「クルマスター☆安東弘樹のDRIVE TALK」とは……▶︎
すべての写真を見るドイツ語で新しいクラスを意味する「ノイエ・クラッセ」。そのシリーズ第1弾として登場したBMWの新世代EV「iX3」。
前後2基のモーターによる最新の「BMW eDriveテクノロジー」を採用し、最高出力345kW、最大トルク645N・mを発生する。M Sportらしい精悍な仕立てに加え、一充電走行距離はWLTCモードで835km。走りと実用性を高次元で両立した一台だ。
普段からEVを愛用する安東弘樹が、その実力を見定める。
「EVになっても、BMW。走りの質は最高にいい」
1034万円〜/BMW(BMWカスタマー・インタラクション・センター 0120-269-437)
「BMW iX3 50 xDrive M Sport」
ボディサイズ:全長4780 × 全幅1895 × 全高1635mm
ホイールベース:2895mm
車両重量:2330kg
乗車定員:5名
駆動方式:AWD
システム最高出力:469PS(345kW)
システム最大トルク:645N・m
バッテリー容量:109.1kWh
一充電走行距離(WLTC):835km
交流電力量消費率(WLTC):150Wh/km
急速充電最大受入能力:320kW
「このキドニーグリルは好みがわかれます(笑)。ただ、ここまで大胆に変えてもBMWらしさは残している。ドライブアシストも進化していて、次期X5(iX3も11月から)では0〜120㎞/hまでハンズオフ対応になると聞きました。外観の賛否はさておき、中身は着実に未来へ進んでいます」。
安東さん、こんにちは! 今回はBMWの新型iX3です。
「いや〜ぁ、変わりましたね!」。
まず、この顔。新しいキドニーグリルは賛否が分かれました。
「ありました。正直、個人的には素直に格好いい! とは言えませんが、実物を見ると意外と格好いいという人もいます。ただ、所有すると愛着が湧くかもしれません」。

変化を強く感じるのは、むしろ室内ですかね。
「そうですね。乗り込んだ瞬間、BMW変わった!と思います。特にパノラミック・ビジョン。写真では見やすいの? と思っていたけど、視認性抜群。必要な情報が自然に視界へ入ってくるんです」。
従来のBMWとは、見ている景色そのものが違う。
「そう。これまではステアリング越しにメーターを見るのが当たり前だったけど、その前提から変わっている。ステアリングの造形まで新しくなっているし、“新しいBMWに乗っている感”はかなりありますね」。
「写真で見たときは、これ本当に見やすいの? と思っていたんです。でも実際に座ると、意外なほど自然。必要な情報が視線の先に入ってくるし、表示内容も選べる。ステアリング越しにメーターを覗く必要もない。新しいBMWに乗っている感覚を、いちばんわかりやすく感じる装備ですね」。
デジタル化も一気に進みました。
「ただ、全部デジタルにすればいいとは思いません。エアコンの風向きまで画面で操作する必要あります?“上に向けたい”だけなら、ディスプレイタッチではなく、直接のほうが早いし安全です」。
「新しい=便利」ではない、と。
「そういうことです。ハザードやデフロスターを物理スイッチで残しているのは、いいですね」。

ほかに気になるところは?
「シートにベンチレーションが付いていない!」。
そこですか(笑)。
「そこですよ! シートヒーターもマッサージもあるのに、なぜないのか。日本の夏ですよ? 毎日乗る人にとって、この装備は大事です」。
いったん、走りましょうか。
「はい。発車します……ん!? “発車”って表現が古いですね(笑)」。
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