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活気溢れる漁師町に近年危惧される異変が!?

勝浦市藻場保全対策協議会メンバーの関口さんは月2回、ブダイの駆除を行っている。

勝浦市藻場保全対策協議会メンバーの関口さんは月2回、ブダイの駆除を行っている。


磯焼け。そう聞いても、あまり耳馴染みがないかもしれない。
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水産庁による定義では「浅海の岩礁・転石域において、海藻の群落(藻場)が季節的消長や多少の経年変化の範囲を超えて著しく衰退または消失して貧植生状態となる現象」。つまり、海の砂漠化だ。

勝浦海域の健全な藻場。褐藻のカジメが群生している。

勝浦海域の健全な藻場。褐藻のアラメ・カジメ類が群生している。


元来、勝浦湾とその海域は暖流と寒流の潮境に位置し、岩礁には多く海藻が根付き、多様な海洋環境を培ってきた。しかしながら、急速に進む地球温暖化での海水温上昇、それに伴う植食性魚類の過ぎる増加によって、肥沃な漁場である藻場(もば)の磯焼けが深刻化。
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磯焼けの被害を受けた浜行川港近海。

磯焼けの被害を受けた浜行川港近海。写真:千葉県提供


地元・浜行川(はまなめがわ)港で代々漁業を営む関口 崇さんは「磯焼けが顕著になったのはここ5、6年」と言う。毎年悪化をたどっていて、既に勝浦海域の3分の2が磯焼けの被害に遭っているとか。現状のままでは外房の伊勢海老や鮑、海藻類など豊富な水産資源が減少し、地場の海業に大きなダメージを及ぼしてしまう……。
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