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2020.10.01

MINI クロスオーバーのPHEVは普通じゃない。1台で3役こなすのだから

2001年にBMWが世に送り出した現在のMINI(ミニ)。
1959年にブリティッシュ・モーター・コーポレーションが生み出したクラシックMINIの世界観を現代に再現し、世界中に多くのファンを持ち、ひとつのカルチャーを築くほどになっている。
「MINI クーパーS E クロスオーバー オール4」。
現代のMINIはベーシックなハッチバックスタイル以外にも、コンバーチブルやワゴン(MINI クラブマン)、SUV(MINI クロスオーバー)と、さまざまなカテゴリーでMINIならではの魅力を表現している。これもMINIのファンが増えている理由のひとつだ。
そんなMINIシリーズにPHEVがラインナップされたのは、2017年7月。同年2月にフルモデルチェンジしたMINI クロスオーバーに追加設定される形で登場した。
これにより、MINI クロスオーバーはディーゼルとPHEVという2種類のパワートレインで楽しめるようになった。

MINI初のPHEVとなった「MINI クーパーS E クロスオーバー オール4」。エンジンは、MINI クーパーなどに搭載される1.5L 直3ターボで、最高出力もMINI クーパーと同じ100kW(136ps)、最大トルク220N・mとなっている。
ここに最高出力65kW(88ps)、最大トルク165kWの電気モーターが加わることで、システム最高出力は165kW(224ps)に達する。



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