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2020.12.31

トヨタ、日産、マツダ、ダイハツ。ハズレなしの「国産コンパクトSUV」ガイド

もはや世界的な潮流となっているSUV。なかでも各社が力を入れているのはコンパクトSUVだ。

2019年11月に発売されたトヨタ「ライズ」はデビューするや否や、月販1万台を超えるヒットモデルとなった。
それを追うように、2020年は各社からさまざまなコンパクトSUVが発売されている。
 

■トヨタ「ヤリスクロス」


8月にはトヨタは再びコンパクトSUVの「ヤリスクロス」を送り出した。
搭載されるエンジンは1.5Lガソリンエンジンと、1.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッド。どちらも2WDと4WDがあり、ハイブリッドは前・後輪をモーターで動かすE-Fourが採用されている。
コンパクトハッチバックの「ヤリス」がスポーティなイメージ強調しているのに対し、「ヤリスクロス」はモード感あふれる雰囲気に。
「ヤリスクロス」は「ヤリス」とホイールベースも異なっており、名前こそ“ヤリス”とついているが、まったくの別モデルと言っていいほどだ。
それでいて200万円以下から手に入るのだから、ハッチバックからの乗り換えを考えている人などはぜひチェックを。
 

■日産「キックス」


一方日産は久々のニューモデルとして、すでに海外市場で発売されていた「キックス」を6月に発売した。
強豪ひしめく中で、エンジンが発電に徹し、モーターの力で走行するe-POWERのみ。「ノート」や「セレナ」で定評があるこのシステムは、ガソリンモデルとは次元が違う加速感を味わえ、しかも電気自動車につきものの充電問題を気にしなくていいという日産独自のシステム。
気軽に新しい感覚を楽しみたい人にぴったりの1台と言えるだろう。

ボディサイズは全長4290×全幅1760×全高1610mm。全幅が1700mmを超えるため3ナンバーになるが、最小回転半径が5.1mと小回り性能に優れているので、日本の道で取り回しに困ることはないだろう。


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