乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.54
2019.09.05
CAR

愛用者に聞いた「なぜランクルが好き?」。最新プラドに乗る2人の答え

以前に紹介して大人気記事となったトヨタの名作SUV、ランドクルーザー。その反響の大きさから、改めて感じたランクル人気の高さ。

オーシャンズの身の回りの人たちにも聞いてみたら、やっぱり出てくる出てくるランクルファンが! そこで、彼らにずばり聞いてきた。「なんでランクルが好きなんですか?」

今回話を聞いたのは、人気モデルのマーシーこと三浦理志さんと、数々の雑誌や広告でスタイリストとして活躍する柴山陽平さん。

2人が乗るのは、数ある人気モデルの中でも、現行型の「ランドクルーザー プラド」だ。

「トヨタ ランドクルーザー プラド」って?

1985年にランドクルーザーの派生車種としてその前身が登場したランドクルーザー プラド。プラドの名を冠したのは1990年からだ。現行型は2009年から販売が開始された第4世代。
ランドクルーザーよりもライトデューティーを想定した街乗りにも向く仕様で、その人気は、世界170以上の国や地域で広く販売されるほど。オフロードでの走行性能はもちろん、街中での乗り心地や燃費、操縦安定性が高評価を得る名車だ。

■モデル 三浦理志さん
「試乗したら『あ、もうこれだ』って即決でした」。

三浦理志●1970年7月1日生まれ、神奈川県出身。湘南育ちという生粋の海男。15歳でサーフィンと出会い今では生活の一部に。仕事でも遊びでも車は欠かせない存在で、プラドユーザー歴は約2年。

軽い気持ちで試乗したその場で、購入を即決したというマーシーさん。「仕事の日もサーフィンに行く日もずっと車に乗ってるから、荷物がたくさん詰めて、運転がラクなのがいちばん大事だったんですよ」と言う。

もともと車のメーカーや車種には強いこだわりがないと話すマーシーさんだが、「毎日のように乗るので、運転してて疲れにくいことは重要でした。昔に乗ってた車は、荷物は積めたけど、車高が低くて、僕は体が大きいから、長時間乗ってると腰が痛くなってたんですよ。

なのでひとつ前の車も、車高があって運転席が広い車という点はこだわっていて、プラドはどうかなと思って試乗してみたら、全然ラクだった! 荷物もたくさん乗るし、値段的には高い車ではあるけど、いわゆる高級車のギラギラ感もないし、いいじゃん! これにしよう!ってすぐ決めました(笑)」。

ランクルの中でも、プラドならでの運転のしやすさや、気取り過ぎないスタイルも、自然体なマーシーさんのお気に入りのようだ。

マーシーさんがプラドを好きな理由は、「快適さ」だった。

「もう4万キロ近く走ってますけど車の調子もいい。言うことないですね。これまで大きな修理をしたこともありません。それに、長距離を運転しても疲れ方が全然違うんですよ。ランクルっていうと、古ければ古いほど味があるとか、格好いいフォルムが好きという人が多いと思いますが、僕はやっぱりこの使い勝手がいちばんのお気に入りですね」。

所有するプラドはディーゼル車で、リッター約11キロ走行する。ランクルの中ではかなりの低燃費で、波を求めて長距離を移動するマーシーさんには欠かせない強みでもある。

「車もカスタムはまったくしてません。完全にノーマル。走りもいいし、サーフィンの荷物もバックシートを倒せば問題なし。もちろん見た目も気に入ってるから、手を入れる理由も、特にないんで」。

マーシーさんの車遍歴はプラドで8台目。今後、買い替えることはあるのだろうか。

「今のところ不満はないので、買い替えの予定もないですね。でももしプラドの新型が出たら、試乗はするかもしれない。乗ってみて調子良かったら、……どうしよう」。

いつでも気取らないマーシーさんだが、ランクルとはマーシーさんにとってどんな存在なのか聞いてみた。

「僕のBuddyですよ(笑)。仕事の現場にも遊びに行くにも、どこでも連れて行ってくれて、いつでも調子良い優秀な相棒。かなり長い時間を一緒に過ごしてきましたけど、これからもよろしくって感じですね」。

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■スタイリスト 柴山陽平さん
「やっぱり最新はいい(笑)ご機嫌な車ですよ」。

柴山陽平●スタイリスト。オーシャンズのパパ改造計画でも腕を振るい、一人ひとりの悩みに沿ったファッション提案を心掛ける。大の運転好きで、休みを見つけては妻と子供を乗せてロングドライブへ出かける。

続いて話を聞いたのは、スタイリストとしてオーシャンズをはじめ多方面で活躍する柴山陽平さん。

マーシーさん同様、開口一番飛び出したのは「プラドはね、調子いいんですよ」というセリフ。どうやら、ランクルの中でも、「調子の良さ」がプラドの絶対的な魅力であることは間違いないようだ。さらに、柴山さんの場合もプラドの購入は「即決」パターン。

「実は、ひとつ前に乗っていたのも同じランクルの80(ハチマル)だったんですけど、修理にだいぶかかってしまうようになって、もう買い替えかなと思ってお店に行って、5分でプラドに決めました(笑)。このプラド一台しか試乗してないですね」。

ひとつ前のランクル80も、約8年間乗ってほぼ修理なし。ランクルシリーズの頑丈さは身をもって体感しているというが、それ以上に、新しいプラドにはいい点があるという。

「我が家はとにかく車でどこへでも行きます。海を渡らない限り、移動はもっぱら車ですね。こないだは伊勢神宮にも行きましたし、明後日からは秋田へ、だいたい700キロ走る予定です」。

壊れない車というのもランクルのいいところだが、運転自体が好きな柴山さんにとって、運転していて楽しいことも大事だという。でも家族も乗るから燃費や安全性ももちろん考えないといけない、このプラドはその全部があると語る。

「ホイールやオーバーフェンダーは自分好みにアレンジしてますが、まず車として格好いい。荒野を何百キロ走ったって壊れないし、荷物もいっぱい入る。新しいディーゼルエンジンはパワーもあって楽しいし、目線も高いから運転しやすい。しかも最新のドライブアシスト機能は安全性も高くて、渋滞とか高速走行でサポートしてくれるって、もう最高じゃないですか。ランクルのいいところは残して、辛かったところがなくなってる。ホントに調子いい車ですよ」。

そして、気になるのが目を引く車体の色だ。柴山さんのプラドはメタリックな「赤」。日本ではなかなかお目にかかれない色だろう。

「担当してくれた人が『いちばん人気がない』と言っていた赤を選びました。その人曰く、ずば抜けて赤が人気ないらしくて。スタイリストとして仕事でも毎日使うので、お調子者っぽいほうが“広報車”としてはわかりやすい。赤い車を見る度に、あ、あれ柴山じゃんって分かってもらえらたらこれはいいなと(笑)」。

仕事用車ならではの役割も、新しいプラドは果たしてくれているようだ。

「プラドを買うまで、つなぎで乗っていたいわゆる“普通のワゴン”は、新しい車種だし、荷物も乗るし、便利で快適なはずなんですが、なんて言うか、ツマらなかった(笑)。

ランクルはやっぱり面白いんですよ。その面白さに、こんな快適さや安心感が加わったプラドは、ご機嫌に乗り回したくなっちゃいますよね」。


「調子いい車」「ご機嫌な車」。2人から出た言葉は、“格好良さや楽しさ”と“快適性や実用性”のいいところ取りをしたプラドをまさに表しているのだろう。

2人の言葉から感じる、いつでもご機嫌で、どこへでも一緒に遊びにいける親友のような存在感こそが、ランドクルーザープラドの、いちばんの魅力かもしれない。


ぎぎまき=文

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