2021.08.04
CAR

遂に新型ランクル販売開始!「やっぱ60っしょ」って言う人も見て! 凄いから!

来たキタきた! ランクル誕生から70周年という年に、ついに最新モデルとなる300系トヨタ「ランドクルーザー」の販売がスタートしたのだ。

トヨタ ランドクルーザー
新型ランドクルーザー。発売は8月2日から。

新型もやっぱり最強

“どこへでも行けて、そして生きて帰ってこれる”というランクル伝統のタフネスはさらに磨きがかかり、歴代から受け継がれたスッキリ&力強いスタイル。

流行のボディとフレーム一体型のモノコック構造ではなく、ボディが凹んでも走り続けられ、修理もしやすい伝統のラダーフレームを継承。

とはいえ先代のキャリーオーバーではなく、イチから開発された新フレームだ。

ランクルの代名詞である走破性はもちろん健在。こんなところ普通走らないんだけど、この数字を見るだけでニヤニヤしてしまうのは男の性か。

エンジンは従来のV8から2気筒減ってV6ツインターボに、排気量も4.6Lから3.5Lとコンパクトに変更されたが、最高出力は+99psの415ps、最大トルクは+190N・mの600N・mとパワーアップしている。

この数字だけ見たら、どこのスポーツカーだよ、って思ってしまうレベルだ。

しかも待望のディーゼルエンジン・モデルがカムバック! 70系ワゴンの後継であるランドクルーザープラドには2.8Lのディーゼルターボを積んでいるが、それとも違う3.3Lディーゼルツインターボが用意された。

こちらも最高出力309ps/最大トルク700N・mと破壊力バツグン。これに10速ATが組み合わさる。

駆動方式は副変速機付きのフルタイム4WD。

路面状況に応じて駆動力やサスペンションなどを統合制御してくれるマルチテレインセレクトは、従来の5つから6つのモード(AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK)に変更された。

さらに、4つのカメラで車両周辺の路面状況を確認できるマルチテレインモニターに、車が現在乗っている路面の状況をリアルタイムのバーチャル映像として確認できる、アンダーフロアビュー機能も備えられた。

さらにセキュリティ機能も大幅アップ。トヨタで初めて指紋認証スタートスイッチが採用された。キーを携帯し、事前に登録された指紋の指でプッシュしないと、エンジンが掛からないのだ。

世界中で窃盗犯に狙われやすいランクルだけに、この機能はオーナーにとって大きな安心材料になるだろう。

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初めての“ガズー”ランクル

また300系にはニューフェイス「GRスポーツ」グレードが加えられた。横一線のラインが強調されたコイツのほうが好みという人も多そうだ。

ちなみに標準モデルがいつものトヨタマークなのに対し、コイツのフロントグリルには「TOYOTA」と入るのも、昔からのファンの心をくすぐってくる。

そもそもGR(ガズーレーシング)スポーツとはトヨタ車の中でスポーティモデルに与えられる名称。

じゃあランクルの場合は? というと、世界一過酷なラリーと言われるダカールラリーへ2023年以降に出場するためのモデルなのだ。

実際のラリーではこのGRスポーツをベースにさらなるカスタマイズが加わるが、ベースのポテンシャルが高くないと戦えない。

そのためこのグレードでは、ダカールラリー参戦ドライバーからの「起伏の続き中高速走行時、ジャンプ着地後の接地性アップ」「スタック時の脱出タイムロス低減」「悪路走行時のバンパー破損のしにくさ」といった改善要望を受けて、世界初の電子制御式サスペンションシステム「E-KDSS」の投入からバンパー形状の見直しまで行われた。

また、こうした改善要望を受けて、さかのぼって標準モデルも足回りの改良まで行われている。

車両本体価格はガソリン車が510万〜770万円、ディーゼル車が760万円〜800万円。

さすが10年以上待っただけあって(先代の200系デビューは2007年)受け継がれる魅力も最新機能の魅力も溢れる新型ランクル。

なんだけど、そう思う人は世界中にもうたくさんいるようで、日本発売開始当日でさえ、すでに納車まで1年以上待ちというアナウンスが。やっと出たのに1年以上会えないなんて…… ますます早く見たくなるじゃないか!

 

籠島康弘=文

# 300# トヨタ# ランドクルーザー
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