「業界人が選出“リーバイス級に頼れる逸品”」とは……ジェンダーレスな時代とはいえ、男の原点ともいえるタフなアイテムに惹かれてしまうのは仕方のないことだ。その最たる例が、ワークウェアやミリタリーである。
日頃リーバイスのジーンズを愛する業界人たちに、それに比肩するボトムスを尋ねたところ、頻繁に愛用しているという声が多く集まったのがこの2ジャンル。目の肥えた4名が行き着いた、気になるワードローブの中身をご覧いただこう。
【写真11点】「業界人がリーバイス級に愛用する“大人のワーク&ミリタリー”4本」の詳細を写真でチェック教えてくれたのはこの4人 | 猿渡大輔(えんど・だいすけ) デイトナインターナショナルへ入社し、グラフィックデザイナーとして販促物の制作やWEBデザイン、プロダクト制作に携わる。その後、ゴードンミラーのディレクターとして奮闘し、人気、知名度の向上に大きく貢献。今はこれまでの経験を活かし、企業やブランドのプランナーとしてシーンを問わず活躍中。Instagram:@endlw | | 西野大士(にしの・だいし) ブルックスブラザーズ、アヤメのプレスを歴任し、その後に独立。パンツ専業ブランドのニートを立ち上げ、アタッシュドPRの「にしのや」を設立する。最近では韓国や自身の故郷でもある淡路島にもお店を展開し、古着フリマの「オールスターマーケット」も業界内では話題に。 | | 佐々木英治(ささき・えいじ) 20代からアパレルのファクトリーに在籍し、服作りと真摯に向き合いながら、シーンの動向も最前線で観察。その経験を活かし、満を持して自身のブランド、グランクを発表する。最近ではフランスでも展示会を催し、海外バイヤーからも高い評価を獲得。 | | 山越弘世(やまこし・こうせい) 20代にしてシップスのバイヤーを務め、渡伊し現地の空気に触れる。帰国後、2001年に故郷である桐生にてセレクトショップ「ベルーリア」をオープン。以後、鎌倉店をローンチし、ギャラリー&ショップを京都に展開。今年6月には熊本に築140年の町屋を再生した新店舗「古町美層」が開店予定。自身が足繁く通う全国各地の古着屋とのコラボイベント「Vintage Cruise」も定期的に開催中。Instagram:@belluria | |
「ディッキーズ」のダブルニーワークパンツ

| ユーザー:猿渡大輔さん |
長年お世話になってきた人も多いであろうディッキーズ。その代表作といえば「874」で異論はないと思うが、中にはもう一つの名作を選ぶ人も少なくないはずだ。猿渡さんもその一人。
「“ダブルニー”は、まさにワークパンツの中のワークパンツです。用途が明確だからこそ余計な遊びも主張もなく、何よりタフ。それもあって、これまで何本も穿いてきました。しかもその大半が古着です。使い古されているからこそ、いかにもワークパンツらしい良い風合いが出ている気がするんですよね」。

そのリアルな風合いだけでなく、過度な装飾のないストイックな佇まいも、猿渡さんの感性に響いている。
「労働者のためのウェアがルーツで、その後にファッションシーンへ受け入れられたという点ではリーバイスと共通しています。ただ、ディッキーズのダブルニーには、より労働着としての力強い気配を感じますよね。だからこそ着こなしも、その出自を意識してワークテイストのトップスと合わせ、男らしくまとめるのが自分の中での定番になっています」。
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