連載「トッププロが数珠つなぎ!『俺たちレーメン's』」とは……今や多くのラーメン店で夏の風物詩となった“冷やしラーメン”。スペシャリストが厳選した一押しメニューを紹介する本特集の第5回は、気鋭のマニア・ヤマハシさんが選ぶマイベスト「冷やしつけ麺」を紹介する。
▶︎これまでの記事はこちら!【写真13点】「マニアが厳選した”冷やしつけ麺”3選!」の詳細を写真でチェック 案内人はこの方!
ヤマハシ●社会人1年目のときにラーメンに目覚める。ラーメンマニア・さぴおとの出会いをきっかけに食べるペースが加速し、現在は地方遠征にも力を入れながら、年間約600杯のラーメンを食べ歩く。ラーメンデータベース総合ランキング上位1000店を全店訪問(2025年末時点)。
はじめまして、ヤマハシと申します。
「ヤマハシって誰やねん!」って感じですよね。普段はSNSなどで発信しているわけではありませんが、年間600杯ほどラーメンを食べて歩いており、また、ラーメンデータベースのランキング上位1000店を全店訪問(2025年末時点)するなど、全国各地のラーメン店を巡っています。
今回、ご縁があって
ラーメン官僚こと田中さんからお声がけいただき、冷やしラーメンについて書かせていただくことになりました。
さて、今回私が注目したのは「冷やしつけ麺」です。もともとつけ麺は冷たい麺を温かいスープにつけて食べるもの。それなのに、なぜスープまで冷やすのでしょうか。温かい方が美味しいのではないか。その疑問を確かめるべく、実際に冷やしつけ麺を食べ歩いてきました。
今回は、数多く食べてきた中でも特に印象に残った絶品の3杯を紹介します。
マイベスト① 麺屋武蔵 鷹虎の「冷やし濃厚つけ麺」

まずは高田馬場駅(JR山手線・西武新宿線)の早稲田口から徒歩1分の場所にある「麺屋武蔵 鷹虎」。
数ある麺屋武蔵ブランドの中でも、濃厚なつけ麺を看板とする店です。学生街として知られる高田馬場らしく、店内は若いお客さんを中心に常に活気があります。
濃厚なつけ麺やラーメンが人気のお店ですが、今回紹介するのは、夏季限定の「冷やし濃厚つけ麺」。

濃厚なつけ麺が好きな人ほど、「濃厚系を冷やして大丈夫なの?」と思うかもしれません。
つけ麺好きなら一度は経験があると思いますが、濃厚なつけ麺はスープが冷めてくると急に重たく感じることがあります。途中で温め直しをお願いしたり、最初から熱盛りを選んだりする人もいるでしょう。
そんな濃厚つけ麺の弱点ともいえる部分に、真正面から挑んだのがこの一杯です。

提供されてまず驚いたのは、スープの冷たさ。キンキンに冷やされており、水で締められた麺以上の冷たさです。さらに、粘度もかなり高く、見るからに濃厚そうなのが伝わってきます。
実際に食べてみると、粘度が高い分、麺との絡みもよく、ひとすすりで大量のスープを口の中に運んできてくれます。
冷製ということでさっぱりした味を想像していましたが、実際はかなりパンチがあり、魚介豚骨の濃厚な旨味に加え、甘味を強めに感じます。濃厚でありながら不思議と重たさはありません。温かい濃厚つけ麺とはまた違った方向性の美味しさです。麺はやや硬めの仕上がり。しっかりとした弾力があり、粘度の高いスープにも負けていません。
また、こちらのお店ではスープを一杯おかわりすることができます。

しかも冷やし用だけでなく、通常メニューの温かいつけ麺スープに変更も可能。逆に温かいつけ麺を注文して冷たいスープをおかわりすることもできます。今回は冷やしを貫きたかったので、冷たいスープをおかわりしました。
締めはスープ割り。なお、割りスープは温かいものになります。出汁の味が加わって、最後まで飲み干すことができました。
濃厚つけ麺を冷製で成立させるという挑戦的な一杯。冷やしつけ麺の面白さを知るにはぴったりの一杯だと思います。
お店の方によると、提供期間は未定とのこと。訪問前には店舗のSNSで最新情報を確認してから向かうことをおすすめします。
麺屋武蔵 鷹虎住所:東京都新宿高田馬場2-19-7営業:11:15〜L.O.22:15、木・金は〜L.O.22:30、土・日は〜L.O.22:00定休:なしX:@takatora_634 2/3