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2026.05.29

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アニエスべーの「タラ号」が8年ぶりに日本寄港。海と社会をつなぐ探査船の全貌


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「The BLUEKEEPERS project」とは……
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海を観察した記録を社会へと伝えていく。そんな取り組みもまた、海を守るアクションのひとつだ。

科学探査船「タラ号」は20年以上にわたりその実践を続けてきた。世界中の海を巡り、気候変動や海洋生物多様性、マイクロプラスチックとテーマを横断しながら、海の今を見つめている。
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先日、タラ号は8年ぶりに日本に寄港。その船の全貌に迫った。

探査するだけではなく、伝えることで社会を動かす

タラ号の船内への入り口。「タラへようこそ」の文言は今回の来日に合わせて掲げられたものだ。

タラ号の船内への入り口。「タラへようこそ」の文言は今回の来日に合わせて掲げられたものだ。


タラ号の使命は、「探査すること」と「共有すること」のふたつある。世界中を航海しながら研究を行い、理解すること。そして、その成果を社会へ返し、海に過度な影響を与えない未来へつなげることだ。

タラ号は、海を知るための研究船であると同時に、海と社会を結ぶメディアともいえる。その出発点にいるのがアニエスベーだ。

一般社団法人タラ オセアン ジャパン 理事・海洋科学者 シルバン・アゴスティーニさん●筑波大学下田臨海実験センターを経て、ニューカレドニアのフランス国立研究機関UMRエントロピー(持続可能な開発のための研究所)に所属。

一般社団法人タラ オセアン ジャパン 理事・海洋科学者 シルバン・アゴスティーニさん●筑波大学下田臨海実験センターを経て、ニューカレドニアのフランス国立研究機関UMRエントロピー(持続可能な開発のための研究所)に所属。


2003年のプロジェクト開始以来、活動を支え続けてきた背景には、海洋環境への強い問題意識がある。“海を守るには、科学的な研究と、その成果を社会へ伝えていく啓発の両方が必要”そんな考えが、タラ号の根底に流れている。

これまで北極での気候変動調査、世界規模のプランクトン調査、地中海やエーゲ海でのマイクロプラスチック調査、太平洋でのサンゴ礁研究など、テーマを変えながら海の現状を追ってきた。研究成果は論文だけでなく、教育活動やメディア発信、国連での提言にまで広がっている。
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