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2021.05.05

使い勝手で選ぶなら最新の欧州PHEVワゴンは最強かも。特にこの4台に注目!

使い勝手を重視してワゴンを選ぶなら、電気自動車はまだ早いかもしれない。とはいえ地球環境や家計にやさしい選択はしたい。
そんな気分にピッタリなのがPHEVワゴンという選択だ。
自宅で充電すれば、普段の買い物程度なら電気自動車として走れるし、週末のロングドライブでは充電ポイントを気にする必要もない。
街乗りから長距離まで乗りこなせる使い勝手◎なワゴンを紹介しよう。
 

■PHEVでも質実剛健なワゴンの雄「ボルボ V60リチャージ/V90リチャージ」

使い勝手のいいワゴンを長年造り続けているボルボは、2025年までに自社で販売する車の半分を電気自動車に、残り50%をハイブリッドにすると宣言。
メルセデス・ベンツCクラスワゴンなどがライバルとなるV60。ラゲージ容量529Lはライバルを圧倒する。
目標の2025年まであと4年となった現在では既に、ミドルワゴンのV60と、フラッグシップワゴンのV90いずれも、マイルドハイブリッドかPHEV車のみのラインナップとなっている。
V90のライバルはメルセデス・ベンツEクラスワゴンといったあたり。こちらもラゲージ容量560Lとライバルたちを上回る。
「リチャージ」というサブネームが与えられたPHEV車は、V60とV90どちらも、ターボとスーパーチャージャーという2つの過給器を備えた2Lガソリンエンジンに、電気モーターが組み合わされている。
ただしエンジンの出力がV60とV90とで異なり、V60は最大トルク350N・m、ボディの大きなV90のほうは400N・mとなる。
モダンな北欧家具に囲まれているような気持ちになるV90のインテリア。
満充電でV60なら最大48.2km、V90でも42.1kmを電気モーターのみで走ることが可能。これだけ走れば日常使いではガソリンは不要だろう。
一方で、エンジンと電気モーターの2つのパワーソースを最大限使う(かっ飛ばせる)「パワーモード」も用意されているから、退屈だったり不満を抱えるようなドライブにはならない。


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