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2018.05.31

人気は今後も継続か。人気4社の最新SUV、その進化のカタチ

3月にジュネーブとニューヨークで開催されたモーターショー。そこに登場したモデルから見えてきたのは、これからのクルマと社会のあり方だ。

自動車業界の転換期とされている今、これからの主力を担いそうな先進車や最新車を紹介する企画。今回は、一向に人気の衰えないSUVの新型モデルをどうぞ。

 

安全&走破性能が格段にUP
スバル フォレスター
スバル フォレスター


北米で発表されたスバルの最量販モデルとなるグローバル戦略車。デザインはキープコンセプトだが、シャシーやエンジンなどが改良され、走破性と居住空間の快適性もUP。スバル車としては初の「ドライバーモニタリングシステム」を搭載し、運転者の状態を検知、推定しながら安全運転をサポートしてくれる。

 

デジタル化が一気に加速
BMW X4
BMW X4


先代に比べ若干サイズアップしたものの、約50㎏の減量に成功。最新の「BMWコネクテッドドライブ」では、スマートフォンやアマゾン「エコー」などさまざまなスマートデバイスと連携し、ドライバーごとによりパーソナライズされた情報やサービスを受け取ることが可能に。

 

レクサス初のコンパクトSUV
レクサス UX
レクサス UX


NXの下に位置するエントリーモデルとして、拡大する小型SUV市場に新型を投入。高剛性&軽量化と低いドライビングポジジョンによる操舵感に優れた走りが特徴。また、全高1520mmと立体駐車場に入るサイズは、都心での使い勝手も良く、今後のレクサスの主力となりそうだ。

 

ブランド初のEVモデルはスポーツSUV
アウディ e-tron
アウディ e-tron


アウディ初となる市販EVのプロトタイプ。デザインはほぼ完成型といわれ、そこに高性能バッテリーや電動のクワトロが組み合わされる。詳細は未発表だが、実用において十分な航続距離と幅広い充電方法に対応する見込み。発売は2019年を予定。

 

北米で人気のスバルはニューヨークで、欧州ブランドはジュネーブで、単に悪路走破性が高いだけじゃないSUVの注目作を続々発表している。ここ数年は、まだまだSUVから目の離せない状況が続きそうだ。

 

佐藤靖彦=写真

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