タオルケットはオールシーズン活躍する寝具で、夏は一枚のみ、冬は掛け布団と組み合わせて使えます。
自分に合った素材や手触りのタオルケットを見つけることで、快適な睡眠に繋がります。
しかしタオルケットは種類が多く、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
素材や織り方などの違いがあるので、選び方をしっかり知ることが重要です。
そこで本記事ではタオルケットについて、下記の3つの点について解説していきます。
- 織り方による違い
- 素材による肌触りや機能の違い
- サイズによる違い
選び方や特徴を知ってタオルケットを選べば、理想通りのタオルケットを見つけることができます。
タオルケット選びに悩んでいる方は、本記事のおすすめランキングを参考にしてあなたに合ったタオルケットを見つけましょう!
タオルケットとは?ブランケットやガーゼットとの違い
タオルケットは、タオルの生地を使用して作られた寝具のことです。
タオルケットとは和製英語で、「タオル」と毛布という意味の「ブランケット」を掛け合わせて誕生しました。
タオルケットは綿100%の素材で作られたものが多く、通気性や吸水性が良いので、一年を通して快適に使用することができます。
また化学繊維を組み合わせることで、接触冷感や温かさが重視された機能的なタオルケットもあります。
ガーゼケットはタオルケットと同じように使用する薄い寝具ですが、タオルではなくガーゼを何枚か重ねて作られています。
ガーゼケットはさらっとしているので夏に適している素材ですが、掛布団と組み合わせて冬に使用することもできます。
ブランケットはポリエステルなどの化学繊維で作られています。
ブランケットは保温性があるため、冬に適した素材です。
タオルケットの選び方
ここでは、タオルケットの以下3つの選び方を紹介していきます。
- 織り方
- 素材
- サイズ
タオルケットは織り方や素材によって肌触りやデザインに違いがあります。
それぞれ詳しく解説しますので、チェックしてタオルケット選びの参考にしてみてください。
織り方で選ぶ
タオルケットの織り方には以下5つの織り方があります。
- パイル織り
- ジャガード織り
- マイヤー織り
- ガーゼ織り
- ワッフル織り
タオルケットの織り方により、肌触りやデザイン、耐久性に違いがあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、織り方の違いをチェックして自分に合うタオルケットを選びましょう。
パイル織り
パイル織りは、糸をループ状に織って作ります。
タオルケットでは最も多いのがパイル織りです。
パイル織りは吸水性が良く、汗をしっかり吸うので夏にもおすすめです。
一般家庭で使用するなら、耐久性も十分にあります。
しかしループが引っ掛かって飛び出しやすいので、洗濯などの際には注意が必要です。
触り心地はふわふわとして弾力性があり、お子さんでも使用しやすい素材です。
ジャガード織り
ジャガード織りは、染めた糸で表と裏をループ状に織ります。
染めた糸で複雑なデザインを織ることが可能なので、柄のあるタオルケットが好みの方におすすめです。
ジャガード織りもパイル織り同様、吸水性に優れ汗をしっかりと吸ってくれます。
表と裏をループ状に織るため、厚みや重みがありふかふかとしているのが特徴です。
マイヤー織り
マイヤー織りは糸を地糸に絡ませて表と裏をループ状に織ります。
吸水性が良く汗をよく吸い、ジャガード織よりも軽いのが特徴です。肌触りはふわふわとして弾力性があります。
マイヤー織りは地糸に絡ませて織っているため、糸が抜けにくく耐久性があるのもメリットです。
耐久性があり、長く使えるタオルケットを探している方にはマイヤー織りがおすすめです。
ガーゼ織り
ガーゼ織りは目の粗い平織りで重ねて作られています。
空気の層があることにより保温性があります。
吸水性も良いのでオールシーズン使用できます。
また糸のループがないので糸抜けの心配がないのもメリット。
ガーゼ織りは軽く優しい肌触りなので、赤ちゃんの寝具にもおすすめの素材です。
ワッフル織り
糸を縦と横にクロスさせて編むのがワッフル織りです。
凹凸があり肌に触れる面積が少ないため、敏感肌の方やお子さんにもおすすめの素材です。
ガーゼ織りと同様に糸抜けの心配がなく、薄く乾きやすいので洗濯もしやすいのが特徴です。
凹凸のあるシンプルなワッフル織りはリビングなどに置いても違和感なく使用できます。
素材で選ぶ
タオルケットの素材には以下の2つの素材があります。
- 麻や綿などの天然素材
- ポリエステルやナイロンなどの化学繊維素材
素材の違いにより、肌触りや吸水性、ひんやり感などに違いがあります。
タオルケットの素材を知ることで、自分の求める機能を備えたタオルケットを見つけることができます。
綿や麻などの天然素材
綿や麻など天然素材のタオルケットは、肌触りが優しいのが特徴です。
綿のタオルケットは汗を吸い、適度な保温性があるので、一年を通して快適に使用できる素材です。
綿のタオルケットは肌触りも柔らかく軽めなので、お子さんから大人まで幅広い年代におすすめの素材です。
麻のタオルケットは吸湿性と放湿性があり、シャリシャリとした肌触りで涼しさが感じられます。
綿よりも重みはありますが、天然素材で涼しさを感じながら眠りたい方におすすめの素材です。
麻100%だと高価になってしまう傾向がありますが、綿混だと価格が抑えられます。
綿と麻のタオルケットなら、綿のふわふわ感と麻の涼しさ、両方の良さを感じることができます。
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維素材
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維素材が使われていると、さまざまな機能性があります。
冷感タイプの化学繊維素材は、夏に涼しく眠るために開発されました。
肌触りがひんやりとしていて、吸水性が良く汗を吸うので、夏に快適に眠ることができます。
マイクロファイバーのタオルケットは吸水性と速乾性があります。
軽いのに保温性もあるのでオールシーズン使いやすい素材です。
サイズで選ぶ
使いやすいタオルケットを選ぶには、サイズ選びも重要です。
タオルケットの主なサイズはハーフ、シングル、セミダブル、ダブルの4種類があります。
寝具として使うならシングルサイズ以上がおすすめです。
シングルよりもゆったりと使いたい場合は、セミダブルがおすすめです。
ダブルは2人で一緒に使う場合に、ゆったりと使用できます。
ハーフは子供用や昼寝用、ひざ掛け用として使うことができます。
ベビー用には、ハーフよりさらに小さいサイズもあります。
ハーフ | 140×100cm |
シングル | 140×200cm~150×200cm |
セミダブル | 160×200cm |
ダブル | 190×210cm |
おすすめタオルケット18選
ここでは、おすすめのタオルケット18選をご紹介します。
オールシーズン使えるものから、夏におすすめのタオルケットまで、特徴に違いのあるおすすめタオルケットを厳選しました。
商品ごとの特徴をチェックして、自分の用途や好みに合ったタオルケットを見つけてください。
昭和西川(SHOWA NISHIKAWA) 今治タオルケット
寝具メーカーの昭和西川が手掛けたタオルケットは、厳しい今治の基準に合格した今治タオルを採用しています。
昭和西川の今治タオルケットは、綿を厳選して作られています。
優しい肌触りで、大人から子供、年配の方まで幅広い年代の方におすすめのタオルケットです。
夏は一枚だけで使用し、冬は羽毛布団のインナーケットなど他の寝具と組み合わせて使用することもできます。
織り方 | – |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | シングル(140×190cm) |
シーズン | オールシーズン |
西川 (nishikawa) オーガニックコットン100% タオルケット
オーガニックコットンを使用した肌に優しい西川のタオルケットです。
天然素材100%で、肌に触れるパイル糸にオーガニックコットンを使用しています。
軽くふわふわとした掛け心地で、シンプルなデザインはインテリアにも馴染みます。
洗濯ネットを使用すれば洗濯機で洗えるので、汗をかきやすい夏でも手軽に清潔を保つことができます。
織り方 | – |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
ロマンス小杉 麻入り ジャガード タオルケット
麻混タオルケットなので、麻特有のシャリ感があり涼しさを感じられるタオルケットです。
天然素材の肌への優しさに加え、涼しさも重視したい方におすすめです。
きれいな模様が織れるジャガード織りで作られているので、柄入りのタイルケットが好みの方にもおすすめです。
織り方 | ジャガード織り |
生地素材 | パイル:綿75% 麻25% 地糸:綿100% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
こだわり安眠館 今治マイヤー タオルケット
マイヤー織で作られた今治のタオルケットです。
マイヤー織とはパイルを地糸に絡ませて織る方法で、糸抜けしにくく長持ちします。
糸がほつれづらい織り方なので、洗濯しても傷みにくく、ふんわりとした風合いを保ちます。
優しい肌触りで、長持ちするタオルケットを探している方におすすめです。
織り方 | マイヤー織り |
生地素材 | 綿:95%ポリエステル5% パイル部分:綿100% |
サイズ | 145×190cm |
シーズン | オールシーズン |
タオルショップブルーム(TOWEL SHOP BROOME) かろやかカロケット
ベーシックなカラーでインテリアや他の寝具とも合わせやすい今治製のタオルケットです。
柔らかすぎず少しコシとボリュームのあるタオルケットですが、通気性が良いので夏や湿気の多い季節でも問題なく使用できます。
また細めの糸を使用しているので、タオルケットとしてだけでなく、シングルサイズのシーツとしても使うことができます。
カロケットシリーズは、タオルケットと同じ素材を使用したピローケースも展開しているので、寝具に統一感を出したい方にもおすすめです。
織り方 | – |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
リヴェール(Reveur) オルテガ柄 エジプト綿100% タオルケット
丈夫なエジプト綿を使用しているので、洗濯を繰り返しても風合いが損なわれず長持ちします。
夏は一枚だけ、冬は毛布としても使用できるため、オールシーズン活躍します。
複雑な柄を織ることが可能なジャガード織で作られているため、柄入りのタオルケットを探している方にもおすすめです。
インテリア性の高いおしゃれな柄なので、ソファカバーやキャンプ用など多用途に使用できるタオルケットです。
織り方 | ジャガード織 |
生地素材 | エジプト綿100% |
サイズ | 140×200cm |
シーズン | オールシーズン |
天然屋 3重ガーゼケット
3重ガーゼで作られたリネン100%のタオルケットです。
こだわりの3重ガーゼで吸水性と保温性が良く、寝苦しい夜も快適に過ごせます。
シャリシャリとしたリネンの素材が涼しく、優しい肌触りです。
他の寝具と組み合わせれば、一年中使用可能。
毛羽が目立たず、洗濯をして使うたびに肌に馴染み風合いも深まるので、一生もののタオルケットです。
織り方 | ガーゼ織 |
生地素材 | リネン100% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
トランパラン(TRANPARAN) クーベルチュール タオルケット スタンダード
フランス語で毛布や覆いかぶせるという意味にクーベルチュール。
クーベルチュールチョコレートを食べたときのような幸福感と、タオルケットにくるまったときの心地よさを表現して名付けられました。
ふんわり感と程よい通気性でべたつかず、快適に使用できます。
カラー展開も豊富なので、インテリアや好みにあわせて選んでみてください。
織り方 | – |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
ヒオリエ 日本製 贅沢 8重ガーゼケット
8重に重ねて作られた、贅沢なガーゼケットです。
肌に触れる部分には織り目の細かいガーゼ、間には目の粗いガーゼなど、密度の違うガーゼを重ねています。
ボリューム感があり通気性や保温性、吸水性も兼ね備えています。
くしゅっとしていてナチュラルな雰囲気です。
使うたびに肌に馴染むので、長く愛用できるタオルケットです。
織り方 | ガーゼ織り |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | 147×200cm |
シーズン | オールシーズン |
西川 (nishikawa) エアブリーズケット ミドルタイプ
体にまとわりつかず、風が通り抜けるような心地よさを追求して作られたエアブリーズケット。
蒸れずに汗をよく吸うので、寝苦しい暑さでも快適に過ごせる仕様になっています。
夏に快適に眠れるタオルケットを探している方におすすめです。
丸洗いできるので、汗をかきやすい夏もお手入れが簡単にできます。
織り方 | – |
生地素材 | パイル綿:100% 地糸:綿55%ポリエステル45% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | 夏 |
アクア (AQUA) ナイスデイ タオルケット
ぽこぽことした綿100%の素材が素肌に気持ちよく、夏は涼しく快適に眠ることができます。
冬は掛布団と組み合わせることでムレ防止となり、オールシーズン使用可能です。
ボリュームのある素材ですが凹凸があるので乾きやすく、自宅でのお洗濯も手軽にできます。
程よい厚みでボリューム感のタオルケットを探している方におすすめです。
織り方 | – |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | 約140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
CARRIEDIOSA ワッフルケット
肌触りが柔らかいのでお子さんや赤ちゃんにもおすすめのワッフルケット。
ハーフサイズとシングルサイズがあるので、寝具にはもちろんひざ掛けとして車やリビング、ソファでも使用できます。
ワッフル織りはスタイリッシュで、お部屋のアクセントにもなります。
キャンプやピクニックの冷え対策など、さまざまな用途に使用できます。
洗濯したら早く乾きやすいのも嬉しいポイントです。
織り方 | ワッフル織り |
生地素材 | 綿100% |
サイズ | 150×200cm |
シーズン | オールシーズン |
カワホーム(KAWAHOME) オリジナルニットタオルケット
スポーツウエアからインスピレーションを受けて作られたオリジナルのタオルケット。
外側はスウェットのような生地、内側は裏起毛になっています。
2way仕様で、夏の暑い時期には肌に触れる部分をスウェット生地に、冬は裏起毛の部分にすることでオールシーズン使用可能です。
ほつれにくく毛玉もできにくいので、長く愛用できるタオルケットです。
タオルケットの他に、ソファやベッドのカバーとしても使用できます。
織り方 | ヘリンボーン織り |
生地素材 | ポリエステル |
サイズ | 140×200cm |
シーズン | オールシーズン |
ナイスデイ ひんやり 乾きやすい (スピードドライ) エアーケット
接触冷感の面と、綿100%の生地がリバーシブルになったタオルケットです。
夏の暑い時期には接触冷感面を、寒い時期には綿100%の面と、季節に合わせて使用できます。
夏~寒い時期にかけてもこのタオルケット一枚で済むので、季節によってタオルケットを変える必要がありません。
2枚揃える必要がないので低コストで済むのも嬉しいポイントです。
接触冷感と肌触りの良い綿100%のタオルケット、どちらも使いたいという方におすすめです。
織り方 | – |
生地素材 | 表:綿100% 裏:ナイロン100% 中材・グランド部:ポリエステル100% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | オールシーズン |
SeasonWood ガーゼケット
6重のガーゼケットで、柔らかさと適度なハリがあるタオルケットです。
オーガニックコットンでパイルがないので、肌の擦れを気にせず使用することができます。
ホワイトとグレーのおしゃれなリバーシブルデザインで、どちらの色を表にするかでお部屋の雰囲気も変わります。
デザイン性の高いタオルケットやお部屋のアクセントになるタオルケットを探している方におすすめです。
織り方 | ガーゼ織り |
生地素材 | オーガニックコットン100% |
サイズ | 150×190cm |
シーズン | オールシーズン |
リヴェール(Reveur) マイクロファイバー シャーリングケット
吸水性の良いマイクロファイバーをさらっとシャーリング仕上げにしたタオルケットです。
スウェードのような優しい肌触りで、引っ掛かりも少ないので長く愛用できます。
汗を良く吸い、ほどよい起毛でオールシーズン使うことができます。
首や肩にあたる部分にはつなぎ目が当たらないように襟がついているため、首元まで暖かく眠れます。
織り方 | – |
生地素材 | ポリエステル |
サイズ | 140×200cm |
シーズン | オールシーズン |
ハンスリープ(Hansleep) 無地フランネルブランケット毛布
タオルケットの他、ひざ掛けや羽織りとしても使えるマイクロファイバーのブランケットです。
寒い季節はもちろんのこと、夏もエアコンの効きすぎなどで調節したいときにもおすすめです。
優しい肌触りで暖かく、通気性も良いのでオールシーズン使用することができます。
シンプルな無地でカラー展開も豊富なので、自分の好みのカラーを選べます。
織り方 | – |
生地素材 | ポリエステル100% |
サイズ | 140×200cm |
シーズン | オールシーズン |
ニトリ ひんやりケット シングル(NクールWSP i-n WH S)
夏におすすめのニトリの接触冷感ひんやりケットです。
過ごしやすい日にはパイル生地面にできる2way仕様のタオルケット。
接触冷感の他にも部屋干し防臭加工などの機能があり、梅雨の時期や雨の日でも快適にお手入れができます。
ニトリにはひんやりケットの他にも接触冷感の敷パッドやまくらカバーも展開されているので、寝具を揃えることでさらに暑い夏を快適に過ごせます。
織り方 | – |
生地素材 | パイル:ポリエステル80%レーヨン20% 地糸:ポリエステル100% 裏生地:ナイロン93%ポリウレタン7% |
サイズ | 140×190cm |
シーズン | 夏 |
まとめ
本記事ではタオルケットの選び方やおすすめタオルケット18選をご紹介してきました。
タオルケットにはさまざまな素材や織り方があり、選ぶ種類によって肌触りや機能性に違いがあります。
おすすめタオルケット18選には、寝心地の良さや機能性を備えたタオルケットを厳選しています。
どのタオルケットを選べばいいか迷う方は、おすすめタオルケット18選もぜひ参考にしてみてください。
こだわりのタオルケットを選んで、快適な睡眠を手に入れましょう。