乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.210
2021.02.19
CAR

公道も走行可能! 電動キックボードでチェックしたい日本ブランドの3台

「Mobilityレボリューション」とは……

日本の公道では原付バイク同様、免許やヘルメット着用などが必要になる電動キックボード。コンパクトで置く場所にも困らず、なんなら持ったまま電車にも乗れるため注目を集めている。

しかし、これまで優勢だった海外製のものは、日本の法律に無理矢理合わせるためミラーなどとってつけた感が出がち。そこでオススメしたいのが、最初から法律に則ってデザインされた、日本の電動キックボードだ。見た目も良く気軽に乗れる、新しいモビリティの姿を見よ!

 

前後で異なる大径タイヤで安定感バッチリ

全長1050×全幅570×全高1150mm。ボディカラーはホワイト/モカベージュ/スカイブルー/マットブラックの4色。市販に向けて準備中だ。/グラフィット https://glafit.com

グラフィット「X-SCOOTER LOM」

1回の充電で約40km走れて、速度は「High(25km/h以上)/Mid(約25km/h)/Eco(約10km/h)」の3モードから選べる「X-SCOOTER LOM」。

前12インチ・後10インチという前後で異なる、一般的なキックボードよりは大径のタイヤが走行時の安定感を生み、道路の凹凸、ちょっとした障害物なども楽に乗り越えられる。この安定感があるからこそ、低速でも走行できるのだ。

折り畳み時のサイズは全長1050×全幅350×全高600mm。バッテリーは脱着式で、家の中で充電できる。バッテリーを抜いた状態の重量は14kg

通常モデルでも満充電で約40kmまで走行が可能だが、約60km走れる大容量バッテリーを選ぶこともできる。

キーはスマートフォンのアプリによる認証システム。キーコードを家族や友人、会社などでシェアすれば、みんなでX-SCOOTER LOMを利用できるのも便利なポイントだ。

折り畳めば車に積め、自転車の輪行バッグなどを使えば電車にも載せて移動できる。後輪を転がしてハンドキャリーすることも可能という気の利きようだ。

昨年クラウドファンディングで販売されると、あっという間に予定数を完売。現在は一般販売に向けて準備中で、登録すれば連絡をもらえるからぜひチェックを。

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持ち運び便利なトロリー仕様の電動スクーター

全長1100×全幅575×全高1170mm。ボディカラーはブラック/ホワイト/ワインレッド/カーキ」の4色。価格は14万9600円[税込]。/ブレイズ https://portal.blaze-inc.co.jp

ブレイズ「EV SCOOTER」

立ち乗りスクーターだけど、シートがあるから時々は座って運転もできる。そんな大人にうれしい電動スクーターが「EV SCOOTER」だ。

1回の充電で35km走れて、最高速度30km/hまで出せる。折り畳めば車に載せられるほどコンパクトなのはもちろん、最大の特徴は折り畳んだ状態でトロリーみたいに引いて移動しやすいよう、車体に小さなローラーも備えられていること。

折り畳むと全長1100×全幅225×全高420mmに。重量は24.8kg。充電はボード部分に充電器を装着して行う。

「0-10km/h・0-20km/h・0-30km/h」の3つの走行モードがあり、例えば人の多い街中は0-10km/hで、アウトドアへ出掛けた際は0-30km/hで、という具合にシーンに合わせて設定すれば、スピードが出過ぎるということがないのも安心だ。

シート付きだから「ずっと立ちっぱなしは……」という大人にもありがたいのはもちろん、小さな車輪がついていることによって歩道や人通りの多い場所に入ったらころころ引いて持ち運べ、建物内へも持って入りやすい、便利な一台なのだ。

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目を離しても、警報音で防犯OK!

全長1170mm×全幅580mm×全高1000mm。ボディカラーはシルバー/グレーの2色。価格は12万6500円(消費税込)。/コスウエル https://coswheel.jp

コスウエル「EV SCOOTER」

シートが脱着式だから電動キックボードとしても、電動バイクとしても使えるのがコスウエルの「EV SCOOTER」。1回の充電で約35km走り、最高速度は40km。もちろん折り畳めば、車に載せることも簡単だ。

シートは簡単に脱着できる。

こちらも「0-24km/h・0-32km/h・0-40km/h」の3つの走行モードがあり、電動キックボードの時は0-24km/hで、長距離を乗るから電動バイクにして0-40km/hで、なんて使い方ができる。

折り畳んだ状態。重量は約22kg。充電はボード部分に充電器を装着して行う。

そして軽くてひとりで持ち上げられるキックボード最大の心配である防犯についても万全。車のボタン式キーのようなスマートキーで防犯ロック/解除ができ、ロック状態で誰かが移動させようとするとすぐに警告音が鳴るので安心だ。

だから店内に車体を持ち込みにくいコンビニや近所の定食屋さんなどにも、気軽に「ちょっと行ってみよっか」と使いやすいのだ。

「Mobilityレボリューション」とは……
コロナ禍による新生活様式。「2030年までに新規発売の車をすべて電動に」という政府発表。2021年は移動手段に革命が起こる年かもしれない。ひとりで、複数人で、街乗りで、遊びで。さまざまなジャンルや場所で登場している“新たな選択肢”を紹介しよう。
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籠島康弘=文

# キックボード# パーソナルモビリティ# 電動
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