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処刑人の宿命と天才騎手の再起。最高の“コンビ打ち”


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基本、物語の序盤を引っ張っていくのは謎の男、ジャイロ・ツェペリです。彼は「鉄球」の回転を操って戦うのですが、この「回転」という概念が物語のベースにもなってます。

ツェペリの一族っていうのは代々、ネアポリス王国の死刑執行人の家系なんですよね。罪人とはいえ、苦痛を与えず、人としての尊厳を守りながら処刑するために存在してる職業です。彼らは人間の肉体と医術を知り尽くしたスペシャリスト。それがツェペリ一族の宿命なんです。


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だけどジャイロは、無実の罪で死刑が確定した靴磨きの少年・マルコと出会って、彼を救うためにレースに出場しました。レースで優勝して、国王の恩赦を勝ち取るために走ってるんですよ。

もうひとりの主人公がジョニー・ジョースター。もともとは天才騎手のボンボンだったんですけど、調子に乗った生活をした挙句にナイフで刺されて、下半身不随になってしまうんですね。なので、車椅子に乗っています。



このふたり、性格もまったく似てないし、目的もバラバラで参戦してるんですけど、読み進めていくうちに「あ、これ完全にコンビ打ちだな」って気づきます。お互いに無い部分を補い合う、すごくいいコンビになっていくんですよね。

しかも単なるレースじゃなくて、裏では「聖人の遺体集め」っていう、とんでもない陰謀が隠されていることが分かってきます。とにかく、スケールが壮大なんですよね。
3/6

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