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初めての“ガズー”ランクル


また300系にはニューフェイス「GRスポーツ」グレードが加えられた。横一線のラインが強調されたコイツのほうが好みという人も多そうだ。
ちなみに標準モデルがいつものトヨタマークなのに対し、コイツのフロントグリルには「TOYOTA」と入るのも、昔からのファンの心をくすぐってくる。

そもそもGR(ガズーレーシング)スポーツとはトヨタ車の中でスポーティモデルに与えられる名称。
じゃあランクルの場合は? というと、世界一過酷なラリーと言われるダカールラリーへ2023年以降に出場するためのモデルなのだ。
実際のラリーではこのGRスポーツをベースにさらなるカスタマイズが加わるが、ベースのポテンシャルが高くないと戦えない。

そのためこのグレードでは、ダカールラリー参戦ドライバーからの「起伏の続き中高速走行時、ジャンプ着地後の接地性アップ」「スタック時の脱出タイムロス低減」「悪路走行時のバンパー破損のしにくさ」といった改善要望を受けて、世界初の電子制御式サスペンションシステム「E-KDSS」の投入からバンパー形状の見直しまで行われた。
また、こうした改善要望を受けて、さかのぼって標準モデルも足回りの改良まで行われている。
車両本体価格はガソリン車が510万〜770万円、ディーゼル車が760万円〜800万円。
さすが10年以上待っただけあって(先代の200系デビューは2007年)受け継がれる魅力も最新機能の魅力も溢れる新型ランクル。
なんだけど、そう思う人は世界中にもうたくさんいるようで、日本発売開始当日でさえ、すでに納車まで1年以上待ちというアナウンスが。やっと出たのに1年以上会えないなんて…… ますます早く見たくなるじゃないか!
 
籠島康弘=文


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