ファッションの軸は「時代に流されない」ものを選ぶこと

複数のリネン糸を編み込み、立体感と奥行きを生み出したコウタグシケンのニット。ゴッホの筆跡を思わせる独特の「うねり」も編み地で表現されている。
ーー又吉さんが洋服を買う際に求めるものは何ですか。又吉 何かしら面白さとか、ユーモアみたいなところ。普通じゃないというか、考え方や哲学がちゃんとあって、そのデザインにする必然性を感じられるかどうかじゃないですかね。気になれば、店頭でその服の背景について聞くこともあります。「面白さ」っていうのはみんなそうだと思いますけど、自分にしかわからない感覚みたいなもの。今回制作したジャージにも僕の思う面白さは反映されています。
黒のパンツは又吉さん行きつけの古着店「EROTIC」(自由が丘)で買ったESSAYのもの。
ーーご自身のファッションの好みはトレンドとともに変化してきましたか? 着こなしのマイルールがあれば教えてください。又吉 好みは変わってますけど、時代の流れには沿ってないような気がします。長く持ち続けている服も時代に流されすぎてない点は共通しているかも。最近の流行りは街を歩いてると目に入る程度で、詳しくは知らないです。着こなしのマイルール……ブランドが提案してる着方に囚われることなく、自分の好きなように着ることですかね。

シューズはNew Balanceの「990v3」をベースにした、クリエイティブスタジオJJJJound(ジョウンド)とのコラボレーションモデル。
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