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2021.01.06

ワーゲン、アウディ、メルセデスのワゴン系SUVが証明する“背が低い”メリット

「ワゴン系SUV」とは……
ワゴン系SUVは、通常のSUVほど車高が高くないので、ルーフに荷物を載せやすいのも大きなメリット。
スノーボードやアウトドアギアは、ルーフに載せたいという人なら、ワゴン系SUVのほうが扱いやすいハズだ。

しかも今の季節なら、雪山でも余裕で走れるようなスペックを持つやつがいい。
アウディやフォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツのドイツブランドから、そんなワゴン系SUVがリリースされている。
 

■フォルクスワーゲン「パサートオールトラック」


悪路走行時には車がアクセルを操作

フォルクスワーゲンの2代目パサートオールトラックは2018年10月に登場した。ボディサイズは全長4780×全幅1855×全高1535mm。
ベースのパサートヴァリアントは通常で639L、後席を畳めば1769Lというステーションワゴントップクラスのラゲッジスペースを備える。
そのユーティリティをそのままに、最低地上高を30mm高い160mmとし、悪路走破性を高めたワゴンSUVがパサートオールトラックだ。

搭載エンジンは最高出力190ps/最大トルク400N・mを発揮する2Lディーゼルターボ。4WDシステムは路面状況に応じて前後にトルクを配分する4MOTIONが採用されている。
また走行モードに「オフロード」モードが用意されており、同モードでは急な下り坂を一定速度の低速で下りられるほか、ラフな道ではボディの上下動で思った以上にアクセルペダルを踏み込んでしまうことがあるが、そうした微細なアクセルワークを適切にコントロールしてくれる優れものだ。

たっぷりと荷物が積めるうえに、ディーゼルゆえJC08モード燃費で17.3km/Lと低燃費。アウトドアをとことん楽しみたくなるワゴン系SUVだ。


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