特集「オフタイムに突撃!業界人“リアル私服”パパラッチ」とは……秋の気配が漂い始めた撮影当日。ピース又吉直樹さんが身に纏っていたのは、柔らかな風合いのニットだった。前編で語られた服を「作る側」の視点から一転、後編は「着る側」としての美学に迫る。
【写真10点】「ピース又吉直樹のファッション哲学」の詳細を写真でチェック服に求めるものは「面白さ」や「必然性」
ーー今日の私服のポイントを教えてください。又吉 今日は長袖に衣替えした最初の日ってことで、「これを着たいな」ってずっと思っていたニットを選びました。コウタグシケンのなかでもこのシリーズは好きで、何枚か持ってます。普段からピタッとする服はあんまり好きではないんですよ。我々世代は身体も緩んでくるし、タイトな格好はあんまりしない。昔からめっちゃ細身の服は着てこなかった……あ、でもストレッチパンツは穿いてたか(笑)。
ーーご自身のブランド「水流舎」で制作されるのも、パジャマやジャージなど、リラックスできるものを選ばれていますよね。又吉 周りにファッションブランドをやってる友人や知人がいるなか、彼らが死に物狂いでシーズンごとに服を作ってるのを目の当たりにすると、緊張感のある服を自分が作る発想にはならないというか。僕が作りたいものは、ただの衣類じゃなくてファッションの位置には留まっているんだけど、もうちょっとリラックス方向のものがいいなって。
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