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2019.11.22

「歩く」も多様性の時代へ。パーソナルモビリティ普及の前夜

探せ! 未来のマイカー候補@東京モーターショー
先日、東京・台場で開催された東京モーターショー2019。「あれは車業界の人が見るものでしょ?」と思っていたら大間違い。次のマイカー選びの羅針盤としても有効である。近い将来の車トレンドと注目車を、現場でキャッチした。
歩くより速いし、車より手軽なひとり乗りのモビリティは、一部のゴルフ場や大型リゾートホテルなどの私有地では見るようになったものの、公道での利用はまだまだこれから。
しかし、最近は電動キックボードをはじめ、車椅子タイプや3輪タイプなど、近年発売を狙うモノが増えてきた。東京モーターショーでも、今すぐにでも街乗りしたくなるパーソナルモビリティを発見!
 

「後輪操舵がクセになるひとり乗り電気自動車」
トヨタ i-ROAD


前2輪+後1輪のひとり乗り電気自動車、トヨタのi-ROAD。バイクのように車体を倒しながら後輪を操舵するせいで、お尻がニュルッと左右に振れる独特の感覚がクセになる。今はまだ認定された公道での実証実験をトヨタが繰り返している最中だが、もうすぐ我々も乗れるように!?
 

「TOKYO2020で活躍予定」
トヨタ 歩行領域EV


来年の東京オリンピック・パラリンピックで、警備やメディカルスタッフの移動用して約300台の導入が決まっているトヨタの「歩行領域EV」。立ち乗りタイプ(左)のほか、座り乗りタイプ(中)や、車いすと連結できるタイプ(右)もある。最高速度は2・4・6・10km/hで切り替え可能だ。モノトーンのスタイリッシュな出で立ちは、来年、世界中で話題になるかも?


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