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2019.08.18

最高に気分がノるフィアットとシトロエンの「ビーチ専用車」に乗りたい!

前回紹介した、ビーチカーというカルチャーとその魅力について。

1950年代に、海を目指すためだけに生まれたビーチカー。現代の車に求められる実用や利便性とは対極にあったようなこの車、当時の代表車種はシトロエンのメアリや、フィアットのジョリーであった。

そしてここにきて、このメアリとジョリーが相次いで現代版ビーチカーとしてカムバックを果たし、ファンを喜ばせている。

僕らでも手に入れられる最新ビーチカーを見ていこう。

EVで再登場した
シトロエン Eメアリ


Eメアリは正規輸入されていないが、日本円で350万円から入手できる。


シトロエンのEメアリは、オリジナルのメアリ譲りのユニークなスタイリングをもったビーチカー。発表されたのは2016年だが、予想以上の人気を受けて、昨年1月にはマイナーチェンジされた新型車も登場した。

昨年登場したマイナーチェンジモデル。内外装のカラーや駆動系に変更が加えられている。


最大の特徴は何と言ってもこのフォルム。1968年に登場した先代メアリのDNAを受け継ぐ、サイドとバックのウインドウ、そしてルーフのないボディは、ビーチの太陽と潮風を思いっきり楽しめる。ボディはプラスティック製で、シートにはもちろん撥水加工が施されている。

また、Eメアリはその名の通り電動パワートレインを採用したEV(電気自動車)。環境にも優しい電気で動くという点も、現代版ビーチカーとしてニクいポイントなのだ。



最高速度は110km/h程度、バッテリー容量も国産のEVと比べると見劣りするが、ビーチサイドを楽しむには十分なスペックだろう。



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