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2025.11.07

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「これは絵が上手いエロ本です」般若が爆弾発言!『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』を熱弁


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連載「漫画、般若。」とは……

ジャンルを不問。面白さだけが正義。幅広い漫画を愛読する般若だが、なかでも感情が高ぶるのが「ラブコメ」系である。

今回取り上げる『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』でも、終始熱く吠えまくる!
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※以下『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』全19巻のネタバレあり。 

▶︎すべての写真を見る


『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』(講談社コミックス 少年マガジンKC)。原作・久世蘭による学園ラブコメ漫画。無愛想な男子・黒岩メダカを振り向かせようと奮闘する川井モナと、次々に現れるライバルとの間で繰り広げられる争いをテンポのいい胸キュンで描く。『週刊少年マガジン』では現在も連載中。2024年7月にはテレビアニメ化された。


『メダかわ』は“直接的な描写がないエロ本”



今回は『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』です!

ラブコメですね。「恋愛マンガ読んでるなんて、般若キモッ……」って思う人もいるかもしれない。だけど、1回黙って5巻くらいまで読んでみ?って思います。これはめちゃめちゃ面白いですよ。

新しい漫画連載が始まると必ず目を通す“癖”がある僕は、『少年マガジン』で連載がスタートしてすぐに読み始めたんですけど、「これは来たかも……」っていきなり喰らいましたね。

そこから『メダかわ』好きを公言するようになって、講談社さんからインタビューされたこともありました。お会いしたことはないですが、久世先生のサイン入りの1巻も持ってますから。



で、これがどんな漫画かというと、直接的な描写がないエロ本です。ええ。こういったら申し訳ないですけど、絵の上手いエロ本。すべての男子が妄想した、最高峰の描写がぜんぶ詰まってます。どんな徳を人生で積んだら黒岩メダカになれるんだよ、いったい……。

結構、心情的に持っていかれる漫画です。『少年マガジン』で連載はいまも続いてますが、飽きることもない。先が読めそうで読めない、不思議な漫画です。

イラっとするくらいあり得ない!だから面白い



主人公は「黒岩メダカ」という高校2年生の転校生。彼は実は寺の息子で、色恋は戒律で禁止されています。愛想はよくないし、無口だし、無表情。そんなメダカに、大阪出身の川井モナっていう可愛い女子が近づいてきます。

関東に住んでる人間あるあるだと思いますが、めちゃくちゃ可愛い女の子がいて、しかも関西弁を話すっていう時点でやられませんか? そのうえ、スタイルもいい。モナは生まれたときからモテるんですよ。なのに、自分のかわいさがメダカにだけは通じない、そんな話です。



温暖化、物価高騰、戦争。いろんな問題がある世の中で、こんな漫画はなかなかねぇぞ、って思います。格闘技とか殺し屋とか伏線がどうこうとか、そういう話じゃない。ただひたすら、可愛いモナを含めた女の子全員がメダカを巡って争うっていうだけの話です。

登場人物の女子が全員可愛いんですよ。あり得ないでしょう、イラッとするくらいあり得ないんだけど、それを含めて面白い。メダカはブサイクじゃないけどイケメンでもない。なのに、少しずつかっこよく見えてくるし。
2/3

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