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2026.08.02

時計

オメガの“月面着陸”から、デジタル時代の到来まで。歴史から紐解く傑作時計の軌跡


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歴史や社会情勢の移り変わりから紐解く、腕時計発展の歩み。1910〜1940年代に続き、ここでは1960年代から現代に至るまでの軌跡をお届けしよう。

時代や文化の変遷が生んだ名作時計は、100年愛せる“顔”の最右翼。着ける人それぞれの個性豊かな腕元からは、その顔も浮かんでくる。

[1960’s]飽くなき冒険心を支える信頼のツールウォッチ

「オメガ/スピードマスター ムーンウォッチ」1969年、人類初の月面着陸を支えた「スピードマスター」第4世代のデザインを継承。伝統の手巻きムーブメントはマスター クロノメーター認定で、優れた精度と耐磁性能を誇る。SSケース、42㎜径、手巻き。116万6000円/オメガ 0570-000-087

「オメガ/スピードマスター ムーンウォッチ」1969年、人類初の月面着陸を支えた「スピードマスター」第4世代のデザインを継承。伝統の手巻きムーブメントはマスター クロノメーター認定で、優れた精度と耐磁性能を誇る。SSケース、42㎜径、手巻き。116万6000円/オメガ 0570-000-087


戦後復興も落ち着き、人々の関心は常に身近にありながらも未踏だった広大なふたつの世界に注がれた。宇宙と深海だ。
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宇宙探索は1957年に旧ソ連が「スプートニク1号」で世界初の人工衛星を軌道に乗せたことに始まり、アメリカは1958年に「エクスプローラー1号」を打ち上げた。人類の偉大な挑戦も皮肉なことに、その背景には冷戦という現実があった。

1965年にNASAが正式認定した時計がオメガの「スピードマスター」だ。4年後、人類初の月面着陸により“ムーンウォッチ”の称号を得る。だがそれ以上に真価を発揮したのは翌年の「アポロ13号」の出来事だろう。

トラブル発生で機体の軌道修正を手動で行うこととなり、エンジンをきっかり14秒間噴射する必要があった。その14秒を正確に計測し、乗組員全員の帰還に貢献したのだ。

「セイコー プロスペックス/マリンマスター 1965 ヘリテージ SBEN009」1965年に誕生した国産初のダイバーズをモチーフに、ダイヤルにはピッチを変えたストライプ模様で波のリズムを表現。装着感に優れたブレスレットを備え、デイリーユースにも応える。SSケース、39.5㎜径、自動巻き。42万9000円/セイコーウオッチ 0120-061-012

「セイコー プロスペックス/マリンマスター 1965 ヘリテージ SBEN009」1965年に誕生した国産初のダイバーズをモチーフに、ダイヤルにはピッチを変えたストライプ模様で波のリズムを表現。装着感に優れたブレスレットを備え、デイリーユースにも応える。SSケース、39.5㎜径、自動巻き。42万9000円/セイコーウオッチ 0120-061-012


大いなる海への好奇心や冒険心は、海洋探査や世界的なダイビングブームを巻き起こした。しかし潜水科学やダイビングギアはまだ開発途上で、事故が多発。そのなかで重要なライフラインになったのがダイバーズウォッチだ。

国産初のダイバーズは1965年にセイコーが開発した。耐圧、防水、耐衝撃、視認性についての独自の厳格な試験基準は高く評価され、70年代には飽和潜水用ダイバーズを発表。そこで培った知見はISOおよびJISのダイバーズウォッチ規格策定に実務的な役割を果たしたのである。

未知への挑戦には常に生死の危険が伴う。2本のツールウォッチからはそれでも立ち向かう勇気と、それを支えてきた矜持が伝わってくる。
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