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2026.07.18

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還暦後も“365日ラーメン生活”を継続!63歳ベテランが推薦する「冷やし辛麺」4杯。北極、辛紅、坦々涼麺…


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連載「トッププロが数珠つなぎ!「俺たちレーメン's」」とは……

年間数百杯のラーメンを食す強者たちに「冷やし麺」を紹介してもらう本企画。前回のさぴおさんに続き、2回目は、還暦を過ぎても毎日ラーメン生活を送るベテランマニア・ろせみーさん推薦の「冷やし辛麺」をご紹介。
案内人はこの方!
ろせみー●音楽雑誌の編集者、ライターだった20世紀末、取材で全国を回るなか、ご当地ラーメンに開眼。2008年頃からゆる〜く食べ歩き開始。ある日、ラーメン官僚と出会い、年間800という杯数に衝撃を受け、年400杯ペースにマシマシ。63歳になり杯数は減らしつつも、全国食べ歩き継続中。原点は「東池袋大勝軒」「目白丸長」。Instagram@roseme_ramen

ろせみー●音楽雑誌の編集者、ライターだった20世紀末、取材で全国を回るなか、ご当地ラーメンに開眼。2008年頃からゆる〜く食べ歩き開始。ある日、ラーメン官僚と出会い、年間800という杯数に衝撃を受け、年400杯ペースにマシマシ。63歳になり杯数は減らしつつも、全国食べ歩き継続中。原点は「東池袋大勝軒」「目白丸長」。Instagram:@roseme_ramen

こんにちは、ろせみーです。1980年頃からラーメンを愛し続け、還暦を過ぎようとも、一日一杯ペースを欠かさない年寄り入門者でございます。 

ラーメン店で発売される“夏の限定ラーメン”からセレクトした今回。なかでも私は“冷たくて辛いラーメン”に絞りました。
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まずは辛うま界の絶対王者として知られる名店から、表裏一体な2杯。そして、インバウンドの皆さまにも人気の店、東京のド真ん中で40年以上愛されるレジェンド店を選んでみました。

都内の“冷たくて辛いラーメン”を食べ歩いて、暑気払いといきましょう!

マイベスト① 蒙古タンメン中本の「冷たい北極ラーメン」&「冷たい冷し味噌ラーメン」



「蒙古タンメン中本」さんに通うこと25年。日常の昼メシとして、多い時期は週4、5回のヘビロテ。初老になった今もハートを握られたまま、週に1度は通っております。

名実ともに「辛うまラーメン日本一」と名乗るに相応しい中本さんですが、発売店や期間を絞った限定メニューが、毎月、各店(全30店)で豊富に提供されていることも大きなポイント。

新作、旧作復刻、非辛もあれば激辛もある限定メニュー。当然、夏の暑い季節を意識した“冷たい”作品も多数あり7月に入って多く登場しています。

こちらのメニューは高田馬場店にて。

こちらのメニューは高田馬場店より。


まず、川崎店で食したのは「冷たい北極ラーメン」。2024年夏に初登場し、好評価の声が多かったのかその後も提供店舗が増え、今年もファンの声に応えてくれています。

「中本」さんのレギュラーメニュー「北極ラーメン」は、温かいラーメンで一番の激辛。もちろん「冷たい北極ラーメン」にも同様の辛さがあります。ですが北極ラーメンは食べたことがあるけど、冷たいのは未食という方、味の違いにびっくりしますよ。

激辛ラーメン「北極」の冷やし版、「冷たい北極ラーメン」。

激辛ラーメン「北極」の冷やし版、「冷たい北極ラーメン」。


スープはとにかく“脂っこさがなく、すっきり”した仕上がりです。ラードなどの油脂は、冷やすと固まるため極力カットされ、口当たり、喉越しの感覚は「北極ラーメン」と似て非なるもの。どっしりした「北極ラーメン」のスープと比べ、キレのあるシャープさを感じますね。

さらに中本さんの味付けに欠かせないニンニク片も入っていません。代わりに旨味の軸になったのは、ショウガ。すりおろされたショウガの粒感が舌の上で転がるごとく、強く主張しております。 

ショウガの清涼感、油脂分が少ないが故の軽快な感触が、辛さのなかに特別な「涼味」を生み、新しい“中本感”が漂う逸品です。



もうひとつ、麺にも特徴あり。中本のメニューで全般的に使われているモチっとした中太麺ではなく、細麺が導入されているのです。以前から、中華そば寄りの非辛限定メニューに使われてきた細麺ですが、定番の麺に慣れた方には新鮮に刺さると思いますよ。自分、この麺大好きです。

実食時、流水でキンキンに絞められているのに硬さを感じない歯ざわりだった細麺。決して“麺が伸びる”ほどではない良きバランスをもって、食べ進むと適度にスープを吸います。まるで麺自体に旨味が注入されていくかのように。

具は温かい「北極ラーメン」同様、茹でもやし、辛く味付けされた豚肉。スープに爽快さがあるためか、逆に豚肉がいつもより辛く、味も濃く感じましたね。



昨今のラーメンの価格情勢と比べ「冷たい北極ラーメン」は1050円、安いと思います。私はトッピング「納豆」(120円)を追加いたしました。納豆の甘味が北極系の刺さすような辛さを中和する感覚があり、よく食べ合わせています。

ところで、本品や次に紹介するメニューは中本さんの辛さに慣れる前に、食べないようにしましょう。初訪問で「北極」系なんて大胆すぎです。まず、基本の「蒙古タンメン」の辛さに慣れてからがベターかと。

「北極」の冷たいつけ麺版ともいえる「冷たい冷し味噌ラーメン」。

「北極」の冷たいつけ麺版ともいえる「冷たい冷し味噌ラーメン」。


“冷たい”と銘打たれた限定メニューは、もう一品リリースされています。今夏、初登場した「冷たい冷し味噌ラーメン」。立川店でいただきましたが、川崎店でも7月中は提供されています。

中本さんのメニューで“冷し”と冠されたものは、いわゆるつけ麺のこと。つまり、麺が冷たいけどスープは温かい品です。そこに“冷たい”をプラスすると、麺もスープも冷たい「冷&冷」な一杯になります。

油脂分が少なく、ショウガが効いたスープの「冷たい冷し味噌ラーメン」。「冷たい北極ラーメン」の「つけ麺」バージョンと捉えていいでしょう。



麺は「冷たい北極ラーメン」の細麺ではなく、お馴染みの中太麺。もうひとつ、大きな違いは茹でもやしとともに乗せられる、茹でた豚肉の具。“中本フリーク”なら秋津店発祥の限定メニュー「冷しゃぶヒヤミ」を連想しますね。もちろん、スープは異なりますが。

「冷たい冷し味噌ラーメン」の価格も1010円と良心的。私は「ほうれん草」と「温泉玉子」(各100円)を別皿注文し、ゴージャスにしました。玉子系のトッピングは、納豆同様に辛さを和らげる気がして好きなんです。 

通し営業なのも極めて使い勝手がいいし、店内の活気ある雰囲気も魅力。そんな「蒙古タンメン中本」さんで、暑さをやっつけてみましょう。ただし、限定メニューは店舗によって異なります。毎月末、翌月の限定メニュー・スケジュールが公式発表されるので確認して食べ歩きしましょう。
蒙古タンメン中本 川崎 
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子2-5-7
営業:10:00〜22:00 金・土は〜23:00
定休:なし
https://www.moukotanmen-nakamoto.com
※限定メニューは店舗により異なります。
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