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ファミレス、インスタント……至るところで味わえる


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日本のコーンポタージュ愛の深さは、外食チェーンを見れば一目瞭然だ。ロイヤルホストのクラシックで贅沢なコーンポタージュ、ガストの親しみやすく安心する一杯、そしてコメダで誰もが一度は頼むであろうあのコーンスープ。和食・洋食・中華問わず、ファミリーレストランのスープバーやセットメニューにおいて、コーンスープは不動のエースとして君臨している。
 

そして何より狂気的なのが、インスタント技術の進化だ。イタリアにもスープ文化はある。けれど、定番は野菜をじっくり煮込んだミネストローネや、ひよこ豆・レンズ豆を使った素朴な豆のスープだ。そもそもイタリアには「カップにお湯を注ぐだけでレストラン級の濃厚スープが完成する」という文化はほとんどない。粉末スープを作る場合でも、基本は小鍋に水を張って火にかけ、かき混ぜながら数分煮立てるのが当たり前だ。
 
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マグカップに粉を入れ、ケトルのお湯を注いで15秒かき混ぜるだけで、まったくダマにならず滑らかで、とうもろこしの甘みとコクが広がる技術。これはもはや、日本の食品科学が生んだ奇跡と呼んでいい。
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