出発点は、“壊れないメタルGショック”を作ることだった

MR-Gの初号機「MRG-1-1」。MR-Gの出発点には、“壊れないメタルGショック”を作るという挑戦があった。
MR-Gの初号機は「MRG-1-1」。さらに1996年、初のフルメタル構造モデルとして「MRG-100-1」が登場した。
当時のGショックといえば、樹脂外装によって衝撃を吸収する時計という印象が強かった。そこに、あえて金属の外装で挑む。金属は質感を高めやすい一方で、衝撃を逃がすには扱いが難しい素材でもある。
井崎氏は、その出発点をこう振り返る。
「MR-Gはつねに常識を打ち破り、『強さと美しさを調和させた時計』の探求をしています。その出発点が『壊れないメタルGショックを作りたい』という技術者の挑戦でした」。
つまりMR-Gは、最初から“高級時計”という言葉だけを目指して始まったわけではない。Gショックの耐衝撃性を金属外装で成立させる。その難題を越えようとした先に、現在のMR-Gがある。
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