今回はiPadの選び方と、おすすめのiPad8選を紹介していきます。
「iPadがあると便利そう」と思い、購入を検討しても、結局どれを購入していいか分からず悩んでしまいますよね。「安すぎるのも不安だし、高いのは使いこなせなさそうだから、中間くらいの価格のiPadにしておこうかな。」こんな感じで、なんとなく値段で選んでしまいがちです。
だけど、ちょっと待ってください。
価格は確かに大切ですが、『自分の使用目的』に合ったモデルもiPad選びで非常に大切なポイントです。
この記事では、iPad選びの基準になる“8つのポイント”を分かりやすく解説していきます。
- ディスプレイサイズ
- メモリ(RAM)の処理性能
- ストレージ容量
- 重量
- バッテリー容量と稼働時間
- カメラ性能
- 充電端子
- Apple Pencil対応モデル
こちらのポイントと、自分の使用目的とを照らし合わせれば、きっと自分にピッタリのiPadを選ぶことができるでしょう。自分に合ったiPadを選んで、便利で快適な日常を手に入れてみてください。
iPadの選び方
iPadの使い方は、ネットサーフィンや、ゲーム、電子書籍の利用といった日常使いから、イラスト作成や動画編集といった、本格的な創作活動までさまざまです。
iPadを選ぶにあたって、一番大切なことは「自分の使用目的」をハッキリとさせること。そして、その使用目的と、各モデルの特徴を結びつけていくことです。
ここでは、使用目的に合った適切なモデルを見つけるために、iPad選びに役立つ8つのポイントを解説していきます。それぞれのモデルの特徴が分かることで、自分に必要な性能と不必要な性能が分かり、iPad選びをスムーズに進めることができるでしょう。
ディスプレイサイズで選ぶ
ディスプレイサイズは、作業効率と持ち運びの面での満足度が変わってきます。
ディスプレイのサイズは、一番小さい「iPad mini」の8.3インチから、一番大きい「iPad Pro12.9」の12.9インチまであります。中間のサイズで「iPad Air」「iPad10」の10.9インチとなっています。
ディスプレイのサイズ選びは、使用用途によって変えるのがいいでしょう。iPadをPC代わりとして使用したい方は、12.9インチの大きな画面がおすすめです。
「B5サイズのキャンパスノート」程の大きさとなっていて、本格的なイラスト作成、動画編集などの創作作業をスムーズに進めることができます。
持ち運びだけを考えるなら、やはりiPad miniがおすすめです。
「単行本ほどの大きさ」の8.3インチの画面は、電子書籍を読んだり動画を観たりするには十分の大きさで、iPhoneとの差別化を計ることができるサイズ感となっています。
中間サイズの10.9インチ、11インチは、PCとして使用しながらも持ち運びもしやすいバランスの取れたモデルです。この大きさでも、イラストを描いたり、動画視聴をしたりするには満足できるサイズ感となってます。
メモリ(RAM)の処理性能で選ぶ
メモリ(RAM)の処理性能が上がると、複数のWebサイトを開いたり、大きなデータを扱ったりした時でも全体の動きをサクサクと動かしてくれます。
メモリ容量は、「iPad(第9世代)」は3GBになってますが、それ以外のモデルは基本4GB。
「iPad Pro 11インチ (第4世代)」・「iPad Pro 12.9インチ (第6世代)」のProモデルは、8GBと16GB(1TB以上のモデル)となっています。
メモリ(RAM)は、現在発売されているモデルであれば、そこまで気にする必要はありません。ネットを見たり音楽を聴いたりと、普通に使用する分には4GBのモデルを選んでも満足のいく速度で利用できます。
イラスト作成や動画編集などの、本格的な仕事で使用するのであれば16GBを検討してもいいかもしれませんが、基本的には8GBもあれば十分です。
また、「iPad Air 5」と「iPad Pro」には、それぞれM1とM2というPC(MacBook)でも搭載されている高性能なチップが使われているので、性能で絶対に困りたくないという方はこちらのモデルを選ぶといいでしょう。
ストレージ容量で選ぶ
iPadのストレージ容量は、大きいほどより多くのアプリや写真などをデバイスに保存することができます。
iPadのストレージは後から増やすことができないので、多くの方が購入前に悩むポイントです。
iPad、iPad Air、iPad miniは、「64GBか256GB」を選べ、iPad Proは、「128GBから最大2TB」までのストレージを選ぶことができます。
容量の感覚としては、ネットや動画視聴、ちょっとしたゲームを楽しむくらいであれば、64GBで足りるでしょう。
ゲームを中心としたアプリをメインで使う方や、電子書籍を中心に使う方は64GBでは容量が足りなくなる可能性が高いので、128GB以上のストレージを選ぶことをおすすめします。
クリエイティブをメインで使う方は、迷わず256GBを選んでください。
またiPadは、iPoneと違い「外付けストレージ」も利用することができるので(アプリやゲームの保存はできないので注意)、この点も視野に入れて検討するといいでしょう。
重量で選ぶ
iPadの重量は、軽ければ軽いほど持ち運びの面でのアドバンテージが大きくなります。
一番軽いモデルは「iPad mini(第6世代)」の293g。一番重いモデルは「iPad Pro12.9インチ(第6世代)」の682gです。
持ち運びがしやすくなることで、電車の中で電子書籍を読んだり、ベッドで動画を観たりと気軽に使用できるシーンが増えてきます。ディスプレイサイズが一番小さい「iPad mini」を除けば、「iPad Air(第5世代)」が一番軽い461gとなってます。
ライフスタイルのどんな場面でiPadを使用するのかを考えて、自分にピッタリのモデルを選ぶのがいいでしょう。
また重量は、持ってみるだけで感覚がわかるので、実店舗に行って実際に重さを確かめてみることをおすすめします。
バッテリー容量と稼働時間で選ぶ
外に持ち出して使用する機会が多い方にとっては、バッテリー容量と稼働時間は特に気になるところ。
iPadのバッテリー容量は、「iPad mini(第6世代)」の5,124mAHから、「iPad Pro12.9インチ(第6世代)」の10,758mAhと幅広くあります。
しかし稼働時間は、どのモデルもインターネット使用時で最大10時間となっています。バッテリー容量が増えた分、稼働時間が伸びるのではなく、10時間の中で高い性能を発揮できるようになったと捉えるといいでしょう。
また、iPad Air(第6世代)のディスプレイにはミニLEDが採用されていて省電力使用になっていることから、実際の稼働時間はiPad Air(第6世代)が一番長いと言われてます。
実際に使用すると、モデルによって多少の稼働時間の差は出るものの、iPad選びの優先度は低いでしょう。
カメラ性能で選ぶ
写真撮影はiPadがメインという方は少ないので、そこまでカメラの性能を優先する必要はなさそうです。
カメラ性能は、iPad(第9世代)以外のモデルは全て1200万画素のイメージセンサーのカメラを搭載しているので、十分に満足できるレベルでの写真撮影ができます。また、800万画素のiPad(第9世代)であっても、明るい場所ならキレイに撮影できます。
ただし、暗いところでの撮影ではカメラ性能の差が出てくるので、気になる方はiPad(第9世代)以外のモデルを選ぶことをおすすめします。
iPadProシリーズのカメラは、全シリーズの中で最も高い性能を誇ります。大きな特徴は、超広角カメラ搭載で視野の広い写真撮影が可能になったことです。
さらに、iPadProはLiDARスキャナを搭載しているので、ARアプリで周辺をスキャンして3Dオブジェクトを制作するなど特殊な使い方をすることができます。このことから、カメラの性能メインで買うのであれば、Proシリーズを選ぶのがいいと言えます。
充電端子で選ぶ
iPadの接続端子の種類はApple製品独自のLightning端子と、汎用性の高いUSB-C端子です。
従来ではLightning端子が搭載されてきましたが、近年ではLightning端子が廃止され、USB-Cモデルがスタンダードになっています。以下はUSB-C搭載モデルです。
- iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
- iPad Air(第4世代以降)
- iPad mini(第6世代)
創作活動に活かせるApplePencil対応モデルで選ぶ
Apple Pencilhは、Appleが販売しているiPad専用のタッチペンです。
iPadを使って、絵を描いたり、メモを取ったり、書類に注釈を加えることができます。
Apple Pencilには、2種類のタイプがあります。iPadのLightning端子で充電・ペアリングするタイプの第1世代と、iPadにマグネットでくっつけて充電・ペアリングするタイプの第2世代です。
第1世代と第2世代では、対応しているiPadの機種が異なるので注意が必要です。現行のラインナップでは、第1世代対応は「iPad(無印)」のみとなり、それ以外のシリーズが第2世代対応となります。
iPadを本格的な創作活動に活かしたい方は、第2世代対応のPro、Air、miniシリーズの機種を選ぶことをおすすめします。
書き心地や使用感がブラッシュアップされたApple Pencil第2世代は、イラスト作成などのクリエイティブな作業の質を大きく上げてくれるでしょう。
Apple Pencil(第1世代) | ・12.9インチiPad Pro(第1世代〜第2世代) ・10.5インチiPad Pro ・9.7インチiPad Pro ・iPad Air(第3世代) ・iPad mini(第5世代) ・iPad(第6世代〜第10世代) |
Apple Pencil(第2世代) | ・12.9インチiPad Pro(第3世代〜第6世代) ・11インチiPad Pro(第1世代〜第4世代) ・iPad Air(第4世代〜第5世代) ・iPad mini(第6世代) |
人気のiPadおすすめ8選
ここでは、iPadおすすめ8選を紹介していきます。
無印(iPad)、mini、Air、Pro、4つのシリーズの中から、おすすめモデル8選の特徴を世代別で紹介。
さらに、各モデルがどんな人におすすめなのか、各モデルでどんなことができるのかをスペック表を基に分かりやすく解説していきます。それぞれの特徴をつかむことで、自分の使用目的に最適なモデルを絞り込むことができます。
ちなみに「第◯世代」とは、各シリーズでスペックアップを行い、世代交代したものを指します。数字か高いものが、各シリーズ内での最新モデルになります。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)は、2021年5月に発売されたProシリーズです。
MacBookで採用されているPC向けの高性能チップ「M1」が搭載されていて、ゲームやイラスト作成、画像編集や動画編集などにも使用できる高い処理能力が特徴です。
シリーズ最大の12.9インチの大きな画面サイズは一度に表示できる情報量が多く、スクロールの回数を減らすことで作業効率を高めてくれます。
また、iPad miniを2台並べたくらいになる画面の大きさは、分割画面でのマルチタスクを快適にしてくれるので、複数のAppを同時に使いこなすことができるでしょう。PCと同じくらいの大きな画面サイズなので、長時間使用しても疲れづらいという特徴もあります。
さらにApple Pencil(第2世代)にも対応しているので、本格的なイラスト制作などのクリエイティブな用途にも最適です。iPadを仕事道具として使い、イラスト制作や、動画編集などのクリエイティブな作業をしたい上級者におすすめのモデルとなっています。
ディスプレイサイズ | 12.9インチ |
解像度 | 2,732 x 2,048ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 8GB |
ROM(ストレージ) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
CPUコア数 | 8コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ/10MP超広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 10,566mAh |
重量 | 682g(Wi-Fiモデル/684g(Wi-Fi + Cellularモデル) |
iPad Air(第5世代)
iPad Air(第5世代)は、2022年3月に発売されたAirシリーズの最新モデルです。
MacBookと同じ高性能チップ「M1」を搭載していて、創作活動も事務作業もこなすことができるパソコン並みのプロ機となっています。処理能力もProシリーズと変わらず、周辺機器もProシリーズと同じものを使えるので、仕事用として本格的な創作活動をする方を除く、ほとんどの方がAirシリーズで十分に満足できるはずです。
こちらのモデルは、ディスプレイサイズから「iPad(第10世代)」と比較されますが、Apple Pencilを使うなら第2世代に対応している、iPad Air(第5世代)を選ぶのが間違いないでしょう。より快適に、メモを取ったりイラストを描いたりすることで、iPadの魅力をさらに引き出してくれます。
iPad Air(第5世代)は、ディスプレイサイズ、処理能力、コスパのバランスが絶妙な高性能モデルとなっています。iPadをPC/タブレットどちらとしても使いたい人や、簡単な仕事や趣味を極めたい人におすすめです。
ディスプレイサイズ | 10.9 インチ |
解像度 | 2,360 x 1,640ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 8GB |
ROM(ストレージ) | 64GB/256GB |
CPUコア数 | 8コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 7,606mAh |
重量 | 461g(Wi-Fiモデル)/462g(Wi-Fi + Cellularモデル) |
iPad Pro 12.9インチ(第6世代)
iPad Pro 12.9インチ(第6世代)は、2022年10月に発売されたProシリーズの最新モデルになります。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)からの世代交代で、搭載チップが「M1チップ」から「M2チップ」へと進化しました。十分すぎるほどの高い処理性能を持つM1チップから、さらにそのパフォーマンスが向上しています。
M2チップの高い処理性能は、12.9インチの大画面を活かしたマルチタスクの作業をより快適にしてくれるので、画像編集や動画編集などの本格的な作業に最適です。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)からの継続スペックとして、「ミニLEDバックライト」搭載の「Liquid Retina XDRディスプレイ」を採用。色彩のコントラストが鮮明になり輝度が高いので、屋外の光の下でiPadを使う時に画面が見やすくなっています。
また、ストレージ容量は、128GB、256GB、512GB、1TB、2TBと、選択肢が多いのも大きな魅力の一つです。現状のダブレットの中でも最高スペックのモデルとなりますので、iPadクリエイターやイラストレーターにおすすめです。
ディスプレイサイズ | 12.9インチ |
解像度 | 2,732 x 2,048ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 8GB(1TBと2TBストレージモデルは16GB) |
ROM(ストレージ) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
CPUコア数 | 8コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ/10MP超広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi6E(2.4GHz/5GHz)/Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 10,758mAh |
重量 | 682g(Wi-Fiモデル)/684g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
iPad mini 8.3インチ(第6世代)
iPad mini 8.3インチ(第6世代)は、2021年9月に発売されたminiシリーズの最新モデルになります。
その特徴は、8.3インチの小さなディスプレイサイズと、293gの軽さにあります。バッグから片手で取り出して、片手で楽々使用できるので、iPadを気軽に持ち運びしたい方におすすめのモデルです。
搭載チップは、1世代前より大きく向上した「A15 Bionic」を採用。さらに、前世代まで4Gだった通信機能が5Gの超高速通信になったことで、高画質のゲームやイラスト作成、動画視聴もサクサクと楽しめます。ちょうど手に収まる程よいサイズ感は、ゲームの操作性を高めてくれて相性抜群です。
また、Apple Pencil(第2世代)に対応しているので、手書き入力やイラスト作成を快適にしてくれます。
動画編集などの本格的な作業には不向きなものの、ゲームや電子書籍、イラスト作成や動画視聴と幅広い用途で使用することができるので、どんなiPadを買ったらいいか分からない方でも高い満足感を得ることができるでしょう。
ディスプレイサイズ | 8.3インチ |
解像度 | 2,266 x 1,488ピクセル、326ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 4GB |
ROM(ストレージ) | 64GB/256GB |
CPUコア数 | 6コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi 6(2.4GHz/5GHz)/Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 5,124mAh |
重量 | 293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
iPad Pro 11インチ(第3世代)
iPad Pro 11インチ(第3世代)は、2021年5月に発売されたProシリーズです。
1世代前のモデルになるため、現在はApple Storeでの新品販売はありませんが、Amazonなどで購入可能になってます。MacBookと同様の高い処理能力を持つ「M1チップ」が搭載されているので、生産性を上げたいクリエイターにおすすめのモデルです。
Proシリーズの12.9インチだと大きすぎて持ち出しづらいという方も、軽さと取り回しの良さが特徴の11インチであれば、さまざまなシーンで気軽に使用できるでしょう。
Proシリーズの特徴でもある、「Liquid Retinaディスプレイ」には「ProMotionテクノロジー」が搭載されていて、120Hzでの滑らかな動きが魅力の一つです。Pro以外のディスプレイは60Hzになるので、2倍の滑らかさで快適に操作することができます。
特にゲームや、ペンシルを使ってのクリエイティブな作業をする方には大きな恩恵がありそうです。
価格の高さがネックとなるProシリーズですが、こちらの第3世代はAmazonなどで安く購入することができるので、最上位クラスのスペックを体験してみたい方におすすめです。
ディスプレイサイズ | 11インチ |
解像度 | 2,388 x 1,668ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 8GB(1TBと2TBストレージモデルは16GB) |
ROM(ストレージ) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
CPUコア数 | 8コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ/10MP超広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi 6(2.4GHz/5GHz)/Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 9,720mAh |
重量 | 466g(Wi-Fiモデル)/468g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
iPad(第10世代)Wi-Fiモデル 64GB
iPad(第10世代)は、2022年10月に発売されたiPad(無印)シリーズの最新モデルです。
搭載チップは1世代前から進化した「A14Bionic」を採用。Proシリーズに搭載されているM1チップやM2チップと比較すると見劣りするものの、動画編集をするなどの本格的な作業でなければ、どんな使い方にも対応できる優秀な処理性能です。
1世代前まであったホームボタンをなくし、「フルスクリーンタイプ」に進化したディスプレイは、ゲームや動画視聴の没入感を高めてくれます。
スピーカーは、iPadの両側から音が発せられる「2スピーカー」の仕様です。iPadを横にして使用した際に両側から聞こえてくるサウンドは、映画視聴コンテンツなどで高い臨場感を味わうことができるでしょう。カラーバリエーションは、イエロー、ブルー、ピンク、シルバーの4色展開。ポップなカラーを選ぶことができるのは、魅力的なポイントの一つです。
iPad(第10世代)は、iPadを使ったことがない方へ向けた「エントリーモデル」として、高い満足感を得ることができます。
ディスプレイサイズ | 10.9インチ |
解像度 | 2,388 x 1,668ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 4GB |
ROM(ストレージ) | 64GB |
CPUコア数 | 6コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ/10MP超広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi6(2.4GHz/5GHz)/Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 7,606 mAh |
重量 | 477g(Wi-Fiモデル)/481g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
iPad Pro(第4世代)11インチ Wi-Fi 128GB
iPad Pro(第4世代)11インチは、2022年10月に発売されたProシリーズです。
ストレージ容量は、128GB、256GB、512GB、1TB、2TBと選択肢が広く、128GBを選べるのはiPad Proのみとなります。「64GBでは不足しそうだけど、256GBは使いこなせなさそう」と悩むiPadユーザーにとっては、最もバランスの取れた理想のストレージが128GBではないでしょうか。
搭載チップは1世代前の「M1チップ」から、さらに性能が向上した「M2チップ」を採用。メディアエンジンの性能が向上し、「ProResビデオ撮影」に対応しています。高画質な映像を記録してスムーズに編集することができるので、特に動画編集をする方にとっては、大きな恩恵を受けることができるでしょう。
また、Apple Pencilを画面に近づけるとポインターが出る「ホバー機能」を使えるようになったことで、よりスムーズなイラスト作成が可能になりました。
「小さいのにパワフルな性能をもつ」 iPad Pro11インチは、動画編集やデザイン制作といったクリエイティブな仕事をする方におすすめです。
ディスプレイサイズ | 10.9インチ |
解像度 | 2,388 x 1,668ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 8GB |
ROM(ストレージ) | 128GB |
CPUコア数 | 8コア |
カメラ画素数 | 12MP広角カメラ/10MP超広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi6E(2.4GHz/5GHz)/Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 7,538mAh |
重量 | 466g(Wi-Fiモデル)/468g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
iPad(第9世代)Wi-Fiモデル 64GB
iPad(第9世代)は、2021年9月に発売された「無印」と呼ばれるiPadシリーズとなります。
64GB Wi-Fiモデルは、49,800円(税込)という価格の安さが魅力の「コスパ最強モデル」。初めてiPadを購入する方や、iPadを安価に使ってみたい方におすすめです。
搭載チップは「A13Bionic」を採用。他のシリーズと比べると劣りますが、ネットサーフィンや電子書籍、ちょっとしたゲームでの使用であれば十分な処理性能といえます。10.2インチのディスプレイサイズは、迫力ある大画面での動画視聴やゲームを楽しむことができるでしょう。
また、「True Tone」が採用されたディスプレイも魅力の一つ。周囲の光に色合いを自動的に合わせてくれるので、目を疲れにくくしてくれます。
さらに、イラスト作成ができる「Apple Pencil(第一世代)」と、どこで作業する時も快適にタイピング入力ができる「SmartKeyboard」にも対応しているのも嬉しいポイント。iPad(第9世代)はスペックが高いのに価格が安いことから、「iPad入門モデル」と言える1台です。
ディスプレイサイズ | 10.2インチ |
解像度 | 2,160 x 1,620ピクセル、264ppi |
OS | iPadOS |
RAM | 3GB |
ROM(ストレージ) | 64GB |
CPUコア数 | 6コア |
カメラ画素数 | 8MP広角カメラ |
通信形式 | Wi-Fi(2.4GHz5GHz)/Bluetooth 4.2 |
バッテリー | 8,757mAh |
重量 | 487g(Wi-Fiモデル)/498g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
まとめ
iPadには、無印iPad、iPad Air、iPad mini、iPad Proと、4種類のシリーズがあります。
それぞれのシリーズにはそれぞれの持ち味があり、全ての人に万能に当てはまるものはありません。だからこそ、ご自分の使用目的をハッキリとさせ、それぞれのシリーズの特徴と結びつけることが大切です。
この記事で紹介してきた、iPadの選び方と、おすすめのiPad8選を参考に、自分にピッタリのモデルを選んでみて下さい。