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SUVでもランボらしさ全開のウルス

「ランボルギーニ ウルス」の心臓部は4L V8ツインターボ。最高出力650ps、最大トルクは850Nmを発生。最高速度は305km/hに達する。
ランボルギー二初となる市販ターボエンジン4L V8ツインターボを搭載。その強力なパワーを8AT+フルタイム4WDというパワートレインで路面へと伝える。
コクピットは至るところに六角形の意匠を取り入れた戦闘機のようなデザイン。エンジン始動は写真中央の赤いフラップをはねあげて、スターターボタンを押すというワクワクするギミックだ。

始動時の爆音こそランボルギーニらしいが、街を流す程度では普通の乗用車的に乗れる大人しさ。乗り心地は終始フラットで、タイトコーナーでは背の高さを感じさせない、従順な猛牛だ。
しかし、ひとたび「コルサ(サーキット)」モードにすると豹変。けたたましい“雄たけび”が鳴り響き、ひときわ強い闘争心をむき出しにする。
「アニマ(魂)」とネーミングされた走行モードセレクター。3つのオンロード走行モードに加えて、ネーヴェ(スノー)、テッラ(グラベル)、サッビア(砂)からなる3つのオフロード走行モードも加わる。
怒涛のパフォーマンスはまるで無敵のスター状態! 息継ぎする間も無く、ダイレクトな変速を行い、前へ前へと駆け出す。これはもう過激すぎるほど。やはりどんな形になろうとランボルギーニはランボルギーニなのであると思わせてくれるSUVだ。


3/3

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