「NIPPON CRAFT QUEST」とは……関東都市圏にほど近い風光明媚な景勝地、千葉県勝浦市は国内屈指の漁港としても知られている。
歴史ある漁師町で始まっているイノベーティブな試みから生まれる“勝浦カルチャー”に迫る。
ブランド水産品目白押しの南房総“勝浦漁港”
取材当日の早朝5時に入港したのはカツオ漁船小型19トンの第2栄吉丸(高知県)。水揚げ高は4トン。
都心から車ならアクアラインまたは京葉道路ルートで約2時間、千葉・外房エリアを繋ぐJR房総特急“わかしお”では東京駅から約1時間半。
猛暑日ゼロ(気象庁が観測を始めたのは120年前)という真夏でも海風による涼しげな気候が脚光を浴びる勝浦市には東日本でも指折りの漁港、勝浦漁港がある。
そこで水揚げされる海の旬彩は真梶木(マカジキ)や金目鯛、鯣烏賊(スルメイカ)、栄螺(サザエ)、海藻の若芽(ワカメ)や鹿尾菜(ヒジキ)など年間を通して枚挙にいとまがなく、近海一本釣りの眉目麗しい初鰹や下り鰹は“勝浦産ひき縄カツオ”とブランド水産物に認定されるほどである。
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