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■アウディ「A4オールロードクワトロ」


街乗りにも適したミドルサイズ

1999年にA6をベースとしたオールロードを開発したアウディ。ドイツ勢の中ではいち早くワゴンSUVに参入している。
2代目となるアウディA4オールロードクワトロは、通常のワゴンタイプよりも最低地上高が50mm高い170mmに設定され、ロードクリアランスを高めている。
また走行モードを切り替えて車両特性を変更できる「アウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステム」に、オールロードのみ「オフロード」が備えられている。

搭載されるエンジンは最高出力249ps/最大トルク370N・mを発揮する2Lターボ。これに7速ATが組み合わされる。
同社独自の4WDシステムであるクワトロは、路面状況に応じて前後のトルク配分を最適化するのはもちろん、高速道路を走行している時など四輪駆動が不要と判断したら、前輪駆動車として走行できる。
加えて2020年10月の仕様変更でマイルドハイブリッド機構を搭載。これにより約55~160km/hの範囲でコースティング(アクセルをオフにしたとき、エンジンブレーキをかけずに惰性で走る)中にエンジンを停止するとともに、25km/h以下でアイドリングストップ機構が働き燃料消費を抑制できるようになった。

ラゲージ容量は495L。全長4760×全幅1845×全高1490mmと街乗りしやすいサイズなので、普段の買い物などにも扱いやすいワゴンSUVだ。


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