乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.262
2021.07.23
CAR

間もなく発売予定の電気のピックアップトラック。格好良すぎで気も利きすぎな5台

時代の流れはEVへ。これはもう確定のトレンドと言っていいだろう。なぜなら最後の砦と思われたピックアップトラックにも、電気自動車が多く現れ始めたから。

しかも、どれもめちゃくちゃクール。来年発売予定の5台を一気見していこう。

 

■テスラ サイバートラック

テスラ サイバートラック
テスラ サイバートラック

オープンカーのロードスターから始まり、SUVのモデルXときて2019年、遂に電気のピックアップトラックを発表したテスラ。

お披露目会でイーロン・マスクが金属製のボールをぶつけて、窓ガラスの強度をアピールするはずがヒビが入ってしまったというエピソードが懐かしい。

3+3の6人乗りで、価格は3万9900ドル(約440万円)から。

最大航続距離500マイル(約802km)以上、自動運転機能に同社の「オートパイロット」装備、0-96km/hの加速は2.6秒だ。

公式サイトには、こんなキャンプカスタムスタイルの写真も掲載されている。

今年後半にも製造が開始されるといわれていて、既に日本の公式サイトでも予約が始まっている。

こんなのが走り回ったら、街があっという間に『ブレードランナー』の世界になりそうだ。

 

■GMC ハマーEV

GMC ハマー
GMC ハマーEV

久々の「ハマー」の復活を喜ぶあまりつい忘れがちだが、2020年10月に発表された最初の新世代ハマーは、電気のピックアップトラックだった。

2021年4月にSUV版も追加で発表されている。

昨年から予約を開始したピックアップトラックモデルは今年後半から生産される予定で、最大航続距離は350マイル(約563km)、0-96km/hは約3秒と見た目にそぐわぬ俊足ぶりだ。

エクステリアも、未来的なデザインを取り入れながらしっかりハマースタイルを継承しているのもファンの心をわかっている。

5人乗りで、前後輪を同じ方向に向けてカニのように斜めに走る機能もあり、意外に小回りも利く新世代ハマーなのだ。

NEXT PAGE /

■フォード F-150ライトニング

フォード F-150ライトニング
フォード F-150ライトニング

アメリカで最も売れているピックアップトラックがF-150。

フォードは今年5月にF-150の電気自動車バージョンとなる「F-150ライトニング」の発売を発表した。

発売時期は来年半ばの予定で、価格は3万9974ドル(約440万円)からと、テスラのサイバートラックと真っ向勝負の形となった。

最大航続距離は300マイル(約483km)。商用での使用を意識し、荷台部分も含め最大12カ所に電源を用意。だから荷台で電動ノコを使うこともできる。

また400ポンド(約181kg)のセメント袋を収納できる防水収納スペースも装備するプロ仕様である。

5人乗りで、シートは洗うのが簡単なビニール製。こういうガシガシ使える電気自動車って、ありそうでなかったかも。

 

■リビアン R1T

リビアン R1T
リビアン R1T

上記GMCやフォードのほか、ラム(旧ダッチラム)も電気トラック製造を宣言しているが、EVならオレたちだって!とばかりにアメリカの新興メーカーも参入している。

そのひとつが「リビアン(RIVIAN)」だ。昨年7月にピックアップトラックのR1Tと、SUVのR1Sを発表した。

R1Tの最大航続距離は300マイル(約483km)以上、来年1月には400マイル(約645km)超のモデルも発表するという。

また既存メーカーにはないオプションとして、IHクッキングヒーター付きのキャンプクッキングパッケージや、荷台に設置するテントパッケージ、屋外で楽しめるBluetoothスピーカーなどを備える。

このあたりも、新興メーカーらしい提案だろう。

価格は6万7500ドルからで、販売は来年を予定している。

 

■ボーリンガー B2

ボーリンガー B2
ボーリンガー B2

ボーリンガー(BOLLINGER MOTORS)もまた新興EVトラックメーカーのひとつ。

2019年にSUVのB1とピックアップトラックのB2を発表した。

外観や内装はクラシカルなSUVをイメージさせ、電気自動車という先進的イメージとは真逆の、ミリタリートラックのようなミニマルな武骨さがクールだ!

フロントからリアエンドまでボディ中央をぶち抜くように長尺物を載せられるスルー機構を備え、フロント部分は作用台としても使える。

ルーフやドアはパネルで構成されていて、取り外すこともできるようだ。

価格は12万5000ドル。今年から販売を開始するとしていたが、どうやら少々遅れているみたい。これは旧車好きも注目だろう。

 

籠島康弘=文

# GMC# テスラ# ピックアップトラック# フォード# ボーリンガー# リビアン# 電気自動車
更に読み込む
一覧を見る