスプレス・スパイダーストーブⅡ P-136S

コンパクトなデザインのシングルバーナーで、その携行性には定評があります。分離型のバーナーは一体型に比べて携行性に劣るものが多いですが、この商品はコンパクトにまとめられるため、どんな場合でも問題なく携行できます。

欠点として挙げられるのは、着火装置がないことによる使い勝手の悪さ。火力の調節機能はありますが、微調整がやや難しい構造をしているので、初心者向けとは言いにくいです。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	OD缶(ガス)
火力の最大出力	2400kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	×
火力調整	〇

MSR XGKEX

世界中の過酷な環境で使用するために作られたという頑強なモデルで、アウトドアならではのサバイバル感を最大限まで味わいたい方におすすめです。火力が強力なのはもちろんのこと、安定感のある大型の五徳が付いており、安定して素早く調理を行うことが可能です。

組み立てや点火に手間をかける必要があり、初心者の方には不向き。また、強力な火力やガソリンの燃える臭い、轟音などから屋内での使用は難しいことにも注意が必要です。

形状の種類	分離型
対応の燃料タイプ	ガソリン缶
火力の最大出力	2646kcal/h
脚の本数	3本
着火装置	×
火力調整	×

シングルバーナーとカセットコンロのとの違いは？

ここでは、シングルバーナーとカセットコンロの違いについて解説していきます。

家庭でもお馴染みのカセットコンロは、ガスを燃やして調理する器具としてシングルバーナーと非常に似た特徴を持っています。その一方で、アウトドア用に作られたシングルバーナーにも確かなメリットがあるはずです。
ここではそんな2種類の器具と、シングルバーナーの2口バージョンであるダブルバーナーの3種類を比較していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

	ガス缶の種類	調理性能	スペース	収納性	重量	適正人数
シングルバーナー	CB缶、OD缶、ガソリン缶	低い	○	高い	軽い	1~2人
カセットコンロ	CB缶	高い	△	普通	普通	1~4人
ダブルバーナー	CB缶、OD缶、ガソリン缶	高い	×	低い	重い	3~6人

シングルバーナー

シングルバーナー最大の特徴は、そのコンパクトさです。キャンプなどのアウトドア活動には動きやすさが必須の要素であり、そのためになるべくコンパクトかつ軽量であるように設計されています。
もちろんコンパクトであるがゆえ、調理性能はカセットコンロやダブルバーナーに比べて劣るため、多量の調理をするのには向いていません。したがって、多量の調理を必要としないソロキャンプなどには最適。1人や少人数でのキャンプをする方におすすめです。

カセットガスコンロ

家庭でもよく使われるカセットガスコンロは、その馴染みやすさと調理の簡単さが特徴です。使用に慣れている方にとっては躓くことなく利用できるのは大きなメリットですし、おおよそ4人分までの食材の調理なら楽々です。

その一方で、シングルバーナーに比べて携行性が劣るのはやはり大きなデメリット。家庭での使用や、ファミリーなどでのキャンプに向いています。

ダブルバーナー

ダブルバーナーは、簡単に言えばバーナー部の2口付いたバーナーのことです。2口ある分当然多くの食材を調理可能で、屋外でも屋内にいるときのような感覚で調理を行えます。

しかし、バーナーが2口となる分かさばりやすく、携行性には劣ります。携行性の問題がなければ屋外で大活躍してくれるアイテムですので、車でのキャンプなどの場面には最適です。

まとめ

以上、おすすめのシングルバーナーやその選び方についてご紹介してきました。

一口にシングルバーナーと言っても本当にさまざまなタイプのモデルがあり、自分に合うバーナーを選ぶためには下調べが重要なことがお分かりいただけたかと思います。
ぜひ今回の記事を参考にして、自分にぴったりのシングルバーナーを見つけてくださいね。