乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.87
2020.04.21
CAR

日本人を知り尽くしたトヨタの新型ハリアーが、外見も中身も超進化

「My Favorite SUVs」とは……

今般の騒動がなければ、華々しくデビューしたであろう新型車がある。4月13日に発表された、シティ派SUVとして人気のトヨタ・ハリアーだ。

新型のトヨタ・ハリアー。

この新しいハリアー、ほかのトヨタ車と比べるとアクは随分と薄まり、鼻先のバッチを隠したら、ヨーロッパ車? いやどこかのラグジュアリーメーカーか? と迷うくらいアノニマスな表情。

ウワサでは4月8日から開催予定だったニューヨークモーターショー(新型コロナの影響で開催中止)で初お披露目される予定だったというから、ライバルは海外メーカーのSUVなのだろう。

実際、旧型ハリアーは国内専用車だけど、新型はグローバル戦略車になるという話も聞こえる。

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次世代プラットフォームでさらに進化する走り

新型ハリアーの骨格となるプラットフォームは、現行型RAV4と同じものだ。一度生産中止になったのち、旧型RAV4(このモデルは日本未導入)をベースとして、2013年11月に登場した経緯を持つ。

RAV4が昨年現行型に切り替わったのに伴い、新型ハリアーも現行型RAV4と同じ新しいプラットフォーム「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」のなかの「GA-K」をベースに開発されている。

この新しいプラットフォームの出来の良さは既にRAV4で実証済みで、凄く評判がいい。恐らく新型ハリアーも「走る・曲がる・止まる」といった車の基本性能が格段に向上しているはずだ。

搭載されるパワートレインは、RAV4と同じく2L 直4ガソリンエンジン+CVTと、2.5L ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステム+無段階変速という2タイプ。どちらでも2WDと4WDが選べる。

またハリアーには、オンロードでの乗り心地を高める足回りや、コーナリングを気持ち良く走れる「アクティブコーナリングアシスト」などが備わる。

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贅沢な装備に、ネックと言われたデザインも◎

インテリアも触り心地にもこだわったレザー調の素材や、ウッド調パネルが備わった上質な空間となるなど、同じプラットフォームながら武骨なRAV4とはまったく方向性が異なる。

また標準装備で意外とありがたいのが、トヨタ車として初採用となったデジタルインナーミラーだ。これ、前方と後方のドライブレコーダー機能も備わっている。だからあとから買って取り付け工事を行う手間が不要で、見た目だってスマート。

衝突被害軽減ブレーキをはじめとした先進安全機能はもちろん標準装備だし、ハイブリッド車には電子レンジやドライヤーといった1500wまでの家電も使えるコンセントが用意されているのも、遠出や緊急時に役立ってくれるはず。

 

輸入車メーカーより日本人のことをわかっているトヨタだけに、使い勝手に抜かりはなさそう。しかも、これまで不得手と言われていたデザイン面も、新型ハリアーはかなりイケている。

発売は2020年6月頃を予定しているというから、その頃に今の状態が収まっていれば、何かしらのイベントが催されるのかもしれない。現行SUVの最高峰候補、早く実物を見てみたいものだ。

「My Favorite SUVs」
「SUVがいいんだよねー」と言っているそこのアナタ、どんなSUVがYour BESTなのかわかってますか? SUV百花繚乱時代、各社しのぎを削る各モデルの個性を浮き彫りにして「My Favoritte SUV」との出会いをマッチング!上に戻る

籠島康弘=文

# SUV# トヨタ# ハリアー
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