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2020.04.09

最速SUVに乗るなら、らしいランボか、らしくないジープか、どっち?

スーパーカー顔負けの0→100km/h加速3秒台をマークするスーパーSUVが存在する。
ポルシェ? アストンマーティン? 答えはどちらもNO。
左が「ランボルギーニ ウルス」、右が「ジープ グランドチェロキー トラックホーク」。
市販車最速のSUV(編集部調べ)は、ファイティングブルこと「ランボルギーニ ウルス」と、サーキットの鷲を意味する「ジープ グランドチェロキー トラックホーク」である。

最速は猛牛か? 鷹か?

2017年にランボルギーニ初のSUVとして話題をさらったウルス。車名は家畜牛の先祖にあたる大型野生牛にちなんだもの。その血脈には歴代ランボルギーニが車名を拝借した闘牛たちが連なる。車両価格は3068万1070円〜。
加速性能は「ランボルギーニ ウルス」がなんと0→100km/hで3.6秒! 一方の「ジープ グランドチェロキー トラックホーク」は3.5秒(0-60<96km/h>マイル)に達する。
いずれも算出単位に多少の差はあれど、このタイムは最新ポルシェ911 カレラS(ローンチモード使用時)と勝るとも劣らない数値を叩き出す。背が高く、車重2トン以上の大きな体躯を持つ5人乗りSUVなのに、である。
4代目現行型となるグランドチェロキー。既に登場から10年と年次設計は正直古さが否めないものの、まだまだ現役選手。「トラックホーク」はジープ史上最高スペックを手に入れ、価格も同社最高額となる1356万円〜に。


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