④ ドリス×エヌハリで魅せる、モードと武骨の境界線
コート、シャツ=ともにドリス ヴァン ノッテン デニム=エヌハリウッド シューズ=フラテッリジャコメッティ 眼鏡=アイヴァン バッグ=コーチ 腕時計=ロンジン
▶加藤さんのスナップをすべて見る加藤さん(34歳)「ドリス ヴァン ノッテン」の流麗なコートとシャツが生み出すモードな佇まいを、あえて「エヌハリウッド」のブラックデニムでカジュアルダウン。この絶妙なハズしが、キメすぎない大人の余裕を感じさせる。
足元は「フラテッリ ジャコメッティ」の革靴で再びドレスに引き締め、バッグの「コーチ」や「アイヴァン」の眼鏡、「ロンジン」の時計といった隙のない小物選びで、30代らしい都会的で知的なデニムスタイルを完成させた。

⑤ グラフペーパーのGジャンが主役。黒で作る現代のリラックス
Gジャン=グラフペーパー カットソー=ドリス ヴァン ノッテン パンツ=ヨーク シューズ=オーラリー 眼鏡=ユウイチトヤマ 腕時計=ロレックス ブレスレット=ノーブランド リング=ニーディーズ
▶北島さんのスナップをすべて見る北島豪士さん(35歳)「グラフペーパー」のオーバーサイズなGジャンを羽織り、今どきの空気感を取り入れた着こなし。インナーには「ドリス ヴァン ノッテン」のカットソーを忍ばせ、リラックス感の中にも上質なエッセンスを注入している。
ボトムスには「ヨーク」のパンツ、足元には「オーラリー」のシューズを合わせ、全体をモノトーンのグラデーションで構成。手元の「ロレックス」が、カジュアルなスタイルをラグジュアリーに引き締める決定打となっている。
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今回パパラッチした5人が証明してくれたのは、ブラックデニムが決して単なる「無難な選択」ではないということだ。ある時はモードなコートの受け皿となり、ある時はヴィンテージの武骨さを都会的に整え、またある時はニット素材と重なり合って柔らかな色気を放つ。
優秀すぎる「黒い相棒」を一本手に入れるだけで、春の着こなしの選択肢は驚くほど広がるはずだ。